赤ちゃんとフォークの練習をしよう!事前準備や成功するためのコツ
赤ちゃんがおいしそうに食事をする姿は愛おしいですよね。次第にママが食べさせようとすると、自分で食べようとしてきませんか?今回はそろそろフォークの練習をはじめたいと考えているママに向けて、事前準備やフォークの練習を成功させるためのコツをご紹介します。赤ちゃんと食事を楽しみながら実践してみてくださいね。
赤ちゃんのフォークの練習はいつから?
まずはフォークで食べるということを伝える
最初はママがフォークを使って赤ちゃんにご飯を食べさせる中で、「これはご飯を食べるときに使うんだよ」と伝えていきます。ママやパパも食事のときは、積極的にフォークで食べる姿を赤ちゃんに見せましょう。
絵本やパペットでフォークの使い方を見せるのもよいですよ。こうすることで、視覚的にフォークの使い方を赤ちゃんに伝えることができます。食事だけでなく、遊びの場でも伝えていきましょう。
持って食べる練習は1歳頃からはじめる
しかし、1歳を過ぎてもフォークに興味を持たない赤ちゃんもいます。フォークに興味を持つようになる時期にも個人差があるので、1歳を過ぎても練習をはじめていないからといって焦らなくても大丈夫ですよ。また、そのときの気分によっても差が出るので、興味を持ったときは積極的に練習しましょう。
しかし、フォークの練習をはじめたばかりの赤ちゃんにとっては手づかみ食べの方が食べやすいです。そのため、フォークをあまり使わないこともありますが、フォークを使って食べたときはしっかり褒めましょうね。
フォークの正しい持ち方は2歳頃から練習を
鉛筆持ちでは、上は親指、下は人差指で挟み、残りの指は軽く握ってフォークを持ちます。また、この時期になるとお椀に手を添えて食べることができるようになります。
フォークの正しい持ち方の練習をしっかりしていると、箸の持ち方もきれいになりやすいといわれています。赤ちゃんにとって鉛筆持ちは難しく、できるようになるまで時間がかかりますが、焦らずゆっくり練習を重ねていきましょうね。
フォークの練習をする前に環境を整えよう
食べこぼし対策をしておく
赤ちゃんの洋服が汚れることを防ぐためには「ポケット付きスタイ」がおすすめ。これは食べこぼしがポケットに入ってくれるので、洋服が汚れる心配もなく、お掃除も楽ちんです。
さらに、食べこぼしが床にまで落ちていることがありますよね。そんなときは事前にレジャーシートや新聞紙などを床に敷いておくとよいです。ほかにも、シリコン製のテーブルマットや少し深さのある食器を使うだけで食べこぼしを減らすことができますよ。
赤ちゃんが食事に集中できる環境を作る
マナーの面から考えても、遊び食べはあまりしてほしくないですよね。遊び食べを防ぐために、赤ちゃんが食事に集中できる環境を作りましょう。食事中はテレビを消したり、好きなおもちゃを目に入らないところに片付けたりしておきましょう。
また、何分経ったら「ごちそうさま」をすると決め、「ごちそうさま」をした後は赤ちゃんのご飯を片付けてしまいます。そうすると赤ちゃんは遊んでいるとご飯が食べられなくなると学習し、集中して食べるようになりますよ。
フォークで食べやすい食材を選ぶ
また、場合によっては赤ちゃんがうまく食べられないことにイライラして機嫌が悪くなってしまう可能性があります。食べにくい食材では赤ちゃんの集中力も低下してしまい、遊び食べや落ち着きがなくなる原因にもなります。
そのため、フォークで食べやすい食材やメニューを中心に選んで、赤ちゃんが楽しく練習できるようにしましょう。この時期はフォークでさしても形が崩れにくい食材がおすすめ。食材選びだけでなく、調理法にも配慮してフォークで食べやすくなるようにしてあげてくださいね。
赤ちゃんがフォークの練習を成功させるコツ
食事のときは使わなくてもフォークの用意を
そのため、まずはフォークに興味を持ってもらうために、食事のときはフォークを使わなくても用意するようにしましょう。そして、たまたまでもフォークを手にしたら、練習を進めるチャンスです。赤ちゃんがフォークを手にしたら、使い方を伝えていきましょう。
フォークで危ない使い方をしないか心配に思うママは、プラスチック製で先端が丸みを帯びているものを選ぶとよいですよ。さらに、フォークの扱いに慣れないうちは、ママが近くで見守るようにしましょうね。