子どもの発達で気になる歩く時期!遅い子の特徴や歩き始めのサポート
子どもの歩き始めを上手にサポートする方法
まずは怪我をしないよう安全な環境作りから
例えば、床に何か引っ掛かりそうなものは置かない、テーブルやテレビボードの角にコーナーガードを貼るなど、もし転んでぶつかってもダメージを抑えられるような工夫をすることが大切です。
また、歩き始めるとママの予想を超える場所に行くことがあるので「狭くて通れない場所だから大丈夫だろう」と安心はできませんよ。転んでもすぐフォローできる場所で見守ることも大切ですが、念のため色々な場所の安全に気をつけましょう。
初めにつかまりやすいものがある場所に連れて行ってみるのもよいですよ。
自然に歩き出せるような遊びに親子で挑戦
例えば、赤ちゃんがつかみやすい高さのテーブルをつかませて、テーブルの上の少し離れたところに赤ちゃんの興味を引くようなおもちゃを置いたり、ママが少し離れた場所から赤ちゃんを呼んだりしてみるとよいですよ。
普通に歩くだけでも赤ちゃんにとっては楽しいことなので、ママが赤ちゃんの両手を持って支えながら部屋を移動するだけでも喜んで繰り返そうとするでしょう。
赤ちゃんが自分で一歩でも踏み出すことができれば、後はそれを繰り返すだけなので少しずつコツをつかんできます。遊びながら歩くきっかけができるとよいですね。
子どもが歩き始めたときに気をつけたいこと
時々、ソファーの上で歩かせているママがいますが、ちょっと目を離した隙に落ちると危険ですので、転んでも大怪我をしないような場所を選ぶようにしましょう。
子どもの服装は歩きやすいように、ストレッチ素材でくるぶしぐらいの丈のボトムスがおすすめです。靴下やタイツをはく場合は、すべり止めのついたものだと安定感が違ってきますよ。
ちょっとした段差でもすぐに引っ掛かりますので注意してくださいね。
歩き始めの子どもとのお散歩デビュー
まずは子どもに合った靴選びをしよう
子どもの靴を選ぶポイントは、足のサイズに合っていて履き心地のよいものということが大前提です。子どもの成長は早くすぐにサイズアウトしてしまうことが考えられますが、大き過ぎるものを履き続けると、足の形が変形してしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、「履きやすさと脱ぎやすさ」も重要です。靴を履きたがらない子もいますので、履くときに手間取らないタイプを選ぶことをおすすめします。
ほかにも軽さや通気性も確認しておきましょう。できれば一度試着してから選ぶと失敗が少ないですよ。
安全な場所に着いてから歩こう
歩くことに慣れないうちは、公園や大自然いっぱいの広場など、安全に歩ける場所に車やベビーカーで移動してからお散歩を始めてみましょう。障害物の少ないところだとサポートをするママも安心ですし、子どもも思いっ切り歩くことを楽しめますよね。
慣れてくると家の玄関を出るところから一緒に歩くとよいですね。
外に出るだけで子どもには刺激がいっぱいです。草に触れたり飛んでいる虫を見たりなど、外を歩くことで体験できる楽しみを知って、「もっと自分で歩いて色々なものに触れたい」と積極的になってくれるのではないでしょうか。
子どもとのコミュニケーションが増える
家を出てお散歩に行けば、ママもしっかりと子どもに向き合うことに集中できますし、子どもも歩く楽しさを知るのではないでしょうか。
お散歩中ママは、一歩一歩が安定していない子どもから目を離すことができません。この時間が子どもとたくさんお話したりスキンシップを楽しんだりするよい機会です。
子どもがひとりでしっかりと歩けるようになると、そのうちママに手を引かれるのも嫌がるときがきます。今のうちに、子どもとのスキンシップやコミュニケーションをたくさん取っておきましょう。
まとめ
きょうだいでも成長に違いがあるぐらいなので、周りと比べてちょっと立つのが遅い、なかなか歩こうとしないというだけで焦ることなく、子どもの様子をよく見てペースを大事にしてくださいね。
また、不安が大き過ぎるとひとりで抱え込むのは辛いものなので「相談してみよう」という気持ちを持っておくのは大切ですよ。