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実家に子どもを預けるとお菓子漬けに!うまくやめさせるコツ

実家に子どもを預けるとお菓子漬けに!うまくやめさせるコツ

おじいちゃん、おばあちゃんの家に子どもを預けることができる環境は、子育て中のママにとってとてもありがたいことですね。ですが、かわいい孫の笑顔見たさに、お菓子をあげすぎてしまう祖父母に困惑しているママも多いかもしれません。角を立てずに、うまくお菓子漬けから脱出できる方法を考えてみましょう。

お菓子による子どもへの影響ってなに?

食べ過ぎることによって虫歯の原因になる

甘いものを食べると虫歯になるとよくいわれますが、これは虫歯の原因となる菌が甘い砂糖をエサとして増殖しやすくなるからです。ですが、甘いものではないからといって、虫歯にならないわけではありません。

食べ物のカスが歯の間に長く残ることで虫歯になりやすくなるため、食事の後は歯磨きをすることが有効です。しかし、お菓子を絶え間なく食べていると歯磨きをするタイミングがありませんね。

また、食後は口の中が酸性に傾き、虫歯になりやすい時間が一定時間続きます。おやつの時間を無視して好きなように食べる習慣は危険信号です。

お菓子の量だけが問題なのではなく、ダラダラと食べ続けることが虫歯のリスクをあげるということを覚えておきましょう。

糖尿病の要因や肥満体型を引き起こしやすい

甘いお菓子やスナック菓子に含まれる糖分やカロリーは、ママが思う以上に多いものです。それだけでなく、炭酸飲料やジュースにもたくさんの糖分が含まれています。

お菓子の食べ過ぎは、簡単に糖分の過剰摂取やカロリーオーバーを引き起こします。しかも、それ以外の栄養素はほとんど期待できません。

こうした食生活が続くと、子どもでも肥満になってしまうことがあります。子どもの肥満は親の責任が問われますので、子どもがなにを食べるかは実家に行ったとしても少し管理したいですね。

また、ジュースの飲みすぎやお菓子の食べ過ぎが要因となり、子どもでも生活習慣病の一つである2型糖尿病を発症するリスクがありますので注意が必要です。

お菓子で満たされてご飯を食べてくれない

子どもはまだ自分で食事の栄養バランスを考えたり、食事の量をコントロールしたりということが苦手です。身体のためを思って野菜を食べようなんてみじんも考えることはありません。

そればかりか、好きなものを好きなだけ食べてしまうことも珍しいことではありませんね。お菓子だけでお腹がいっぱいになってしまうこともあります。

当然ですが、お腹がいっぱいになればその後のご飯を食べてくれなくなることも。さらに、夕食の時間を飛ばしてしまうと、寝る前にお腹が空いてママに食べ物を要求することも起きてきます。

そうしたことが寝不足や生活リズムの乱れにつながっていきますので、たかがお菓子の食べ過ぎと思わずに予防していきましょう。

どうして祖父母はお菓子を与えたがるの?

孫の喜ぶ顔が見たくてついついあげてしまう

祖父母にとって孫は目に入れても痛くない存在とよくいわれます。可愛がってくれることはママとしてもとても嬉しいことですが、その方法に少し困惑することもあります。

その一つが、お菓子をたくさん与えてしまうことです。ほとんどの子どもは甘いお菓子が好きですね。

お菓子をあげることは簡単に子どもの笑顔を引き出す方法です。祖父母も経験からそのことをよく分かっていますので、孫の喜ぶ顔が見たくてついついたくさん用意して、たくさんあげてしまうのです。

また、祖父母世代の人にとって、お腹が空いていることはかわいそうという認識があることも。そのため、孫にたくさん食べさせてあげたいという心理が働くのかもしれませんね。

子育ての責任は親に任せて甘やかしてしまう

自分の子どもは厳しくしつけても、孫となると甘やかしてしまう祖父母は多くいます。たまにしか会わないことや子育ての責任を負わなくてもよいことが、祖父母が孫を好きなだけ甘やかせる理由です。

極端にいえば、孫が虫歯になっても肥満になっても祖父母が困ることはありません。歯科医に行くのも、ダイエットをさせるのも親の仕事だと思っているか、そこまで気が回らないのかもしれませんね。

ママが後からお菓子をあげすぎた祖父母に対し、「子どもがお菓子の食べすぎで虫歯になりました」と報告しても、「かわいそうね」「気を付けてあげて」などといわれて終わってしまうことも。ママも「祖父母のせいで…」などとはいいにくいので、対策に頭を悩ませることになりますね。

孫が生きがい!孫に好かれたい一心だから

祖父母にとっては、たまにしか会えないかわいい孫。今この瞬間に孫に好かれることがなによりも大切なのです。「またおじいちゃん、おばあちゃんに会いたい」といってもらえることが嬉しくて仕方ないのです。

そのためには、お菓子もたくさんあげて、好きなものはなんでも買ってあげるという行動をもいといません。逆に嫌われることはなにより恐ろしいことですので、嫌いなものを食べさせたりゲームのやりすぎを注意したりができなくなってしまいます。

子育てを終えた祖父母にとって、孫の存在が新しい生きがいになっていることも珍しいことではありません。孫に好かれるための手段は選ばず、といったところは少し問題ですが、その純粋な気持ちは傷つけたくないですね。

お菓子の与えられすぎを防ぐ効果的な方法

手作りおやつやフルーツを用意して行く

お菓子をたくさん用意してくれていた祖父母の家へ遊びに行くときには、行く前におやつを持っていくことを伝えてみてはいかがでしょうか。「子どもに持たせるので一緒に食べてください」と伝えれば、祖父母の家でもある程度おやつの管理ができます。

持たせるものは手作りおやつやフルーツにすると添加物を減らし、甘さの調整をすることも可能です。ただし、子どもが普段から食べ慣れていなかったり、あまりにも健康的にしすぎたりすると、結局祖父母に違うお菓子をねだるということが考えられます。

そうなると、祖父母も断れなくなりますので、ママがおやつを用意しても意味がなくなってしまいます。子どもが喜んで食べてくれるようなものを持参する工夫が必要ですね。
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