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赤ちゃん返りで歩かない理由とは?甘えん坊さんの心を優しく育むコツ

赤ちゃん返りで歩かない理由とは?甘えん坊さんの心を優しく育むコツ

子育てで忙しいママにとって、子どもが赤ちゃん返りの行動を示すとどうしたらよいのか困ってしまいますよね。そこで、赤ちゃん返りが原因で急に歩かなくなってしまって困っているママのために、赤ちゃん返りの原因やママができる対応の仕方についてご紹介します。

子どもによって違う「赤ちゃん返り」の行動

自分でできるはずのことをしなくなる

子どもは2~3歳ごろになると自分の力だけでできることが増え、ママは少しだけ楽になっていきますよね。しかし、これまでできていたことをしなくなって、まるで赤ちゃんに戻ったような行動をすることがあります。

このような子どもの行動を「赤ちゃん返り」といい、子どもによってパターンが違うのが一般的です。

たとえば、ひとりで着替えができていた子どもがママに服を着せてもらうようにおねだりしたり、おむつを卒業したはずなのにお漏らしをしたりすることがあります。ジュースなどをコップで飲んでいた子どもが、哺乳瓶に入れないと飲まなくなるというケースも見られるようです。お手伝いをしていた子どもが急にやらなくなるのも、赤ちゃん返りかもしれません。

ママと密なスキンシップをとりたがる

今までは自分ひとりで遊ぶことが多かった子どもが、ママとの密接なスキンシップを急にとりたがるようになるのも、赤ちゃん返りの行動の一つです。ママの姿が少しでも見えなくなると、すぐに泣きだしてママの後を追う子どももいます。

お出かけのときはいつも歩いていた子どもが、抱っこを求めてきたりママにぴったりとついて離れようとしなかったりするのもよく見られる行動です。弟や妹が母乳を飲んでいるのを見て、自分もおっぱいを欲しがる子どももいます。

赤ちゃんのときのようにスキンシップを求めてくる我が子の姿を見ると愛おしくなりますが、下の子の面倒を見ているときや家事で忙しいときなどに甘えてこられると困ってしまいますよね。

下の子やママに攻撃的になる場合も

赤ちゃん返りの行動パターンの一つとして、弟や妹、ママに攻撃的になる場合もあります。ママが赤ちゃんのお世話をしていると急に機嫌が悪くなって、周りにあるおもちゃを投げたり赤ちゃんを叩いたりする子どもも少なくはありません。

子どもからすれば今まではママやパパの愛情を一身に受けていたのに、弟や妹が生まれたことで自分への愛情が奪われてしまったと感じるのは自然なことでしょう。このような妬みの感情が、暴力という形で下の子やママに向いてしまうのです。

弟や妹を叩くのはやってはいけないことだと注意する必要がありますが、攻撃的な行動の奥には「もっと自分のことを構ってほしい」という切実な思いがあることも理解しましょう。

赤ちゃん返りは子どもの心の成長の一過程

甘えと自立を繰り返して子どもは成長する

成長するにつれて自分の力でできることが増えていく一方、まだ自分にはできなくてイライラすることも多いのが成長期の子どもです。赤ちゃん返りは子どもの成長の一過程で、甘えと自立を何度も繰り返しながら少しずつ成長していきます。

自分でできることが増えてママから「お着替えができるようになって偉いね!」などと褒められると、子どもはますます頑張ろうと努力します。しかし不安なことも多く、ママに甘えたいという気持ちも湧き上がってくるものです。

子どもは、ママにたっぷりと甘えることで安心し、新しいことに挑戦しようとする意欲が湧いてきます。幼いころに甘えと自立を何度も繰り返した子どもほど、自立心が育って心豊かな人間になると考えられています。

下の子の誕生など環境の変化がストレスに

赤ちゃん返りの原因は子どもそれぞれによって違いますが、中でも弟や妹の誕生などの環境の変化がストレスになって、赤ちゃん返りが始まる子どもが多いようです。

弟や妹の誕生で上の子が赤ちゃん返りをするのを防ぐためには、妊娠中から子どもへの接し方を工夫するとよいでしょう。「あなたがママのお腹にいたときも、家族みんなで誕生を楽しみに待っていたのよ!」などと話し、赤ちゃんが生まれてもあなたのことが大切であると何度も伝えるのです。

弟や妹の誕生以外にも、幼稚園や保育園に入園したときや引っ越しで生活環境が変化したときに赤ちゃん返りの行動を示す子どももいます。子どもは、日常生活が少し変わっただけで不安な気持ちを抱いてしまうものです。

赤ちゃん返りで愛情と安心を確認している

我が子の赤ちゃん返りはママにとっては「わがまま」にしか感じられないかもしれませんが、子どもにとっては大切な成長のプロセスです。

子どもは弟や妹が生まれてよいお兄ちゃんやお姉ちゃんになろうと努力し、ママに甘えたいという気持ちを我慢しているのかもしれません。一方で、ママの愛情を弟や妹に奪われてしまうのではないかという不安な気持ちもあって、心のバランスが崩れてしまうのです。

このような心のアンバランスさが赤ちゃん返りという形で現れることが多く、わがままとは違います。そのため、ママは赤ちゃん返りを受け入れて優しく接することが大切です。ママの愛情を実感した子どもは自分がママに大切にされていることを確認できて、心が穏やかになっていくでしょう。

歩かない子どもの気持ちを受け止めよう

抱っこリクエストにはできるだけ応えて

外出のときにはいつも抱っこしていた子どもが、自分で歩けるようになるとママは楽になりますよね。しかし、ベビーカーや抱っこ紐を卒業したはずなのに、弟や妹が生まれたとたんに「抱っこ」をおねだりすることはよくあるようです。

抱っこリクエストは赤ちゃん返りの一つで、ママの愛情を確認するための大切な行動です。子どもの抱っこリクエストには、できるだけ応えましょう。「自分で歩きなさい!」と叱るのは逆効果です。

荷物などを持っていてママの両手が塞がっているときには、その場にしゃがんで荷物を降ろしてから抱っこをしているという先輩ママがいます。その場で少し抱っこをするだけで、満足したかのようにまた歩きだすことも多いようです。
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