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赤ちゃんのお昼寝で生活リズムを整えよう。ベストなお昼寝方法とは

赤ちゃんのお昼寝で生活リズムを整えよう。ベストなお昼寝方法とは

赤ちゃんにお昼寝して欲しいのになかなか寝てくれないと困りますよね。お昼寝は赤ちゃんにとってどのような意味があるのか気になるママも多いといいます。月齢によって必要なお昼寝の時間や、快適なお昼寝の環境を知ることから始めてみましょう。ベストなお昼寝方法や、赤ちゃんの生活リズムを整える参考にしてくださいね。

赤ちゃんのお昼寝が大切な理由を知ろう

赤ちゃんの睡眠メカニズムについて

生まれて間もない赤ちゃんは、昼と夜の区別がつかず1日のほとんどを眠って過ごします。生後3~4カ月になると次第に昼や夜の区別がついてきて、起きている時間も長くなってきますよ。

このころに、「昼は起きる。夜は眠る」という体内時計もできてくるそうです。1日25時間の体内時計が24時間に修正されるのもこのころですよ。

体内時計ができることで、朝日を浴びるとその14~16時間後にメラトニンという眠りを誘うホルモンが分泌されて眠くなるそうです。このメラトニンによって睡眠のリズムができ始めるのですね。

生後6カ月ごろから眠っている間に成長ホルモンが分泌されるようになり、1歳ごろには午前1回午後1回のお昼寝のリズムができ始めますよ。

赤ちゃんがお昼寝をする意味とは

赤ちゃんにとってお昼寝はとても大切なのですが、それには大きく二つの理由があります。

一つ目は「眠ることで成長ホルモンが分泌される」ためです。成長ホルモンは、人の成長を促して身長や体重の増加を促します。ほかにも、大人が疲れたときに眠ってエネルギーを回復するのと同じように、赤ちゃんが起きているときに活動した疲労を回復したり免疫力を高めてくれたりするそうですよ。

二つ目は「睡眠が脳の情報整理と記憶を助ける」ためです。脳は、日中に吸収した情報を眠っている間に整理し、記憶として書き込んでいきます。

このように、睡眠は赤ちゃんの体と脳の発達にとって、とても重要な役割があります。急激な成長に対応するためにはお昼寝をしないと追いつかないのですね。

月齢別赤ちゃんのお昼寝の平均時間

赤ちゃんは成長するにしたがってお昼寝の時間が変化していきます。赤ちゃんが生まれてから2カ月ごろまでは1日のほとんどを眠って過ごし、睡眠時間は16~18時間にもなります。

3~4カ月頃になると少しずつ起きている時間が長くなってきますから、お昼寝も午前1時間、午後2~3時間、夕方も1時間ほどするようになるでしょう。

5~6カ月になると夕方のお昼寝がなくなりますが、たそがれ泣きや夜泣きが始まることがあります。お昼寝を短めにして活動量を増やすと夜泣きが軽減されることがありますよ。

7~8カ月になると午後のお昼寝は1時間ほど減り、9カ月になるころから午前中のお昼寝をしない赤ちゃんも増えてきて、午後1回2時間ほどになりますよ。

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快適なお昼寝のための環境を整えよう

お昼寝の場所や明るさを工夫しよう

赤ちゃんにとって大切なお昼寝のために、心地よい環境を整えましょう。

まずは、お昼寝をする場所ですが、リビングなどのママの目が届きやすい場所がよいでしょう。赤ちゃんに何かあってもすぐに対応できますし、赤ちゃんもママの気配を感じている方が安心してお昼寝ができます。

ベットでも布団でも構いませんが、移動できるお昼寝用の布団があれば赤ちゃんの眠る場所を選べるので便利ですよ。赤ちゃんと年齢の近い上の子がいたらベットで安全を確保したほうがよいかもしれません。

理想的な明るさは、木陰ぐらいの薄暗さがちょうどよいといわれています。明るくてもたいていの赤ちゃんは眠りますが、ぐっすり眠るためにはカーテンを閉めて少し暗くしましょう。

お昼寝しやすい理想的な温度を知ろう

赤ちゃんは体温調整がまだうまくできません。ですから、ママが周りの室温を調整して赤ちゃんに快適な温度を設定しましょう。

赤ちゃんにとって理想的な温度は、夏場は26~28℃、冬場は20~23℃だそうです。夏はエアコンの風が直接当たらないように気をつけましょう。直接風が当たることで体温が下がって風邪をひいてしまうかもしれません。

冬は暖房に気をとられて、乾燥し過ぎないようにしましょう。理想的な湿度は60%程度ですので、湿度にも注意が必要です。夏も冬も部屋には温度計と湿度計を置いて管理しましょう。

赤ちゃんの個人差もありますので、様子をみて汗をかいていないか、手足が冷えていないかを確認し、快適かどうかを判断するのがよいですよ。

赤ちゃんがお昼寝しやすい音環境を作ろう

赤ちゃんは本当に眠かったら、どんな大きな音がしても、何をしているときでも眠ってしまいますよね。おっぱいを飲みながら眠ったり、おむつを替えていても眠っていたりします。

それでも、できるだけぐっすりと眠れる環境を作るためには、静かな環境の方がよいですね。戸の開け閉めの音や椅子を動かす音など、日常的に聴こえる音であれば大丈夫ですが、テレビを消したり窓を閉めたりして、できるだけ静かな環境を作りましょう。質のよい睡眠を取るためには静かな環境作りが大切なのです。

まったく音がない環境が気になるママもいるでしょう。リラックスできるようなオルゴールの音を流したりママが子守歌を歌ったりして、心地よい快適な環境作りを心掛けるとよいですよ。
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