子どもが米ばかり食べ過ぎる!バランスよく食べる方法や肥満の予防策
米以外もバランスよく食べるようになる方法
おにぎりの中におかずを入れてみる
小さく切った唐揚げや、卵焼き、焼き魚などを入れるとたんぱく質補充になりますし、きんぴらごぼうや肉じゃが、ひじきの煮物などの常備菜を入れると野菜も一緒に摂れますよね。汁気のないおかずならたいてい合いますよ。
手で口に運べるので、小さな子でも簡単に食べられますね。最初はおかずを少しだけ入れるようにすると、食べやすいですよ。
冷凍食品にも、麻婆豆腐や豚角煮、ビビンバ、ポークカレーなど、おにぎりの具として使うお惣菜が販売されているので、忙しいときは利用するのもよいですね。
ママと一緒に作ったおかずなら食べるかも
おすすめはトマトのへた取りやピーラーでの皮むき、お米とぎ、サラダの盛りつけなどです。できるだけ褒めて、食卓でもパパに「これは◯◯ちゃんが盛りつけたんだよ」などと話題にすると、子どもは嬉しくなってその料理をたくさん食べるかもしれませんね。
ママ一人で作るより手間がかかり、きれいな盛りつけはできないかもしれませんが、親子の交流になるうえ、子どもが食や料理に興味を持ってくれますよ。家庭菜園で一緒に野菜を育てるのも、子どもが野菜のおかずを食べるきっかけになることがあります。
食器や食べる場所を変えて楽しい演出を
また、下準備だけですぐ作れる簡単なおかずを準備して、文字や絵でメニューを作り、たまには食卓をお店のようにセッティングするのはいかがでしょうか?子どもが「オムレツください」と注文し「お待たせいたしました」とママは店員さんになって楽しい演出をすると、喜んでおかずを食べることも。
いつもの食事をお弁当に詰めてベランダや庭、簡易テントの中で食べるのもおすすめです。ピクニック気分になり、おかずを喜んで食べてくれるかもしれませんよ。
肥満が気になるときの食べ過ぎ予防策とは
おやつはカロリーも考えた補食になるものを
おやつには、腹持ちが悪いわりに、カロリーや塩分油分が高いお菓子やジュース類は極力避けるようにしたいですね。代わりに、炭水化物の多い米を補うような、栄養価が高いチーズやヨーグルト、果物やきゅうりの浅漬けなど、なるべく補食になるものを選ぶようにするとよいですね。
また、市販のお菓子は一切禁止にするのではなく、ときどきはお楽しみで食べる機会を作るようにすると、子どもも喜びますよ。
よくかんでゆっくり食べる習慣を身につける
スティック野菜や野菜の煮物など、一品でもかみごたえがある料理を出せるとよいですね。少し大きめに食材を切るのもよいですよ。
ママやパパも一緒によくかんだり、子どもの「カリッカリッ」というかむ音を「よい音だね!」とほめたりすると、楽しくかむ習慣がつきますよ。また、よくかむことで消化を助ける唾液も増え、内臓にも負担がかかりにくくなります。
2歳くらいまでは満腹感がわからない場合があります。あまり食べ過ぎていたら「ごちそうさましようね」と声をかけることが必要かもしれません。
ママと一緒に「ごちそうさま」の挨拶をする
たくさん食べるからといって最初からご飯を多く盛ると、すぐに食べてしまいさらにおかわりをすることもあります。できれば小さなお茶わんを使うか、少なめにご飯を盛るようにしましょう。
おかわりをしてもご飯を小出しにすると、それほど食べ過ぎずにすむことが多いです。よくかんで楽しい雰囲気の中で食事をし、おかわりは「1回まで」「おかずを食べてしまったら」などとルールを決めるとよいですね。
まとめ
時期がくればおかずも食べるようになることがほとんどです。ママがおいしそうに食べる姿を見せ、楽しく少しずつおかずのおいしさをわかってもらえるとよいですよね。
米の食べ過ぎによる肥満も心配ですが、米は活動的な子どものよいエネルギー源になります。あまり制限しすぎず、お菓子やジュースの摂りすぎにも注意して、よくかみ、だらだらと食べない習慣を身につけられるとよいですね。