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子どもの反抗期は成長の証し?効果的な対処法やポイントを知ろう

子どもの反抗期は成長の証し?効果的な対処法やポイントを知ろう

2歳ころの年齢はまだまだ小さくてかわいらしい部分が多く、ママは毎日癒やされることも多いでしょう。しかし、赤ちゃんのころとは違い自分の意思をしっかり主張するため「何をするにも時間がかかって大変」と悩む方もいますよね。ここでは、子どもが反抗するのは成長によいことなのかや、対応のコツなどをご紹介します。

子どもの成長過程で見られる反抗期について

2~3歳ごろやってくる第一次反抗期の特徴

2~3歳ころは会話が成り立ってきたり、好きな遊びを見つけて遊んだりするため「一生懸命話す姿がかわいい」「見ているだけで面白いな」など、楽しい毎日を過ごしている方も多いでしょう。また、子どもが自分でできることも増えてくるため、ママの負担も軽くなってよいですよね。

しかしこの時期の子どもの多くにやって来るのが、誰もが一度は聞いたことがあるイヤイヤ期です。イヤイヤ期は第一次反抗期ともいわれていて、子どもがママに対して反抗することが増えるため「どうして何でもイヤって言うの」とイライラするママも多いかもしれませんね。

ママの言ったことになんでも「イヤ」と言ってやろうとしない、自分のやりたくないことは全力で拒否するなどの特徴がありますよ。

子どもの反抗期は自我の芽生えでもある

子どもがママの言うことに対して「イヤ」「やりたくない」などと反抗ばかりすると、ママも「私の育て方が悪いせいでわがままになってしまったのかな」「どうして言うことを聞いてくれないの」など、スムーズにいかない育児にイライラしたり、自分の育て方を責めたりするママもいるかもしれませんね。

しかし、子どもがママに反抗することは、心が成長している証拠でもあるのですよ。2歳ころの年齢になると自我がはっきりしてくるため、自分の興味のあること以外は「やりたくない」と自分の意思を主張するようになります。

「反抗期なんてなければいいのに」と思うかもしれませんが、自我の芽生えは心が健康に成長している証拠なので、上手に対応していきましょう。

ママはつらいけどきちんと成長している証拠

泣くことはあってもママに反抗なんてしなかった赤ちゃん時代を思い出すと「私の言うことを全然聞かなくなって悲しい」「何を言っても反抗するから、どう接していいのか分からない」など、つらい思いをしているママも多いのではないでしょうか。

しかし、イヤイヤ期は子どもの成長に大切なものなので「大変だけれど、ちゃんと成長しているんだ」と子どもを優しく見守られるとよいですね。

先輩ママの話では、子どもが2歳半のころに「ご飯を食べよう」「着替えよう」など、ママの言うことに「イヤ」と言って反抗するようになったそうで「ついにイヤイヤ期に入ってしまったの」とつらい気持ちになったといいます。全然言うことを聞かないので、子どもと過ごすのがつらいときもあったそうですよ。

反抗期の子どもに効果的な対処法とは

まずはママが落ち着くことが大事

子どもが初めての反抗期に入ると、ママは焦ってしまい対応の仕方に悩む方も多いですよね。また「着替えてお出かけしよう」「このおもちゃで遊ぼう」など、何を言っても「イヤ」と反抗したり泣いて抵抗したりするため「じゃあどうすればいいの」と怒ってしまうママもたくさんいるでしょう。

イヤイヤ期の子どもは、ママがイライラして対応すると反抗する態度がひどくなることがあります。まずは、子どもが反抗しても落ち着いて対応することが大切ですよ。

ママの言うことにたくさん反抗する日もありますが、子どもと話す前に深呼吸をして心を落ち着かせてから対応したいものですね。どうすればスムーズにいくかを冷静に考えて行動してみましょう。

余裕を持った時間配分でイライラ回避

イヤイヤ期に入った子どもは「今から着替えて出発しよう」「お風呂に入ろう」など、ママが言ったことに対して反抗することが多いですよね。お世話がスムーズにいかず、何をするにも時間がかかることが増えてきてイライラするママはたくさんいるでしょう。

ママが落ち着いて対応できるように、時間に余裕を持って行動するように心がけてみてはいかがでしょうか。時間ギリギリで行動すると子どもが「イヤ」と反抗したときに「早くしなさい」とママも怒ってしまいますよね。

朝の用意やお風呂に入るまで、ご飯の時間など、いつもよりも時間がかかることを頭に入れて時間配分を考えると、子どもが反抗したときでも焦らず声掛けができるでしょう。

命令口調は避けて子どもに寄り添う言い方へ

子どもがママの言うことに反抗したとき、どのように対応すればよいか悩みますよね。何を言っても反抗する子どもにイライラして「◯◯しなさいって言ってるでしょう」「それはダメ。これにしなさい」など、ついつい命令口調になっているママもいるのではないでしょうか。

先ほどもご紹介したように、子どもが自分の意思を持って反抗することは、大人になっていく成長の証でもあります。自分のやりたくないことをママに必死に訴えてくれているので「◯◯しなさい」と命令口調で言うのではなく「やりたくないよね。イヤだよね」「◯◯の気持ちも分かるな」などと、子どもの気持ちに寄り添うことが大切ですよ。

子どもがやりたくなるように「じゃあこうすればどうかな?」と声掛けしてみてくださいね。

ママに注意してほしい反抗期中のポイント

いけない態度には冷静に理由を伝える

毎日ママの言うことに対して「イヤ」と反抗したり、大泣きされたりすると、ママも疲れてしまいますよね。子どもがいけない態度をとっていても、いけないことと理解させるまでに時間がかかるため「じゃあ好きにすればいいよ」と、ママのほうが諦めてしまうこともあるかもしれません。

しかし、いけない態度を放置すると、子どもが幼稚園や小学校など、社会に出て集団生活を送ったときに苦労しますよね。たとえば、気に入らないことがあったときにママのことを叩くクセがあった場合、何も言わずにいると子どもは叩くことがいけないことと理解せずに成長するため、他人のことを叩くようになるでしょう。

ただ怒るのではなく、どうしてしてはいけないのかを冷静に伝え続けることが大切ですよ。
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