赤ちゃんが触ると寝るポイントはどこ?入眠グッズや寝る環境の作り方
「赤ちゃんがなかなか寝付いてくれない」「そろそろおっぱい以外の入眠方法を取り入れたい」、そんな悩みを持っていませんか?ママがやさしく触れることで、赤ちゃんがリラックスしてくれるポイントがあるんですよ。そんなツボや触り方、お役立ち入眠グッズや寝付きやすくなる環境について、ご紹介します。
赤ちゃんが触ると寝ちゃうポイント
おでこにやさしく触れてリラックス
・眉間に指を置くと反射的に目を閉じたくなる
・思考をつかさどる前頭葉がおでこの奥にあり、なでることで緊張が和らぐ
・眉間の奥に自律神経をつかさどる下垂体があり、やさしく触ることで副交感神経のスイッチが入る
この方法は、現役保育士さんもお昼寝の寝かしつけのときに使っているテクニックだそうですよ。なかには、おもしろがってケラケラ笑って目が覚めてしまったり、嫌がって頭を動かしたりする赤ちゃんもいます。おでこを触るのはすぐに試せる方法なので、気軽になでなでしてみてくださいね。
耳のツボ効果で寝付きがよくなる
例えば、耳の上部内側、Y字型のくぼみにある「神門」というツボは、副交感神経を活性化して、ストレス緩和や精神安定によいとされています。人差し指と親指で「神門」を挟んで、こするように刺激してみましょう。
また、耳の後ろの出っ張っている骨の下のツボは「安眠」といい、その名のとおり、快眠や熟睡につながるそうです。頭の中心に向かってやさしく押してみましょう。
なかには、耳全体を触っているだけで眠くなるという赤ちゃんもいますよ。こちらも簡単に試すことができますので、寝かしつけのときに触ってみてくださいね。
そのほかの触ると眠くなるポイント
ほかにも「胸をトントンすると眠る」「手を握ってあげると安心してくれる」「口や鼻をなでると落ち着くみたい」という声が先輩ママから聞かれますよ。眠くなるポイントは赤ちゃんそれぞれですが、自分が心地よいポイントを大好きなママに触られることで、リラックスにつながるということは共通していえそうですね。
また、月齢が進むと、ママが触るのではなく赤ちゃんがママの耳や首を触りたがるということもありますよ。
なかなか寝付けない子に役立つ入眠グッズ
赤ちゃんがリラックスできる音楽
決まった音楽をかけることで「これが流れると寝るんだ」という入眠儀式にもなりますよ。Youtubeなどの動画サイトで気軽に視聴できますし、赤ちゃんの安眠用CDも販売されていますので、赤ちゃんのお気に入りの音楽を探してみてくださいね。
ただし、静かでないと眠れない子や、音楽が流れると興奮していまう子もいますので、様子を見ながら有効かどうかを判断しましょう。
赤ちゃんを包むおくるみやバスタオル
コツは、おっぱいやミルク、おむつ替えのあと、ボーっと眠そうにしているときにさっと包んであげることです。そのまま抱っこしてユラユラしているうちに寝てしまう赤ちゃんも多いそうですよ。また、生後2~3カ月頃の赤ちゃんに見られる、入眠時に急にビクッと硬直して起きてしまう「モロー現象」を抑えてくれる効果もあります。
布でくるむ方法を試す際は、暑がっていないか苦しそうにしていないかなど、赤ちゃんの様子をよく観察しながらやってみてくださいね。
吸うと安心して眠れるおしゃぶり
赤ちゃんの唇にトントンと優しくあてて、自然に吸い付くのを待つのがポイント。咥えてくれたら、ユラユラ抱っこしたり体を触ったりして、眠るのを待ちます。熟睡したら口から外しましょう。
おしゃぶりは1日何度も与えると習慣化する、歯並びや噛み合わせに影響するという声も少なからず聞かれますので、長期的な使用には注意が必要です。また、おしゃぶりを好まない子もいますので、嫌がっているのに無理に咥えさせることはやめましょう。