おまるで赤ちゃんのトイレ習慣が早まる?ママ目線の使い易さで選ぼう
トイレの練習は補助便座を使い最初から大人が使う便器で行う場合もありますが、最初はおまるを使っているママもいますよね。なかには赤ちゃんから使う習慣をつけているママもいます。今回はおまるの便利な点と不便な点、おまるの種類、ママのニーズに合ったタイプのおまるなどについてご紹介します。
おまるを使うメリットとデメリットとは
1~3歳ごろのトイレトレーニングに役立つ
よちよち歩きの子はトイレにしっかり座れないかもしれません。また、トイレを怖がり行きたがらない子もいて、無理にトイレに誘うとよけいに怖がりトイレトレーニングが進まなくなる可能性もあります。
幼い子は排尿の機能が未発達でおしっこの回数が多いです。トイレはその場所まで行く必要がありますが、おまるは子どものそばに素早く持っていきやすいために失敗が少ないかもしれません。年齢が低い子やトイレに慣れない子が使うのに適しているといえますね。
落ち着く場所で排泄方法を習得できる
子どもはおまるがいつも過ごしているリビングなどに置かれていれば、「いつもの場所」でトイレが練習できるために安心します。子どもをトイレに誘うのに苦労しているママは、おまるを使うとひとまず「子どもがトイレを嫌う」という課題を保留にしておしっこをする練習に集中できますよね。
排泄が上手にできるようになると自信がついて、トイレに行けるようになる子もいますよ。また、寒い時期でもおまるならば温かな室内でリラックスしながら練習ができますよね。
一方でトイレでの排泄を教えるのが二度手間
そのママの子は、だんだんとトイレを使えるようになったといいます。このような場合はおまるから移行するのが無理のない方法かもしれませんが、トイレの座り方などの練習を改めてしなければなりません。おまるからトイレへの移行がない方が二度手間にはなりませんよね。
おまるは子どもが使うたびに排泄物を掃除する必要もあります。また、リビングなどの生活する部屋に置くために、丸洗いや消毒をして清潔を保つようにしなければならないのもデメリットかもしれませんね。
おまるにはどんな種類があるの?
男の子用や成長過程で形状を変えられるもの
またいで使うタイプは前に握り手がついているので握ると力が入り、踏ん張れるというメリットがあります。一方、ズボンなどを脱いでから使うために時間がかかり間に合わない場合があるかもしれません。
男の子が立って排尿できるタイプもありますよ。通常のおまると併用して練習すると立って使う便器がある場所でも対応しやすいですね。
最近のおまるには上の部分を外すと補助便座に、下の部分は踏み台になるようなものもあり、成長過程で形状を変えられる点が嬉しいですね。
興味があるキャラクターやデザインのもの
そんなときは、子どもがお気に入りのキャラクターつきのおまるはいかがでしょうか?おまるに大好きなキャラクターがついていれば、子どもは使ってみようかなという気持ちになりやすいです。
ママもキャラクターが呼んでいるなどと言って誘いやすいですよね。上手にできたときには「トーマスも上手だねって言ってるよ」などと褒めることもできます。
トイレトレーニングを題材にしたキャラクターの絵本なども利用すると、さらに子どものやる気がアップするかもしれませんね。
日々のお手入れに手間がかからないもの
こまめに洗う必要もあるので、パーツが取り外せなかったり複雑で洗いにくい形状だったりすると大変です。取り外しが簡単でシンプルな作りの方が長く使いやすいですよ。また、コンパクトサイズのおまるは丸洗いするときに場所を取りません。
子どもがおまるまで歩いていってトイレをする場合が多いですが、ママが子どものそばにおまるを持っていってすることもあります。そのときに移動しやすいように、できれば軽くて持ちやすいのもポイントかもしれませんね。軽いと洗うときにも楽ですよ。
ママが優先したいことからおまるを選ぼう
トイレデビューをスムーズにしたい
しっかり座れない小さなころはまたがるタイプを使い、慣れてきたら座るタイプに変えるのもよいですね。キャラクターのおまるは補助便座として使ったときにもキャラクターがついている商品もあるので、トイレでもキャラクターの顔が見られて安心できる子もいるでしょう。
男の子向けの立ってするおまるには、安価で手入れしやすいものもあります。おしっこがかかるとおまるの中のプロペラが回るものもあるので、好奇心旺盛な男の子が楽しみやすいですよ。