幼稚園で役立つコミュニケーション力!子どものために家でできること
コミュニケーション力を高めるフォローは?
家庭内で挨拶をしっかりしよう
家族の中で「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」「ありがとう」など、挨拶し合う環境を作りましょう。
また外でも、近所の人や友だちと会えば必ず「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と、ママが率先して明るく大きな声で挨拶するようにしてくださいね。
いつもママが挨拶をする姿を見ていれば、子どもにとってそれが当たり前になるので、自然と基本の挨拶を身につけることができますよ。
子どもの話をよく聞くようにしよう
せっかちなママがやりがちなのは「今日幼稚園で何して遊んだの?ブロックで遊んだ?」など答えが「はい」「いいえ」の2択になってしまう質問をすることです。
逆に「今日幼稚園で何したの?」と聞くと、答えの範囲が広すぎて見つけられず「わかんない」「忘れた」で終わってしまうことがあります。
「今日はお庭で何して遊んだの?」など答えやすい質問にして、「砂場で遊んだ」と言えば「誰と?」「何を作ったの?」など、話の続きを引き出す質問をしていきましょう。
子どもは言葉がうまく出てこなかったり、同じことを長々と話したりします。しかし、急かさず最後まで聞いてあげてくださいね。
人との関わりを大切にしよう
普段からお散歩したり、公園や図書館や子育て支援センターなどに行ったり、ショッピングセンターや地元のお祭りに出かけてみたりと、外に出るようにしましょう。
また、近くにおじいちゃんおばあちゃんや親戚が住んでいるなら、ときどき遊んでもらうのもよいですね。
ママ友を作ってみるのも人と関わるよいきっかけになります。公園や幼稚園などでママ友ができると、同じ友だちと遊ぶ機会が増えるので、子ども同士が密なコミュニケーションを取ることもできるようになりますよ。
遊びの中でコミュニケーション力もアップ
友だちと遊んでいるときはそっと見守る
しかしそれでは子どもは人間関係がうまくいかなかったときにどうしたらよいのか、自力で学べません。必要であればアドバイスをする程度にして、親が介入しすぎないことも必要ですよ。
また、公園に行ったものの友だちの輪に入れず、我が子がひとりで遊んでいたという経験があるママも多いはずです。ついママの方からほかの子どもに「うちの子と一緒に遊んでくれる?」と声をかけたくなりますが、できればしばらく様子を見守るようにしたいですね。
子どもが自分でほかの子と仲良くなるきっかけを見つけるのも大切です。
友だちとボードゲームで遊ぶのも有効
頭を使って考えながら遊ぶので、思考力や集中力を鍛えるのにもおすすめです。天気が悪い日でも友だちと室内で楽しめるのも大きな魅力です。
最初ママがルールを説明したら、後は子どもに任せましょう。途中でルールを忘れてもお互いに「このときはこうするんだよね?」とコミュニケーションをとりながら進めることも多いです。
年長ぐらいになるとチェスやオセロ、すごろくなどで遊べます。実際にフランスの幼稚園では朝のレクリエーションにボードゲームを取り入れ、子ども同士仲良く遊ぶ光景も見られるようですよ。
親子で色々なイベントに参加しよう
ママひとりでは参加しにくいものでも、子どもと一緒ならノリで参加できることもありますよね。親子で色々なイベントに参加してみるのも名案ですよ。
まずはお住まいの自治体のサイトなどで親子参加できるものがないか調べてみましょう。そこで子どもはもちろん、ママも新しい人間関係を広げられるかもしれません。
人見知りしがちな子どもでも、ママと一緒であればきっと積極的に参加してくれるはずです。新しい場所へ踏み込むことに慣れてくると、幼稚園でも積極的に新しい友だちが作れるようになるかもしれませんよ。
まとめ
コミュニケーション力とは、自分が相手に伝えるだけでなく、相手の気持ちを察して交流できる力です。人との関りがあってのコミュニケーションなので、子どもとたくさん会話をして、たくさんの人と出会う機会を作ってあげましょう。
ママによってはコミュニケーションを取るのが苦手な人もいますよね。そんなママは、子どもと一緒に人と関わる機会を作って、一緒にコミュニケーション力を高めていくのもよいですよね。