子どもの発達で気になる歩く時期!遅い子の特徴や歩き始めのサポート
子どもの成長をほかの子と比べるママは多いですよね。「何カ月でハイハイし出した?」「いつ歩き始めたの?」とママ友やネットから情報を得ることも多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんが歩き始める時期や歩くための練習は必要なのかなどについてご紹介します。
目次
- 子どもが歩き始める時期と歩くまでの流れ
- 平均的な歩き始めの時期は1歳前後
- ハイハイやつたい歩きなどの段階を踏む
- 無理に歩く練習をするよりも成長を見守ろう
- 歩き始めが早い子と遅い子の特徴とは?
- 小柄で好奇心旺盛な子は歩くのが早い傾向が
- 歩き出しが遅い子は慎重な性格が多い
- 不安があるときには専門機関へ相談しよう
- 子どもの歩き始めを上手にサポートする方法
- まずは怪我をしないよう安全な環境作りから
- 自然に歩き出せるような遊びに親子で挑戦
- 子どもが歩き始めたときに気をつけたいこと
- 歩き始めの子どもとのお散歩デビュー
- まずは子どもに合った靴選びをしよう
- 安全な場所に着いてから歩こう
- 子どもとのコミュニケーションが増える
- まとめ
子どもが歩き始める時期と歩くまでの流れ
平均的な歩き始めの時期は1歳前後
「ハイハイはよくするし体力はありそうなんだけれど、なかなか立ってくれない」「ママ友の子どもたちは、月齢の早い子でもすでに歩いている」など、心配に思うママもいるかもしれませんが、元気そうなら見守ってみてください。成長度合いは赤ちゃんによって違います。
体のバランスが整ってきて、筋肉がついたり骨がしっかりしたりしてくれば、そのうち歩けるようになるでしょう。
ハイハイやつたい歩きなどの段階を踏む
赤ちゃんが危なくないように支えたり、狭いところで動きにくそうにしていたら方向を変えやすいように促したり、ちょっとしたサポートは必要かもしれませんが、基本的には赤ちゃんが自由に動いているのを見守るだけでよいでしょう。
赤ちゃんが自分で身につけた感覚は、歩き始めたときの安定にもつながります。また、ハイハイの時期が長いと足腰が鍛えられるほか、筋肉がついて転んだときに怪我をしにくくなるようです。
無理に歩く練習をするよりも成長を見守ろう
先ほど少しご説明しましたが、歩き始めが遅い赤ちゃんは1歳半ぐらいになってからの場合もあります。歩ける時期がくれば自然と歩き始めますので、1歳半ぐらいまでは様子を見てもよいでしょう。
友人ママが言うには、上の子は11カ月ごろから歩き始めていましたが、下の子は11カ月になってもまだ足をぷるぷるさせながらテーブルを支えに立てるぐらいだったそうです。1週間前に見たときは、立てていなかったということなので成長するときは早いのかもしれませんね。
歩き始めが早い子と遅い子の特徴とは?
小柄で好奇心旺盛な子は歩くのが早い傾向が
赤ちゃん自身が「歩いて自由に動きたい」「あのテーブルの上にあるおもちゃを取りたい」「テレビの後ろが気になる」など、色々なことに興味を持つことでやる気が出てくるのではないでしょうか。
歩きたい一心で自分から立ち上がることに何度もチャレンジしますし、気になる場所を見たり動くものを目で追いかけたりもするでしょう。ママにアピールして連れて行ってもらうよりも、自分で歩けば行けると思っているかもしれませんね。
また、体格は小柄で体重が軽いほうが、あまり筋肉が発達していなくても支えやすいのでしょう。
歩き出しが遅い子は慎重な性格が多い
手を離してバランスを崩したり、ひとりで歩いてママと離れたりするのが怖いのでしょう。「自分から歩かなくても指差しすれば、ママが連れて行ってくれる」と思っているのかもしれませんね。大丈夫だと分かるまでは新しいことにチャレンジすることが少ないです。
ただ、好奇心はあるけれどハイハイのほうが早く移動できるから、歩くことにチャレンジしない子もいますし、慎重というよりものんびりした性格ということも考えられます。できないことを無理にしようとしないので怪我の心配は少ないですね。
性格によっても成長に違いがあるのだと思って見守りましょう。
不安があるときには専門機関へ相談しよう
心配する必要はない場合もありますが、原因が分からないうちは不安で仕方ないと思いますので、小児科や保健センターなどの専門機関へ相談してみるとよいでしょう。相談した結果、脳や体の発達には異常がないと分かれば安心ですよね。
もし何か治療をすることで改善できる方法があれば病院の先生と相談しながら進めて行くことができるので、ひとりで悩んでいるより気持ちが楽になりますよ。
1歳半ぐらいには歩けるというのは平均的な目安ですので、周りと比べるのではなく1カ月前より成長しているかということを目安に考えてみるとよいかもしれませんね。