赤ちゃんは水をいつから飲めるの?赤ちゃんが飲む水の知識や注意点
飲むときは温度を確認しよう
また、保存方法も迷うところですね。白湯は、しばらくなら常温保存していてもよいといわれます。しかし、水を沸騰させてカルキが抜けてしまったものを長時間そのまま置いておくことに不安を感じるママもいるでしょう。
そこで、衛生面の心配から冷蔵庫保管しているママも多いようですね。ところが、冷蔵庫に入れると水温が下がってしまいます。そのようなときはどうしているのでしょうか?
多くのママは、飲ませる分だけ容器に取り出し、お湯を張ったところにつけて湯煎しているようですよ。また、しばらく常温に置く、レンジで数秒温めるというママもいますね。
水の過剰摂取に十分気をつけよう
水中毒とは、水分の大量摂取でナトリウムの血中濃度が下がってしまい、「低ナトリウム血症」状態になり、生命を脅かす危険な状態です。症状には、下痢・頻尿・頭痛・めまい・嘔吐・けいれん・意識障害・呼吸困難などがあります。
このように大人でも危険な症状になる水中毒は、赤ちゃんにとってはもっと危険なものになってしまいますね。赤ちゃんは体重1kgあたり約300ml/日で中毒症状が現れるといわれています。安全性も考慮して、生後6カ月を過ぎて体重1kgあたり100ml/日程度に抑えておきましょう。
まとめ
水を一度沸騰させて白湯にしてから飲ませるのは、よく聞きます。ただし、どうして生水ではダメなのか、水にも種類があるということは普通に生活しているだけではあまり気にしないのではないでしょうか。
しかし、赤ちゃんにはどんな水がよいのか、なぜ白湯にするのかなどをママが知っておくとよいですね。