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一人遊び向けのおもちゃとは?子どもの年齢別におすすめを紹介

一人遊び向けのおもちゃとは?子どもの年齢別におすすめを紹介

小さな子どもが成長して手指で様々なことができるようになると、一人遊びが上手になっていきますね。楽しく一人遊びをするためには、成長に合わせたおもちゃを選ぶことが大切です。そこで今回は子どもの一人遊びにおすすめのおもちゃを、年齢別にまとめました。楽しい一人遊びをする参考にしてくださいね。

3歳までが遊びやすい一人遊びのおもちゃ

1歳を過ぎたらできるようになるパズル

形や色をヒントに考えながら並べて遊ぶパズルは、1歳過ぎから遊ぶことができます。「1歳でパズルは少し早い?」と思うママもいるかもしれませんが、大きいサイズの1ピースだけを埋めることから始めれば、小さい子でも無理なく楽しむことができますよ。

一つのピースを形に合わせて埋めることに慣れたら、ピースの数を一つずつ増やしていきましょう。パズルの面白さがわかるにつれて一人で完成できるようになり、達成感が得られますよ。

ピースをはめ込んでいく動作は手と目の機能の連動を育てます。小さな子どもは連動機能がまだ発展途上ですが、遊ぶうちに自然と発達するそうです。またパズルでたくさん遊ぶと、将来算数が得意になるともいわれていますよ。

自宅で手指を使いながら楽しめる砂場

子どもは砂遊びが大好きですね。公園の砂場もよいですが、家の中で遊べる砂「キネティックサンド」なら、家で集中して一人で黙々と砂場遊びが楽しめますよ。

まとまりやすく、周りに飛び散りにくいのがこの砂の特徴です。雨の日や暑すぎる日、寒すぎる日でも、自宅で快適に砂遊びをすることができますね。

普通の砂より固まりやすいため、様々な形が作れます。型を使って型どりをしたり、手指を上手に使って色々な形を作ったりするのも楽しいです。子どもが見せてくれたら、たくさん褒めてくださいね。

素材は98%が砂で、残りがシリコンです。そのため保管方法を間違えばカビが生えます。湿気に気をつけて時々天日干しなどをすると、衛生的に長く使用できますよ。

磁石で簡単にくっつく動作も楽しいブロック

正方形、平行四辺形、三角形、五角形、扇形などの平面の形のピースを、立体的に組み合わせて遊ぶ「マグフォーマー」。子どもの一人遊びにおすすめのおもちゃです。

ピース同士は磁石で簡単にくっつくため、小さい子でも一人で簡単に色々な形を作ることができます。

年齢の低いうちはピースを平面で合わせて形を作って遊び、成長とともに立体の作品を作って遊ぶようになります。年齢に応じた遊び方が楽しめる点も魅力です。

夢中で遊ぶうちに、想像力や創造性、空間把握能力や思考力が身につき、色鮮やかなピースで色彩感覚も養えますよ。

価格の安い類似品も多く販売されていますが、類似品の中には安全性の保障がされていないものもあるようなので注意してください。

細かいことができ始める4歳を過ぎたら

興味が出てきたらひらがなや数字遊び

子どもは4歳を過ぎると、文字や数字に興味を持ち始めることが多くなります。興味を持ち始めたら、遊びながら楽しくひらがなやカタカナ、数字を使って遊べるおもちゃが活躍しますよ。

4歳ごろの子どもは遊びながら学ぶことで驚くほどたくさんのことを覚えていきます。覚えるスピードが速い子であれば、4歳でも100まで数えられるようになるのは珍しくないようです。

ひらがなやカタカナを使ったおもちゃでは、様々な単語も一緒に覚えられるものが多いですね。読める文字が増えたり知っている単語が増えたりすれば、言葉のレパートリーも自然と広がっていきます。

言葉を使った様々な表現ができるようになるなど、表現力の向上も期待できますよ。

細かい組み立てなどを楽しむブロック

5歳くらいになると図形の形や大きさがより正確に把握できるようになります。ブロックを使った複雑で細かい組み立てが好きになる時期です。

昔から世界中の多くの子どもたちに愛されている「レゴ」は、たくさんのカラーブロックを組み合わせて様々な形を作って遊びます。組み合わせ次第でどんなものでも作れるため、一人遊びにピッタリです。ブロックを組み合わせたりはずしたりする動作は子どもが手先を使う訓練にもなりますよ。

また、小さなパーツを立体的に組み合わせて形を作る「ラキュー」もおすすめです。組み合わせるとパチッと音がして「作っている」という感覚を楽しめます。

複雑な立体を作れるのがラキューの魅力です。黙々と作業に打ち込めば、集中力もアップしますね。

一人二役でイメージも広がるおままごと遊び

ママやパパは子どもたちの憧れです。憧れの親の真似をする遊びがおままごと遊びです。

おままごと遊びは、ママやパパが日常やっていること、具体的には会社へ行く、料理を作る、買い物に行くことなどを遊びの中に取り入れます。イメージを広げるおもちゃがあれば、一人遊びの幅が広がりますね。

例えばキッチンセット、またレジスターセットやお医者さんごっこのおもちゃなどがあれば、リアルな日常を真似たおままごと遊びになりますよ。コスチュームを工夫するのも楽しいですね。

人形を使っておままごと遊びをすれば、一人二役や一人三役もできます。ママ役、パパ役、子ども役の人形を用意して自分と同じ環境に見立てたり、新しく物語を考えたりなどイメージが膨らみますね。

子どもの一人遊び中ママはどうすればよい?

単調な遊びが続いていたら声をかけて

子どもは一人遊びをしながら自分の内面の世界を広げていくのだそうです。4歳を過ぎるころ、自分の内面の世界を声に出してぶつぶつひとり言を言う子が増えますが、とくに問題はないので見守ってあげてください。

一方、あまりに長い時間、単調な同じ遊びばかり繰り返している子どもは少し注意が必要です。

子どもは本来、遊びながら「もっとこうすると面白いかも」「今度はこうしてみよう」などと考え推測して、新たな方法を試していく力を持っています。遊びがどんどん変化していくことが普通なのです。

長時間かけて同じ遊びばかり繰り返すようであれば「こっちの色も素敵ね」など遊びが発展するよう声をかけ、違う遊び方に切り替えられるよう導いてください。
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