就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

頭金なしでマンションを購入したい!メリットデメリットと注意点

頭金なしでマンションを購入したい!メリットデメリットと注意点

管理費等や修繕費があることも忘れない

マンションを購入すると、管理費や修繕費を毎月支払う必要があります。

管理費とはマンションを適切に管理するための運用費用で、支払った管理費は共有部分の光熱費や清掃・設備点検などの管理委託費、町内会費などに使用されます。一方の修繕費とは、その名のとおりマンションの修繕工事を行うために毎月積み立てていくお金のことをいいます。

国土交通省が発表している「平成30年度マンション総合調査」によると、平成30年度の月/戸当たりの管理費の額の平均は10,862 円、修繕積立金の平均は11,243円でした。管理費と修繕費を合わせると月に20,000円強かかるため、これらの支払いがあることも忘れないようにしましょう。

将来金利が上昇して支払額が上がる可能性も

住宅ローンの金利には金利が変動するタイプの「変動金利型住宅ローン」と、選択した期間は金利が変わらないタイプの「固定金利型住宅ローン」があります。住宅ローンの金利は近年低下傾向にあることから、将来さらなる金利の低下を期待して変動金利を選ぶママもいるかもしれません。

しかし、将来金利が上昇する可能性は否定できず、それに合わせて毎月の支払額が上昇することも考えられます。頭金なしでマンションを購入する場合はローン総額も高くなるため、金利の影響を受けやすくなってしまいます。

そのため、マンションを購入するときには支払えると思った金額が、将来ある程度金利が上昇しても支払うことができるのかどうかを考えておく必要があります。

まとめ

いかがでしたか?頭金なしでマンションを購入すると住宅ローン控除を受けることができたり手元に現金を残すことができたりさまざまなメリットがあります。しかし、支払総額が高くなったり将来金利が上がったりする可能性もあるため、頭金なしでマンションを購入した方がよいとは一概にはいえません。

マンション購入は大きな買い物です。今回紹介した内容を参考に、頭金なしでマンションを購入しても問題ないかどうか夫婦でよく話し合ってみてくださいね。
27 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ