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新生児育児に不安を抱えるママへ。不安を解消して子育てを楽しもう

新生児育児に不安を抱えるママへ。不安を解消して子育てを楽しもう

長かった妊娠期間を経てようやくかわいいわが子との生活がスタートしたものの、日々募っていく不安に押しつぶされそうなママも多いのではないでしょうか。そこで今回は新生児の育児中に不安になる原因やその解消法、育児を楽しむためのヒントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

待望の赤ちゃんなのになぜ不安になるの?

新生児の毎日のお世話や病気が心配

ぐっすり眠っている我が子を見て「きちんと呼吸しているかな?」と常に気になったり、新生児によく見られる乳児湿疹を過剰に心配したりするなど、新生児を迎えると、ママにもいろいろと不安が出てきます。

これは、守るべき存在が増えたことによる劇的な環境の変化と「しっかりと育てていけるのだろうか」というプレッシャーが主な要因です。

赤ちゃんのお世話や病気について客観的に見るとそれほど心配はないような状態でも、不安になってしまうのはママの本能でもあります。

また、出産後は妊娠中に分泌されていたホルモンが急激に減るので、ママの体内に大きな変化が現れます。そのため、不安を感じやすい精神状態におちいる傾向にあり、新生児に対する不安感が大きくなってしまうのです。

新生児の成長についてイメージができない

赤ちゃんが誕生して1歳になるまでの期間は、首すわりやハイハイ、つかまり立ちなど赤ちゃんが目まぐるしく成長していく期間です。これまでできなかったことが数日後にはできるようになっていることもよくありますし、体重も身長もどんどん大きくなっていきます。

このような赤ちゃんの成長や、運動面・精神面の発達は、個人差がとても大きいものです。けれど、新生児の成長についてのイメージができていない場合は、育児書やインターネットに書かれているような標準的な発達過程と我が子を比べてしまいがちです。

こうした情報はあくまでも目安に過ぎないのですが、少しでもこの目安から成長や発達に遅れが見られると不安になってしまうのですね。

産後の体調不良や育児家事が不安

たとえば、産後の1カ月健診などで血圧や尿たんぱくの数値について指摘され経過観察が必要となったり、帝王切開の傷が痛んだりしていても、日々の育児に追われてママ自身が自分のことは後回しにしてしまいがちです。

そういった体調や健康への不安、そして慣れない育児がママに日々の漠然とした不安をもたらしているケースもあります。

子育ては思うようにいかないことが多く、夫婦の協力が欠かせません。ママが健康に不安を感じながら、無理して慣れない育児や家事に取り組むことは避けたいですね。

産後すぐから、パパに育児を「手伝ってもらう」のではなく、夫婦でしっかり「育児を分担」をするようにしましょう。この夫婦の協力体制は、これから長く続く子育てにおいてとても大切なことです。

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どのように不安を解消すればよい?

赤ちゃんがミルクを飲まないときの対策

ミルクの飲みが悪く、赤ちゃんの体重が増えない…と悩むママも多いようです。また、仕事復帰を考えているママにとって、赤ちゃんがミルクを飲まないということは大問題ですよね。

赤ちゃんがミルクを飲まない理由はさまざまです。まず、ミルクそのものではなく、哺乳瓶の乳首が気に入らないためにミルクを飲まないケースがあります。乳首の形や材質などを変えてみましょう。

赤ちゃんによっては、ミルクの味の好みも違います。メーカーを変えてみたり、味に濃淡が出ていないか、今一度作り方を見直してみたりしましょう。もちろん、ミルクの温度も重要ですよ。

授乳時に赤ちゃんが落ち着いてミルクを飲めるように、室温や抱き方を改めて見直すことも大切なポイントです。

赤ちゃんが泣きやまないときの対策

赤ちゃんは空腹になると泣きます。特に、新生児期は吸う力が弱く、一度にたくさんのミルクを飲めないため、授乳したばかりでもすぐにお腹が空いてしまいます。母乳に「飲ませすぎ」はないので、好きなだけ飲ませてあげましょう。

おむつが汚れた不快感から泣く場合もあります。ほんの少しおむつが汚れただけでも強い不快感を感じる赤ちゃんもいるため、泣いたらこまめにチェックしてあげましょう。

「眠い」というのも赤ちゃんが泣く理由です。睡眠サイクルが未熟な新生児期は寝ぐずりをするので、安心して眠れる環境を整えてあげてください。

あれこれ対処しても激しく泣き続ける場合は、病気やケガが疑われます。全身の状態をチェックしつつ、早めに病院へ行きましょう。

困ったときは先輩ママに助けてもらおう

心身ともに疲れてしまって困ったときには、ぜひ先輩ママに力を借りましょう。出産経験のある実母や義母といった存在は、もっとも身近な先輩ママといえます。

もちろん、親世代の育児の常識と、今の育児の常識では違いがある部分もあります。そのため、お親世代の育児についての考え方に、多少古い点があってもまったく間違っているということもないので参考程度に聞いておきましょう。

遠方に住んでいるなどで、親には頼れないという環境のママも多いですよね。その場合には、ホットラインを利用することをおすすめします。

日本保育協会が運営の「ママさん110番」、森永乳業が運営の「エンゼル110番」など電話で気軽に相談できるサービスを利用してみましょう。

不安を軽減し子育てを楽しむためのヒント

不安になるのはママになろうとしているから

育児に対する不安が強くて子育てを楽しむ余裕がないと、「どうして自分はダメなのだろう」と落ち込んでしまいがちです。けれど、落ち込む必要はありません。

新生児である我が子を前にして悩みが尽きなくて不安になってしまうのは、あなたが「ママ」になろうとしている立派な証拠といえます。すべての不安は「この子をしっかりと育ててあげたい」という愛情が根底にあるからです。

思考錯誤しながら育児に取り組むことが、よい母になるために必要なステップなのです。不安があるからこそ、ママとして成長できるのでしょう。

こうして時間をかけて、ゆっくり母親になっていくのです。子どもを育てながら、実はママ自身も子どもに育てられているのかもしれませんね。
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