赤ちゃんのテレビ台へのイタズラを阻止しよう!安全対策や防止策とは
赤ちゃんのイタズラは日々進化を遂げていきますよね。中でもテレビ周辺は赤ちゃんのイタズラの的になりやすいですが、テレビ台からの落下や電源コードでの感電など、赤ちゃんにとって危険がいっぱいです。そこで今回はテレビ台周辺のイタズラが危険な理由やイタズラ防止対策などを詳しくご紹介していきます。
赤ちゃんがテレビ台をイタズラすると危険
テレビ台の角や引き出しでケガをする
中でもテレビ台は赤ちゃんの目線の高さにあって、レコーダーやゲーム機などの赤や青といったライトが目につくなど、赤ちゃんの興味を引くようです。
特にロータイプのテレビ台は、赤ちゃんがつかまり立ちの練習をしやすい高さです。赤ちゃんがつかまり立ち中にバランスを崩して転んでしまい、テレビ台の角に顔や頭をぶつけてケガをしてしまう事例がたくさんあります。
テレビ台についている引き出しも注意が必要です。引き出しは、赤ちゃんの力でも簡単に開けられることが多く、赤ちゃんが自分で開け閉めをしている最中に手や指を挟んで、ケガをしてしまうことも少なくありません。
テレビやDVDの電源コードで感電する
赤ちゃんはテレビやDVDの電源コードが気になり、まずは触れる、その後はコードを握って引っ張るのがお決まりの行動です。コード類がたわんでいて、引っ張り出すことができれば、そのままコードを口に持っていってしまいます。
コードの銅線はビニール製の絶縁体に包まれていますが、もしも絶縁体に裂け目があれば、赤ちゃんがコードを触れている間、なめている間に感電してしまう危険性もあります。
テレビが倒れて下敷きになることも
テレビ台で遊んでいた赤ちゃんがいつの間にかテレビ台の上によじ登ってしまい、テレビが倒れて赤ちゃんが下敷きに…という事故も実際に起きているのです。また、赤ちゃんがコードを引っ張って遊んでいるうちにテレビの周りに飾っていた小物を倒してしまい、それに連動してテレビが傾いた、という経験をした先輩ママもいます。
テレビ台やコードの安全対策とあわせて、テレビの安全対策もしっかりと行いましょう。
テレビ台周辺のイタズラ対策をしよう
テレビ台の角にコーナーガードをつける
テレビ台の角には、コーナーガードという専用のクッションを取り付けるのがおすすめです。さまざまなカラーで商品化されていて、ベビー用品店の安全対策コーナーや100均でも購入できます。
取り付けもとても簡単で、内側(テレビ台と密着する面)には両面テープがついているので、テープを剥がして接着するだけでOKです。コーナー用以外に、側面に対応できるL字型タイプのクッションも販売されています。好みの長さにカットして使えるので、テレビ台の側面などもガードしてあげると安心ですね。
引き出しや扉はロックして開かなくする
引き出しには、引き出し専用のロックガードが販売されているので活用しましょう。強力粘着テープが施されていて、しっかりと固定できるので安心です。基本的に一つの引き出しにつき1個のロックガードを使用します。
扉のロックは、扉の形状によって使用するロックガードのタイプが異なります。片面開きの扉の場合は、引き出しガードで併用することも可能ですが、観音開きの扉の場合には観音開き扉専用のロックガードを使用しましょう。
ロック解除は引き出し用・扉用ともに、大人が両手を使用して解除する仕組みになっている物がほとんどで、赤ちゃんや幼児には開けられないので安心です。
テレビ台周辺の電気コード類は隠しておく
テレビ台周辺のコードは数本を1箇所だけまとめても、赤ちゃんがまとめていない部分を引っ張ってイタズラしてしまう可能性があります。少し手間はかかりますが、「隠す&固定」をして、赤ちゃんが触れられないようにするのが一番安全です。
コードの安全対策には、「ケーブル収納チューブ」という商品がおすすめです。プラスチックやスポンジでできた筒状のタイプや、スパイラルタイプがあり、数本のコードの端から端までをまとめて包み込むことができますよ。これらの製品を使えば、コードのほとんどの部分を隠す&固定もできるのでスッキリ収納できますし、コード全体がカバーされるので赤ちゃんも安全です。