2人目産後に上の子問題!ママのイライラと赤ちゃん返りへの対処法
「上の子可愛くない症候群」に悩んでいるママは意外と多いですよね。可愛くて仕方がなかった上の子に対して、イライラしたりうまく甘えさせられなかったりなど、心の変化に悩む方もいるでしょう。ここでは、赤ちゃん返りした上の子との接し方、上の子のストレス発散方法などをご紹介します。
あんなに可愛かった上の子が可愛くない!
下の子のお世話と上の子のわがままで板挟み
上の子に対してマイナスな感情になると、罪悪感を持ってしまうでしょう。上の子を以前のように可愛がりたいと思っても、産後で疲れている、赤ちゃんのお世話で大変など、疲れや忙しさからママはうまく感情がコントロールできませんよね。
赤ちゃんのお世話はしないといけない、上の子の欲求も満たさなけばいけないという思いから、ママはますます余裕がなくなっていきます。上の子を可愛く思えない気持ちは、産後の多くのママが経験する感情ですよ。
イライラして怒り上の子が泣くという悪循環
ストレスも溜まってきて心身ともに疲れると、ちょっとしたことでもイライラしてしまいますよね。上の子に対して「それくらい自分でして」、「なんでそんなこともできないの」とイライラをぶつけがちではないでしょうか。
疲れてママがイライラする、ついきつく怒ると上の子が泣くという悪循環に陥るときも多いでしょう。また、上の子もママのイライラを感じ取って、いつも以上に泣いたりわがままを言ったりすることもあるかもしれません。
上の子の気持ちを分かっていてもうまく接することができないと、ママもつらいですよね。
上の子に期待し過ぎないことが大事
しかし、上の子もまだまだ産まれて数年の幼い子どもです。赤ちゃんと比べると大きく見えますが、まだママに甘えたい気持ちがいっぱいの小さな子ども、ということを忘れないようにしましょう。
お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから我慢して欲しい、というママの気持ちも分かりますが、上の子もママにアピールしたい気持ちでいっぱいかもしれません。「上の子だから」といった気持ちはできるだけ持たずに接することが大切ですよ。
上の子の赤ちゃん返りへの対処法:精神編
何をするにも上の子優先で!
上の子を抱っこしていたり、遊んでいたりしている最中に下の子が泣き出すときもありますよね。そのようなときは、下の子が危険でない場合はできるだけ上の子との時間を優先し、後で下の子のお世話をしましょう。同時に泣いているときも、まず上の子を気持ちを優先するとよいですよ。
そうすれば、上の子は「ママは自分を大切にしてくれる」と心が安定します。上の子の気持ちが満たされれば、下の子のお世話をしても上の子が邪魔をする、わがままを言うなども減ってくるでしょう。
ママが手を離せないときはパパの出番
そんなときは、パパの出番です。上の子だからできる特別な遊びをパパとしてもらいましょう。下の子が食べられないお菓子を食べたり、上の子だから行ける場所に連れて行ったりして、上の子に「特別感」を与えることが大切です。
また、パパが下の子のお世話ができるときは、ママと上の子が過ごす時間を作りましょう。二人でお風呂に入ってゆっくり話をする、お散歩して上の子がママを独り占めできる時間を作るのもおすすめです。
二人の時間はママにとっても、上の子の大事さや可愛さを再認識するきっかけになるかもしれませんよ。
毎日寝る前にハグして大好きと伝える
大好きなママとのハグは、子どもにとって最高のご褒美です。ママにぎゅうっと抱きしめられることで、上の子は安心感を持ち心が安定しますよ。
「大好きだよ」「あなたはママの宝物よ」など、上の子のことも大事に思っているという気持ちは、毎日伝えましょう。ママの言葉に上の子も嬉しくなって、笑顔で過ごせるのではないでしょうか。
上の子に冷たくしてしまい自己嫌悪になるママも多いですが、上の子を抱きしめることでママの気持ちを落ち着かせる効果もありますよ。