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乳児の急な発熱に慌てない!病院受診の目安と自宅ケアの方法

乳児の急な発熱に慌てない!病院受診の目安と自宅ケアの方法

子どもはいろいろな病気を経験して体を強く成長させていきます。特に発熱は体に入った悪い菌やウイルスと戦っている証拠だともいいますが、実際に熱が出た乳児をみるとママはとても心配になりますよね。今回は乳児の急な発熱に慌てないために病院受診の目安や自宅ケアの方法をまとめてみました。

目次

病気以外にも!乳児が熱を出す理由

着せすぎや水分不足でも熱が出る

乳児の場合には病気とは関係のない場合にも発熱をする場合があります。よくあるケースとして服の着せすぎや水分不足がある場合です。

大人であれば暑い、寒いと訴えることができますし、状況に応じて服を脱いだり着たりすることもできますよね。しかし、乳児の場合には自分の気持ちをママに伝えることができません。特に寒い時期になると子どもが寒いのではないかと思い何枚も服を着せていることがあります。

まるで着ぐるみのように服を着せられた乳児の体は汗でびっしょりだったということもめずらしくありません。乳児は体温調節もまだまだ未熟ですし、大量に汗をかくと水分不足になり脱水状態になる恐れもあります。

こうした症状が続いたときに発熱する場合もあるのです。

6カ月~1歳の乳児なら突発性発疹かも

6カ月1歳の乳児の発熱の場合には突発性発疹が原因の発熱の可能性もあります。生まれてまもなくは赤ちゃんの体にママの免疫力が備わっていますが、その免疫も徐々に薄れていくようになります。

このときにヒトヘルペスウイルスに感染すると突発性発疹を発症します。38℃から39℃前後の高い熱が3日から5日ほど続きます。

熱が高くても機嫌や元気がある場合が多いようです。解熱後には全身に赤いポツポツが広がりますのでこの時点で突発性発疹の診断が確定します。

解熱後に赤ちゃんの機嫌が悪い日が続いて大変だったというママの声も多くありますが、それ以外には特に気をつけることはなく、発疹を治す治療薬の必要もありません。

38℃以上の熱は病気の可能性が高い

乳児の場合には大人とは違って普段の体温が少し高めです。ですので、37.5℃以上の場合には発熱していると考えられます。ただ、長時間グズグズが続き大きな声で泣いていたり、分厚い布団をかぶって寝ていた直後や、授乳を終えた直後などは37.5度以上に体が熱くなることもあり、発熱しているのではと勘違いしてしまう場合もあります。

ただ、少し様子を見て体の熱が取れれば発熱とはいいません。しばらくの間様子をみていても38℃以上の熱が続くときには病気のせいで熱が出ている可能性が高いので注意が必要です。

突発性発疹をするまでは風邪などの病気にならないと勘違いしているママも多くいますが、絶対に病気にならないというわけではありません。

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乳児の熱で受診するかどうかの判断の方法

食欲もあって元気なときは様子を見て

乳児に限らず、子どもが発熱した場合にはすぐに病院に行くべきなのか迷うというママがたくさんいます。かかりつけの病院が休診日の場合もありますし、ママの仕事の都合がつかず病院に行くことが難しいこともありますよね。

そんなときには子どもの様子をしっかりと観察してみて受診の判断をしてみましょう。まずチェックしておきたいのが食欲があるかどうかです。

一番よいのは食事が普段と変わらないくらい食べられる、もしくは少し食欲は落ちているけれどある程度なら食べることができているということです。

もう一つは元気があるかどうかです。家の中で走り回ったり遊ぶことができていればすぐに病院を受診せずに様子を見てもよいかもしれません。

診療時間内なら38℃以上は受診がおすすめ

小さな子どもの発熱は小学生くらいの年齢になるまでは頻繁に起きるものです。色々な病気を経験して免疫を作り体が強くなっていきます。

初めての発熱では解熱するまでは心配で仕方がないというママも多いでしょうし、とにかく病院を受診しなくてはと焦ることもあるでしょう。しかし、発熱する経験を重ねるごとにすぐ病院に行くべきか、様子を見るべきか迷うようになることが増えてきます。

元気があって食欲がある場合には、緊急性はない場合がほとんどですが、38℃以上の発熱が確認された時点でかかりつけの病院が診療時間内である場合には念のために受診しておくことをおすすめします。発熱してすぐは大丈夫そうであってもその日の夜に症状が悪化しては大変ですからね。

夜間で眠れていれば診療時間まで待っても

子どもが発熱したら、たとえ元気があっても念のために病院を受診するようにしているというママもたくさんいます。診察を受けることで子どもの様子も直接医師に診てもらえますしママの不安も軽減できますよね。

ただ、発熱した場合が夕方の診療が終わった後や深夜の場合にはどうしたらよいのか困ってしまいますよね。近くに24時間365日診療をしている救急外来のある病院があればそちらを受診するべきか悩むところです。

こんなときには子どもが眠れているかという点をチェックしてみてください。発熱をしていても眠ることができていれば次の日の診療時間まで待ってもよいかもしれません。

逆に、眠れない場合には体が辛いサインなので救急外来を受診してみましょう。

夜間でも受診する?すぐに診察が必要な症状

3カ月未満で38℃以上の熱があるとき

3カ月未満の赤ちゃんが38℃以上の発熱をした場合には注意が必要です。3カ月未満の赤ちゃんでも風邪などのウイルス感染により発熱をするケースは珍しくありません。

しかし、風邪などの症状でも重症化する恐れもあることや、重篤な病気が隠れていることもあります。発熱以外の症状がない場合やしっかりと眠れている場合でもすぐに病院を受診しましょう。

また、場合によっては診察後にそのまま入院治療になるときがあります。母子手帳、おむつや着替えと普段よりも少し多めのお金を持っていくことをおすすめします。

3カ月未満の赤ちゃんが発熱するとパパもママもパニックになりがちですが、冷静に状況を判断することを心がけましょうね。
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