魔の2歳児に頭を抱えるママへ!上手な対処法や心を落ち着かせるコツ
子どもが2歳ごろになると「2歳になったら大変だよ」「魔の2歳児に突入だね」など、周りに色々と言われて「2歳児ってそんなに大変なの?」と不安を抱いている方がいるかもしれませんね。ここでは、魔の2歳児に悩んだ先輩ママの話や、イライラしたときの対処法などを見て子育てに役立てましょう。
「魔の2歳児」と呼ばれる時期や理由
魔の2歳児はいつからなぜ起こる?
2歳になるとイヤイヤ期(第一反抗期)に入る子が多く、自分の気に入らないことがあると怪獣のように暴れたり、大泣きしたりするので、日中子どもと2人で過ごしているママはイライラするときもありますよね。
イヤイヤ期は早い子では1歳後半から始まり、3歳ごろに少しずつ落ち着いてくるようです。言葉が発達しておらず自分の意思をママに上手に伝えられないことも、魔の2歳児になる原因の一つでしょう。
2歳児が「魔の2歳児」と呼ばれる理由
2歳児の第一反抗期は中学生のころの第二反抗期と違って、感情をありのままに表現するためとにかくママは対応が大変でしょう。お出かけしているときでも気にいらないことがあると大泣きするので、毎回ハラハラしながら買い物をしているママもいるようです。
怪獣のようにギャン泣きする、泣きながら暴れるなどの行動から魔の2歳児と呼ばれているのでしょう。
先輩ママの体験「魔の2歳児今日の癇癪」
・お風呂に入りたくないと暴れたので「じゃあママだけ入るね」と言うと、「入る~」とギャン泣きした。
・おむつがパンパンでも、おむつを替えたくないと叫ぶ。
・自分で靴を履くと泣いたので履くのを待っていたら、「履かせてよ~」と泣き出した。
・歩いて30分かかる最寄り駅まで、抱っこして歩いてとわがままを言う。
・食事のときに、自分の好きなものが出てこないだけで泣く。
先輩ママの体験談でもあるように、2歳ごろの子どもはささいなことがきっかけで癇癪を起こすようですよ。
魔の2歳児の上手な対処法を知ろう
気持ちに寄り添った声かけを
たとえば、お風呂に入りたくないと泣いている子どもに「早く入りなさい」と怒ると、余計に激しく泣き始めますよね。「お風呂入りたくないんだね。嫌な日もあるよね」と子どもの気持ちを受け止めることで、「ママが気持ちを分かってくれた」と子どもの心は落ち着いていくでしょう。
子どもの心を静めるためにも優しく声かけをして、落ち着いたところで「じゃあこうしてみたらどう?」と子どもが納得する提案を挙げてみてくださいね。
子どもが達成感を感じられるよう工夫して
「自分でやりたい」とチャレンジするのは素晴らしいことなので、子どもが「自分でできた」と達成感を得られるような工夫をするとよいですよ。たとえば、ボタンが大きめのパジャマを用意する、靴は履きやすいものを選ぶ、子どもが自分で片づけられるような収納グッズを使うなど、少し工夫をするだけで自分でできることが増えますよね。
自分でできることが増えていくと、できずにイライラして泣くことが自然と減るでしょう。
子どもの気持ちをそらしてしまう手も
激しく泣いているときは、何か別のものに気持ちをそらすことも大切です。たとえば、お家にいるときだと好きなテレビをつける、違う遊びを提案するなど、子どもの気分を変えられるように工夫するとよいですよ。
また、お出かけ先で泣き始めたときは、おやつやジュースで気分をそらせる、「お家に帰ったらパパと遊べるよ」と声かけするなど、違うことに興味が持てるとピタッと泣きやむことも多いので、気分をそらせる方法も考えておきましょう。
イライラしてしまうママが心がけたいこと
叩く、怒るはNG行為
イライラが限界を超えて、子どもを叩いたり、大声で怒ったりしていませんか?子どもがどんなにわがままを言っても、ママのイライラした感情を子どもにぶつけるのはしつけ(子どもに理解してもらえる方法で正しい方向に導くこと)ではないことを頭に入れておくことが重要です。
叩く、怒るなどは親の感情のままの行動で、子どもにとっては恐怖心しか抱くことができません。叱るときも子どもへの愛情を忘れずに接しましょう。