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マタニティ用の座椅子はある?メリットやおすすめの使用方法

マタニティ用の座椅子はある?メリットやおすすめの使用方法

お腹が大きくなるにつれ、多くの妊婦さんが悩まされる腰痛。お腹の重さも相まって、とても辛いですよね。そんな、腰痛に悩む妊婦さんには、妊娠中から授乳期まで使える座椅子がおすすめです。今回は、腰痛に悩む妊婦さんに向け、座椅子のメリットや選び方などをご案内します。

座椅子を選ぶ際のチェックポイント

クッション性のあるもの

身重の妊婦さんにとって、座り心地はとても大切です。フカフカすぎて身体が沈んでしまうと立ち上がりにくいし、硬すぎると身体が疲れてしまいますよね。

そこでおすすめなのが、低反発クッションでできている座椅子です。低反発クッション座椅子のよいところは、座椅子特有の腰部分の金具があたって痛いということがないところです。また、低反発なので座る人によって沈み方が変わり、ちょうどよい感じに身体にフィットするのもおすすめ理由の一つです。

赤ちゃんが低月齢のうちは1日中授乳することも多いため、クッション性が高く簡易ベッドのようになる座椅子はあると重宝しますよ。毎日使うものですし、フカフカ感が長く続くものは少し高くてもコスパがよいといえるでしょう。

身体にフィットするもの

お腹が大きくなり前に出てくると、バランスをとるため反り腰になりやすく、腰痛の原因の一つになるといわれています。

また、クッション性がなく硬いイスに座っていると、妊娠していなくても腰が痛くなってきますよね。それは、知らず知らずのうちに体重が腰にかかる体勢になりやすいためです。

以上のことから、妊娠中はとくに身体にフィットする座椅子をおすすめします。座ったときに隙間ができず、身体全体がフィットすることが目安です。できれば背もたれが高く、頭も支えてくれるものだとなおよいでしょう。

そこでご紹介したいのが、スプリングコイル式の座椅子です。程よい弾力とフィット感だけでなく、ヘタりに強く非常に長持ちするのも魅力ですよ。

立ち上がりやすい高さのあるもの

お腹が大きくなると、立ち上がるのに苦労する妊婦さんは少なくありません。お腹が大きくなりにくかったり、体重があまり増えなかったりする妊婦さんでも、臨月の頃には「よっこらしょ」が口癖になっているのではないでしょうか。

座椅子というと、平べったいイスをイメージする方が多いと思います。しかし、そのような背が低い座椅子ですと座ったら最後、立ち上がれなくなってしまうこともあります。血流の悪さも腰痛の原因の一つです。立つのがおっくうなものですと、座りっぱなしになりやすく血流悪化の原因にもなります。

そのため、妊婦さんが使う場合は少し高さがあるものをおすすめします。気持ちよく座れて、適度に体勢が変えやすいものが、妊婦さんにとってはベストですね。

座椅子を使うメリットやデメリット

腰痛が悪化するかも?座椅子のデメリット

座椅子は床生活が主だった日本で生まれ、正座やあぐらなどの姿勢を補助する役割で誕生しました。よって、サイズ展開も乏しく、身体にフィットするようには作られていません。

背もたれがあるので、ただ床に座るよりは楽な感じがしますが、腰に体重がかかる体勢になりやすいのが欠点です。この体勢は腰痛を引き起こしたり悪化させたりする原因になります。

また、家具量販店などで売られている安価な座椅子は、ウレタンなどの安くて薄い素材が使われていることが多く、クッション性があまり期待できません。クッション性がないと座った際に腰に隙間ができ、腰にさらに負担がかかります。

腰痛を悪化させないためにも、クッション性やフィット感はとても重要なのです。

リラックス効果がある座椅子のメリット

妊娠中はホルモンの関係で情緒不安定になりやすくなります。赤ちゃんが生まれるのが楽しみな半面、不安なことが多いと感じるのは当然のことです。また、なにかと制限されることも多くストレスを感じる方も少なくありません。

また、お腹が大きくなったり胎動が激しくなったりすると、夜なかなか眠れないこともあるでしょう。思うような体勢が取れず、ベッドではゆっくり休めないことも多いです。

そのため、リクライニングで好きな角度にできる座椅子は、リラックスするのにぴったりだといえます。ゆったりした気持ちになれる場所があるのは妊婦さんにとって大きなメリットです。ママがリラックスしていると、お腹の赤ちゃんもリラックスしてくれますよ。

座椅子を使う際の注意点

身体にあう座椅子を見つけられたとしても、姿勢が悪い座り方では腰痛予防があまり期待できません。また、リラックスしすぎて同じ姿勢を続けることも、血流が悪くなり腰痛の原因になる場合があります。

まず、正しい座り方を意識しましょう。背もたれの付け根にお尻が当たるくらい、深く腰掛けます。このとき、背筋はまっすぐに伸びているかを意識します。

スマートフォンなどを見ていると、つい猫背になりがちです。猫背は骨盤が圧迫されやすく、骨盤の開きの原因になり腰痛にも繋がります。また、左右どちらかに体重をかけるクセがある方も注意が必要です。

そして、できれば1時間に1回程度は立ち上がって血流が滞らないようにすると、さらに腰痛予防が期待できますよ。
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