子どもの冬靴は寒い季節に大活躍!デザインとサイズを選ぶポイント
寒い季節に活躍する冬靴は、素材や履き口の形状など選ぶアイテムによって特徴の違いがあります。今回は、さまざまなバリエーションの中から子どもにおすすめのデザインや素材とともに、サイズ選びのポイントをご紹介していきます。冬靴選びの参考にしてくださいね。
子どもの冬靴にはスノーブーツや長靴がよい
防水性抜群!樹脂製スノーブーツ
なお、樹脂素材は「EVA」と表記される場合も多いです。EVAは軽くて弾力性と柔軟性に優れており、 水を吸わない性質からスノーブーツにも多用されている素材です。
ソールから足の甲あたりまで樹脂素材になっているスノーブーツは雪解け道などでも高い防水性を発揮するでしょう。
さらに、靴底に金属製スパイクのついたタイプなら防滑性も期待できます。樹脂製スノーブーツは子どもの雪遊びの際に活躍するブーツといえるでしょう。
動きやすい布やナイロン製のスノーブーツ
もちろん、その分確かな防水性があるということなのですが、子どもの歩きやすさなどを考えると動きやすい布やナイロン製のスノーブーツの方が適している場面もあるでしょう。
布製のものでもウォータープルーフ加工や撥水加工を施されているものなら、多少の雨や雪も問題ありません。
保温性を高めるために、インソールに蓄熱素材を用いていたり裏地がフリース仕様になっていたり、または中綿が入っているブーツもあります。そのようなブーツなら、寒い冬も足元が快適に過ごせるでしょう。
手がるで手ごろな防寒長靴
ですが、一般的な長靴は保温性に乏しいのが欠点です。それをカバーするのが、裏地にウレタン素材やボア素材を採用している防寒長靴です。履き口にドローコードなどで絞れるタイプのものなら雨や雪の侵入を防ぐこともできます。
マジックテープやファスナーがない防寒長靴は、子どもが自分で脱ぎ履きしやすい点もよいですね。冬にほとんど積雪がないという地域でも、防寒長靴が1足あればみぞれ雪などが降っても安心ではないでしょうか?
冬靴はぴったりか少し余裕のあるサイズを
快適さと安全性を考えて
それと同じくらい選ぶ際のポイントとして大切なことは、快適さと安全性です。履き口の部分にマジックテープがついているものや、締める紐がついているものなど、さまざまな仕様があります。
できるだけ子どもが自分で脱ぎ履きしやすいものを選ぶなら、履き口が大きく開くタイプがよいです。自分できちんと履ける靴なら、子どもも嫌がらずに履いてくれるでしょう。
しもやけなどにならないように、保温性の高さも重視したいポイントです。また、雪道を歩くなら滑り止めのスパイクがついていると安心ですね。
正しいサイズの選び方
成長期の子どもの足はすぐに大きくなるので、靴を選ぶ際には長い期間履けるように大きめを選びたくなるママも多いのではないでしょうか?
ですが、特に足が小さな子どもほど靴のサイズが合わないと歩くのが大変ですし、履きにくい靴は子どもが嫌がって履かなくなってしまうということもよくあります。
また、ただでさえ滑りやすく歩くのが大変な冬道で、子どもに歩きにくい靴を履かせると転倒の心配もありますから、できるだけジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。
スキーブーツのサイズ選びと混同しない
ただし、あまり大きいサイズの靴ではスキーの技術向上の妨げになると考えられているため、注意が必要です。
とはいえ、子ども用のスキーブーツのサイズ展開はほとんどが1cm刻みです。そのため、いつも履いている靴のサイズより1cm大きいということもスキーブーツの場合には珍しくありません。
スノーブーツはジャストサイズのものを、スキーブーツは1cm程度までの範囲で少し余裕のあるものを選ぶのがおすすめです。
寒い冬も楽しさいっぱいのお出かけをしよう
子どもは雪遊びが大好き
雪遊びの定番であるそり遊びは、小さな子どもでもママやパパと一緒に楽しむことができます。また、自分で自分の体を支える力がついてくる3~4歳以上からは雪上を走る新感覚が味わえるスノーストライダーなども楽しめるでしょう。
雪の感触や冷たさなどを味わうなら雪だるま作りがおすすめです。幻想的なスノーキャンドルやかまくらを家族で作ってみるのもおもしろいですね。
「足が冷たい」「靴の中が濡れている」という状態では雪遊びを目いっぱい楽しむことができません。寒い冬を楽しむためにも、スノーブーツで足元の防寒対策をとることが大切ですね。