断乳できるグッズが知りたい!成功に導くための準備とポイント
子どもが自然に母乳を飲まなくなることが望ましいですが、ママの体調や仕事復帰などの理由から断乳を考えているママも少なくないですよね。しかし、子どもが母乳を欲しがっているのに断乳を進めるのは心苦しいもの。今回は少ない負担でスムーズに断乳できるポイントをご紹介します。
断乳をする前に確認しておいてほしいこと
子どもの成長は断乳できる段階か
例えば、子どもが必要な栄養素を離乳食だけで補うことができないのに、断乳を進めてしまうと、子どもは栄養が不足してしまいますよね。つまり、断乳するためには、子どもが毎日3食離乳食をしっかり食べられるようになっていなければなりません。
また、子どもが母乳以外の飲み物で水分補給ができるようになっていないと、断乳した途端に水分補給がうまくできなくなってしまいます。そのため、断乳を始める前にストローやコップを使って飲み物を飲む練習をしたり、母乳以外の水分に慣らしたりしておきましょう。
断乳するための環境が整っているか
おすすめの季節は快適に過ごすことができる春と秋。夏は汗をたくさんかくので、断乳することで脱水を起こす危険があります。さらに、冬はインフルエンザなどの感染症が流行り始める季節です。子どもやママが体調を崩してしまうと、断乳につまずいてしまいます。
また、断乳中は子どもの精神状態が不安定になりやすく、夜泣きがひどくなったり、今まで以上に甘えてきたりするようになることもあります。そのため、断乳を始める時期に、ママが時間や気持ちに余裕がないと負担が大きくなってしまいます。
断乳をするときは、過ごしやすい気候や家庭環境が整っている時期を選ぶようにしましょう。
ママとパパの断乳の意思がゆるぎないか
断乳を決意するときは、たいていママやパパなどの都合であることが多いです。そのため、子どもが嫌がっているのに断乳を進めていくことに罪悪感を抱いたり、後悔したりするママも少なくありません。しかし、子どもにとっても、ママにとっても、断乳がなかなかできない状態が続く方がつらいはずですよ。
断乳すると決めたら、意志を貫くことが大切です。子どもにつらい思いをさせていないか心配に思うようであれば、たくさん抱きしめるなど、ほかの方法で愛情を伝え、親子の絆を深めていきましょうね。
子どもが心の準備ができる時間をもうけて
おっぱいとの別れを描いた絵本を読む
絵本は子どもに視覚的に伝えることができます。断乳しようと決意したら、おっぱいとの別れを描いた絵本を読んでみましょう。言葉だけで理解することは難しくても、絵が合わさることで、自分もおっぱいといつかバイバイするのだなと気づくことができますよ。
おすすめは横田真紀さんの『バイバイ、おっぱいさん』、武田舞さんの『おっぱいバイバイ』です。ほかにも、おっぱいとの別れを描いた絵本はたくさんあるので、書店や通販サイトなどで探してみましょう。
断乳の理由や時期をきちんと子どもに伝える
「◯◯ちゃんも大きくなってきたから、もうおっぱいを飲まなくても大丈夫だね」「ご飯がたくさん食べられるようになってきたからおっぱいとバイバイしようね」など、なるべく明るい声で伝えるようにしましょう。こうすることで、子どもながらに、もうおっぱいが飲めなくなるのだなと学びますよ。
実際に断乳を始める時期は、子どもの反応を見ながら決めるようにしてくださいね。子どもがあまりにも嫌がるようであれば、前向きに考えられるような声かけをしていきましょう。
カレンダーを使ってカウントダウンする
断乳する日を決めたら、カレンダーを使ってカウントダウンをすることで心の準備をしていきます。手作りのカレンダーを作ってもよいですし、断乳する日に子どもの好きなキャラクターのシールを貼ったり、絵を描いたりしてもよいですよ。
子どもがいつ断乳するのかわかりやすいカレンダーを用意しましょう。そして、毎日カレンダーを子どもと見て、「この日でおっぱいとバイバイだよ」と断乳する日を一緒に確認します。最後の授乳日には「今日が最後だよ」ということも伝えましょうね。