女性の厄払いについて知ろう!厄年の年齢や身につけるとよいもの
「厄年になったから厄払いしてもらった」と、ママ友や親などから聞いたことはないですか?また「私の厄年はいつだろう」と気になったことはないですか?今回はママの厄年についてご紹介します。また厄払いとは何をすることか、厄除けに身につけたほうがよい「もの」なども、あわせてお伝えします。
女性の厄年の年齢や厄払いについて
女性の厄年は4回訪れ、33歳は大厄
厄年の数え方は現在私たちが使用している「満年齢」ではありません。厄年は「数え年」で数えます。数え年は生まれたときが1歳で、そのあとお正月を迎えるごとに一つ年をとる数え方です。今数え年で33歳でも、本厄ではないのです。
厄年でもとくに気をつけるべき時期を「大厄」と呼びます。女性は33歳で、子育て中にこの時期を迎えるママは多いですね。気になるママは厄払いをしたり厄除けになる「もの」を身につけたりして災いから身を守りましょう。
厄払いと厄除けの違いは祈祷する場所
簡単に説明すると「厄払い」は神社で「厄除け」はお寺で行われます。どちらを選ぶかは、信仰や地域の風習に従うことが一般的です。
「厄払い」は「厄祓い」とも書き、祈願祈祷をしてもらうという意味が込められています。つまり厄年の人が祈願祈祷をして、災いをもたらすものを自分から祓ってもらうことが「厄払い」です。
「厄除け」は密教系のお寺に出向いて、災厄などの邪気が寄りつかないように祈願祈祷してもらうことです。そのため厄年でなくても災難が続いている場合などには厄除けをしてもらえるようです。
厄払いはした方がよい?
あるママは「まったく気にしていなかったのに厄年を迎えた年明け早々、家族がインフルエンザなどの感染症にかかり続け…仕事でも予想外のトラブルがあったため、厄払いをしてもらった」そうです。
一方で、厄年や厄払いには科学的根拠はありません。あくまで日本の風習なので「行かないと必ず災いが降りかかる」というものではないです。
不安な気持ち抱えているのであれば、厄払いをしてもらうことをおすすめします。心が落ち着き、リフレッシュできるかもしれませんよ。
厄年になったママは厄払いをしよう
厄払いは正月から節分ごろまでに行こう
厄年は「数え年」で数えるため、1年の始まりを大切にします。1年の始まりは一般的に正月ですが、実は「立春」も二十四節気で「新年、春の始まり」になります。
立春から1年が始まると、終わりは立春の前日である節分です。この立春を軸にした1年間と正月を軸にした1年間が混ざって「正月から節分ごろまで」に厄払いへ行くのがよいとなったようです。
もちろん、この時期以外に厄払いをしても問題はありません。ママのベストタイミングがあれば、むしろその時期の方がおすすめです。
厄払いの服装はスーツやワンピースが無難
またスカートは丈が短くなりすぎないように気をつけて、素足や靴下でなくストッキングを履きましょう。高いヒールの靴も好まれません。ローヒールがおすすめです。
「平服でお越しください」と注意書きのある神社やお寺がありますが、平服だからと普段着では行かないようにしましょう。厄払いの平服とは「礼服ほどではないけれどキレイめな格好」という意味です。
格式高い神社やお寺では、カジュアルスタイルは受け入れてもらえないケースもあります。礼儀正しい服装を心がけましょう。
妊娠や出産は厄払いになる
実は厄年の妊娠や出産は「厄落とし」とも呼ばれ、むしろ縁起がよいといわれています。その理由は「赤子を産み落とす」から。産まれてくる赤ちゃんが厄を払ってくれると考えられているようです。
赤ちゃんは神様からの授かりものですから、厄年など気にせず、大切に育てていきたいですね。
ただ、ママが厄年の妊娠や出産を「なんとなく不安」と感じるなら、ストレスを溜めないためにも厄除けの祈願に行くことをおすすめします。厄除けと同時に安産も祈願してもらえば、晴れやかな気持ちで出産に臨めますよ。
ママが厄払いとして身につけるとよいもの
長寿を願う気持ちを込めて長いもの
「厄払いとして身につけるとよいもの」の一つが「長いもの」です。「長いもの」には「長寿と健康を願う」という意味が込められています。昔は平均寿命が短かったので、健康と長寿はなおのこと人々の願いだったのでしょう。
ママが「身につけやすい」「長いもの」では、スカーフやベルト、またネックレスやブレスレットなどのアクセサリーが人気のようです。どれも種類が多く、普段使いしやすいものばかりなので身につけやすいですよ。