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下の子を出産し上の子がわがままに!上の子の気持ちやわがまま対処法

下の子を出産し上の子がわがままに!上の子の気持ちやわがまま対処法

ママは下の子が産まれると上の子の心が不安定になりやすいと分かっていても、出産後の気持ちに余裕がない時期に上の子にわがままを言われるとかわいいと思えなくなる場合があります。今回は弟や妹ができたときの上の子の気持ちや上の子がかわいくなくなった経験があるママの声、わがままへの対処法をご紹介します。

下の子が生まれると上の子もママも大変

弟や妹ができた上の子の気持ち

下の子が生まれるとママはお世話で忙しくなり、今までのように上の子に接していられなくなります。すると上の子は下の子のことをママを奪おうとするライバルだ感じて嫉妬心を燃やしたり、心が不安定になったりして赤ちゃん返りをする子が多いです。

赤ちゃん返りの様子は以下のとおりです。

・おねしょ
・まばたきが多いなどのチック症状
・わがままが増える
・下の子に意地悪をする
・怒りっぽい、よく泣く
・表情が乏しくなる

上の子は寂しかったりママに振り向いてほしかったりしてこのような行動を取ります。ママを困らせたいわけではないのです。大人でも嫉妬心から通常ではしない言動を取ってしまうことがありますが、小さな子どもはさらに嫉妬の気持ちが表に現れやすいのです。

上の子かわいくない症候群になるママも

株式会社サンケイリビング新聞社が運営する「あんふぁんWeb」で行ったアンケートによると、上の子をかわいくないと「よく思う」「ときどき思う」「以前そう思ったことがある」と、合わせて約8割のママが感じていました。

上の子をかわいいと思えなかったママの声には「小さな下の子はかわいいと感じても、大きくなった上の子には多くのことを求めすぎてしまう」「下の子をいじめて、なんでも自分を優先させようとする態度にイライラする」などがあります。

「下の子のお世話が大変でそのストレスを上の子にぶつけてしまう」というママもいます。ただ、ほとんどのママがかわいいと思えない上の子に対して申し訳なさを感じたり、自分を責めて悲しくなったりしています。

上の子がかわいいと思える日々は戻ってくる

ママにすべてを委ねている赤ちゃんは天使のようにかわいい存在ですよね。一方自我が芽生えた上の子は、ママに反発して生意気な発言もするのでかわいくないと思うときがあるかもしれません。

でも、もう少したつと素直だった下の子もママに反発し始める反面、上の子は人の気持ちを考えられるようになります。下の子に手を焼いているママを一生懸命助けるようになる上の子もいますよ。

すると今度は下の子をかわいくないと思う場面が出てきたり、上の子の健気さがかわいくなったりするかもしれません。そう考えると上の子がかわいくないのは一時的なものといえそうですよね。

ほとんどのママは子どもが成長するにつれて、2人とも同じようにかわいいと思えるようになっていますよ。

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上の子かわいくない症候群の対処法

上の子と2人だけの時間を作る

赤ちゃん返りした上の子を頭ごなしに叱るとよけいにわがままがひどくなる場合が多いです。下の子のお昼寝中などに上の子と2人だけで過ごす時間を作ると、上の子は満足してママを困らせる行動が減りますよ。

上の子を膝の上に乗せて一緒に絵本を読むなどして2人だけの時間を楽しめるとよいですね。下の子のお世話に追われない時間であればママは気持ちに余裕が持てるので、甘えてくる上の子にイライラせずかわいく思える場合が多いです。

また、下の子のお世話のお手伝いを頼まれた上の子は、誇らしい気持ちになって寂しさが薄れるケースがあります。無理のない範囲で頼んでみるとよいかもしれませんね。上の子のわがままが少なくなれば、ママはかわいくないという気持ちが和らぎますよ。

愛情を示し上の子の心を満たす

上の子はママが赤ちゃんのお世話ばかりして以前のように自分を見てくれなくなると、「自分はママに大切にされていない」と思うかもしれません。さらに「ママに嫌われているのではないか」と感じている場合もあります。

すると上の子は愛情を求めてよけいにママを困らせるか、気落ちして元気がなくなるかのどちらかになりやすいです。ママは1日に何度か上の子に「大好きだよ」と愛のある言葉をかけて、ぎゅっと抱きしめましょう。上の子をどうしてもかわいいと思えないときには、形だけでも構いません。

上の子の背中をさすったり頭を撫でたりしてもよいですね。忙しかったり気分が乗らなかったりしたときには、寝る前の数秒間でよいので上の子を抱きしめてみてくださいね。

わがままの理由を把握する

小さな子どもは自分からわがままの理由を話すのは難しいために、ママがそれを把握して対処する必要があります。上の子のわがままは下の子にママの愛情を奪われた寂しさが根本的な原因でも、「ママの膝が弟に占領された」など具体的な理由があるのです。

たとえばママに着替えさせてもらいたいというわがままは「弟と同じようにママに着替えさせてもらえない」ことへの不満かもしれません。怒ってしまう場合もありますが、まずは理由を考えられるとよいですね。

「赤ちゃんの着替えが終わったら一緒にお着替えしようね」などとママが気持ちに寄り添うと、上の子は理解された感じます。するとわがままが減るために、ママは上の子がかわいくないというイライラした気持ちがおさまりやすいのです。

わがままへの対応で気をつけたいこと

イライラしても感情的に怒らない

下の子のお世話で忙しいときほどわがままを言う上の子もいますよね。そんなときママは追い詰められた気持ちになり「いい加減にして!」と怒ってしまうかもしれません。

けれどもなるべく感情的に怒らないようにできるとよいですね。感情をぶつけられた子どもは恐怖心だけが残り改善するべきことを理解できない場合があります。するとママの顔色ばかりうかがうようになったり、同じわがままを繰り返したりする可能性が出てきます。

冷静になって叱ったとしても子どもにふてくされた態度を取られるとイライラするかもしれませんが、長々と叱り続けるのは避けた方がよいかもしれません。ふてくされていても正当な理由で叱られていれば、子どもは心の中で反省している場合が多いですよ。
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