就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

2人目の妊娠出産を悩むママへ!下の子がいる喜びや育児の工夫を紹介

2人目の妊娠出産を悩むママへ!下の子がいる喜びや育児の工夫を紹介

1人目の出産・育児をしていく中で、「子どもに兄弟姉妹がいたほうがいいのでは?」と2人目の子作りを考える家庭も多いでしょう。1人育てるだけでも体力的、経済的に大変なため、2人も育てられるのかと不安を持つママもいますよね。ここでは、2人目を悩むママに2人目の妊娠・出産に関するポイントなどをご紹介します。

子どもが2人いる場合の喜びは?

上の子が下の子の世話をするようになる

一人っ子のときはなんでもママに頼りきりだった子どもが、下の子が生まれて責任感が生まれ、進んでお世話をするようになったということはよくあるようです。

年齢が少し離れていれば赤ちゃんをあやすだけでなく、おむつ交換や着替えなども手伝ってくれるでしょう。忙しいママにとっては、ちょっとしたお手伝いでも助かりますよね。上の子自身にとっても、下の子のお世話をすることで思いやりの気持ちが育まれるというメリットがあります。

また、優しい気持ちが育つほかに、自分のやりたいことを我慢して下の子の面倒を見る行動は、忍耐力もついていくでしょう。甘えん坊だった子でも、一人っ子だったときよりグッと成長した姿が見られるかもしれませんね。

子どもたちの違った成長を楽しめる

同じ両親から生まれてきても、兄弟姉妹で成長過程や性格がまったく違うということがよくありますよね。パパやママとしては、当然わけ隔てなく同じように愛情を注いで育てているつもりでも、上の子には上の子として、下の子には下の子としての接し方になってしまい、結果的に違った性格になるようです。

しかし、兄弟姉妹とはいえそれぞれ別の人格ですから違っていて当然ですし、その違いが育児の楽しみの一つでもあります。育児は「親育て」と言われることもあるくらい、パパやママが学ぶことも多いものです。

上の子は育てやすかったけれど下の子は手がかかるなど、子どもの性格の違いに悩むこともあるでしょう。兄弟姉妹の違った成長を楽しみ日々学んでいけることも、2人育児のメリットといえますね。

児童手当が2人分受け取れるので助かる

0歳~中学校卒業まで貰えるのが、「児童手当」です。生活費にしたり教育費のために貯蓄したりと、パパやママにはありがたい収入源ですよね。児童手当は子ども2人目までは、1人につき0~3歳未満が月額15,000円、3歳~中学校卒業までが10,000円の支給です。(所得制限あり)

仮に0歳と2歳の兄弟だとすると、15,000円+15,000円=30,000円×12カ月=360,000円になります。年間にすると非常に助かるお金ですよね。ちなみに0歳と4歳の場合は、15,000円+10,000円=25,000円×12カ月=300,000円になります。

児童手当は兄弟分まとめて指定口座に振り込まれるので、貯蓄に回したい方は生活費とは別に管理するとよいでしょう。

2人目を産むことが不安になる理由

2人目もお金がかかり生活が苦しくなるから

子どもはかわいいですが、育てていくにはお金がかかるのも現実です。2人になると確実に出費は増えるでしょう。さらに、子どもが大きくなるにつれて、食費などの生活費以外に「教育費」がかかってきます。

最近では幼児期から習いごとを始める子どもが増えてきていて、費用は平均すると1人につき月額1~1.5万円ほどです。2人になれば倍なので、月2~3万円かかることになります。

幼児教育無償化がスタートしたので3~5歳まではあまりお金がかからなくなりましたが、給食費や設備費、園バスの利用などは子どもの人数分だけかかるものです。子どもを大学まで行かせるのに必要な教育費は1人につき1,600万円ともいわれているので、将来のための貯蓄も考える必要がありそうですね。

仕事が忙しく育児に手が回らないから

現代の日本では、共働き家庭も増えてきています。1人目の妊娠・出産・育児で産休・育休を取得していたママにとって、職場復帰してあまり時間を空けないまま2人目妊娠による産休や育休を取得することに迷いを感じている方もいるでしょう。

仕事と家事、育児の両立は簡単なことではないですよね。もちろん勤め先の就業形態や、職場の理解度などによって違いはありますが、子どもが小さいな時期は、出勤前と帰宅後の忙しさは目が回るほどではないでしょうか。

また、働くママにとっては、パパの協力がどれほど得られるかによっても忙しさが変わってきますね。いわゆる「ワンオペ」に近い状態で共働きとなれば、2人目を産むことに不安を感じてしまうかもしれません。

年齢や不妊治療など肉体的に辛いから

最近では女性の社会進出によって晩婚化が進み、年々初産の年齢が上がってきているようです。2人目の出産となれば、当然1人目よりもパパやママも高齢になりますよね。

妊娠・出産は女性の体力や気力を消耗するものです。年齢が高くなるほど、健康面でのリスクも高くなってしまうでしょう。また、希望してもすぐに妊娠できるとは限りません。1人目をスムーズに授かったママでも、2人目不妊で悩む方も多いようです。

不妊治療は肉体的にはもちろん、経済的な負担も大きくなります。経済的な負担を考えて、2人目の妊娠を決断するのに時間がかかる方もいます。さらに、無事に妊娠・出産して赤ちゃんが生まれても、高齢になるほど育児するだけの体力が衰えてくる点も不安材料となるでしょう。
36 件

関連記事



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND