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子どものストローはいつから?ストローの練習方法や注意点について

子どものストローはいつから?ストローの練習方法や注意点について

服は汚れてもいいようにしておく

ストロー飲みの練習を始めたばかりのころは、まだうまく飲み込むことができず、口からダラダラと飲み物がこぼれてしまうことがありますよね。練習のときは食事用スタイやエプロンなどをつけて、服が汚れないようガードしておきましょう。

お茶やジュースだとこぼしたときの汚れやシミが気になる、というママは、湯冷ましで練習するとよいでしょう。夏場の水分補給にも、湯冷ましを持ち歩くと、多少こぼしても気にならずに済みますよ。

面白がって口に含んだ飲み物をブーっと吐き出して遊びだす子もいるでしょう。ママはイライラしてしまいますよね。水分を通さないシリコン製のスタイや、袖まで覆えるエプロンでしっかりガードし、着替えや洗濯の手間を減らしましょう。

嫌がるときは無理をしないように

ストローは、母乳や哺乳瓶に比べて一度に口に入る水分量が多く、同じようなペースで飲もうとすると気管に飲み物が入ってむせてしまうことがあるそうです。「むせて苦しい」という印象がついてしまうと、本格的にストローを嫌がってしまうことがあります。

まだ難しそうだなと感じたら、焦らず少し期間をおいてから再チャレンジしてみるようにしましょう。

ストローが使えるようになるとお出かけの荷物も少なくて済み、ママは大助かりですよね。早くストローをマスターしてほしいところではありますが、まだうまく飲めなかったり、子どもが嫌がっていたりするようなら、無理はせずゆっくり子どものペースに合わせて進めるようにしましょう。

お出かけのときはマイストローを持参しよう

プラスチックストローを減らして環境に優しく

最近、外で飲み物を購入するとプラスチックストローをもらう機会が減ってきたと感じているママもいるでしょう。環境破壊の原因となるプラスチックごみを少しでも減らすため、世界的にプラスチックストローを廃止し始めています。

「ストローなんて細いから、廃止してもプラスチックごみは減らないのでは?」と考えるママも多いと思いますが、確かにそれだけではプラスチックごみの減少にはなりません。しかし細くて滑りやすいプラスチックストローはゴミを回収する際に抜け落ちたり、知らぬ間に海へ流れ出たりして回収しきれていないのが現状です。

ある調査によると、海で回収された最も多いプラスチックごみのランキングでストローは7位という結果になっています。意外と多いことに驚きますよね。

色々な素材でできた環境に優しいストロー

プラスチックストローがなくなるのであれば、子どものストローはどうしたらよいのか疑問に感じるでしょう。最近はプラスチックストローに代わる商品が色々と開発され市場に出てきているので、子どもが使いやすい素材のものを手に入れてみるのも一案ですよ。

耐久性と耐水性に優れたワックスペーパーを使ったストローであれば、使用後に燃やしても有毒ガスがでないので自然に優しいと評判です。カフェやレストランで見かけることもあるかもしれません。

洗って何度も使いたいのであれば、竹製のストローもおすすめです。これなら子ども用のマイストローとして持ち歩くのにもぴったりです。

飲食店によっては太めのパスタをストロー代わりに使っているところもあるようですよ。斬新なアイデアですね。

ストローを使ったらしっかり消毒しよう

一部の飲食店チェーンでは、プラスチックストローの廃止に伴い、飲み口を工夫したカップを出すところも増えてきています。しかし幼児には飲みづらいのが現状です。お店にストローがない場合に備え、マイストローを持ち歩くよう心がけたいですね。

竹やステンレス製などの洗ったら何度も使えるストローであれば環境にも優しく経済的ですが、使ったら自宅でしっかりと消毒するようにしましょう。特にジュースや牛乳などを飲むと内部がべたつきやすく雑菌も繁殖しがちです。

スプレータイプの洗剤をストローの中に吹き入れたり、ストローブラシを使ったりして清潔に保つようにしましょう。素材によっては台所用漂白剤で消毒するのも効果的ですよ。

まとめ

子どものストローを始める時期の目安やストローの練習のしかた、注意点を紹介してきましたがいかがでしたか。離乳食が進むにつれ、母乳やミルク以外の水分がスムーズにとれるようになると、ママはずいぶん楽になりますよね。お出かけの荷物も減ることと思います。

ママが「そろそろストローを使ってみようかな」と思ったときが始めどきです。ただ、練習を始めてすぐに飲めるようになったという子もいれば、うまく飲めるようになるまで数カ月かかったという子もいます。焦らず、ママと子どものペースで練習してみてくださいね。
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