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子連れ葬儀はどうすればよい?子どもの服装や参列のポイント

子連れ葬儀はどうすればよい?子どもの服装や参列のポイント

お手伝いを積極的にしよう

小さな子どもがいると、思うように動けませんよね。ですが、パパなど慣れた人に子どもを見てもらい、お手伝いをしようという気持ちを見せることが大切です。

子どもを連れて行くと、多少騒がしくても「子どもだし仕方ないよ、気にしないで」と見守ってくれる人もいれば、「なんでもっと静かにさせないんだ」と思う人もいます。そんなときにママが「子どもなんだし仕方ないでしょ」という態度になってしまうと、あまりよい印象にならず、子どもの些細な行動にも厳しい目で見られることもあります。

ママが頑張っていると、周りもあたたかく見守ってくれます。お手伝いが難しいときも「お力になれず申し訳ありません」という気持ちを伝えることが大切ですね。

子どもに事前に伝えて理解してもらおう

小さな子どもに言っても伝わらない…と思いがちですが、事前に「お葬式」がどんなことなのかを伝えておくことが大切です。

小さな子どもは、死がどういうことなのか、まだ理解できません。葬儀がどのようなことなのか分からないので、「騒いだらだめ!」と言われてもなかなか守ることができません。

人が亡くなると二度と会えなくて、葬儀はお別れをする大切な時間だということをきちんと伝えましょう。「亡くなった人とはもう会って話すことができないから、みんなが悲しい気持ちでいる」ということを、分かりやすく話すとよいですね。

事前に話すときも、目を見て真剣に話すと伝わりやすいです。ママが真剣な表情で伝えると、子どもも理解してくれるのではないでしょうか。

子連れでの葬儀ではこんな疑問も多い!

ベビーカーでの参列はマナー違反か

「抱っこ紐ならまだしも、葬儀にベビーカーを持って行くのは嫌がられるだろうか」と思うことはありませんか。葬儀会場にベビーカーで行くのは特にマナー違反ではないので、赤ちゃん連れの場合はベビーカーを持って行くと安心ですよ。

ただ狭い会場では、通路の邪魔にならない場所に折りたたんで置いておくとよいでしょう。広い会場ならママが座っている席の横に置ける場合もあるようです。

葬儀社によっては、ベビーカーでも安心して利用できるようにバリアフリーになっていたり、雨の日でも駐車場から濡れることなく館内に入れるようになっていたりなどの配慮がされています。

また、葬儀会場にベビーベッドが設置されているところもありますが、数は少ないでしょう。

子どもの荷物が多い場合のかばんについて

葬儀に持って行くバッグといえば、黒色でシンプルな小ぶりのハンドバッグがふさわしいです。ただ子ども連れだと、おむつや哺乳瓶、おしり拭きシート、着替え、ガーゼなど、荷物が多く入り切りませんよね。

そういった場合は、マザーズバッグのような大きめのかばんに子ども用の荷物をまとめて行き、受付で預かってもらいましょう。預けられる場所がない場合は、黒でシンプルなかばんに入れて、足元に置いておいても問題ありません。

車で行くときは子どもの荷物を車内に置いておき、葬儀会場内へは小ぶりのバッグで行くとよいでしょう。おむつ交換や授乳など、赤ちゃんのお世話が必要そうなら、車内の方が落ち着いてできる場合もありますよ。

火葬場へは子どもを連れて行かない?

故人の遺族や近親者の場合、葬儀の後に火葬にも参列するのが一般的です。ただ、「子どもを連れて行っても迷惑にならないだろうか」「遺体や遺骨を見ると悲しむかもしれない」などと、連れて行かない方がよいのではないかと思われるかもしれません。

無理に連れて行く必要はありませんが、命の尊さを学ぶきっかけになるので連れて行くのもよいでしょう。もし、機嫌や体調が悪く、お世話に手間がかかる場合や泣いて周りに迷惑をかけそうな場合は、葬儀場に残っていても構いません。

「妊婦が火葬場へ行ってはいけない」という迷信もありますが、現代では薄れています。妊娠中のママも体調が悪くなければ、子どもを連れて火葬場でのお見送りに参列してもよいですよ。

まとめ

子どもを連れて葬儀に参列するのは大変なことです。近い親戚以外のときは預けて行くようにするとよいですね。子どもと離れるのが難しいときは、きちんとお詫びをして欠席しても大丈夫です。

子連れで参列するときは、迷惑をかけないように気を配るよう心がけましょう。ママが頑張っていれば、周りの方も手助けをしてくれると思います。

葬儀は、そこにいるすべての人が故人と最後のお別れをする大切なセレモニーです。ママにとっても後悔のないように、きちんと準備をして行くことが大切ですね。
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