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子どものケンカにママはどう対応する?上手にフォローして見守ろう

子どものケンカにママはどう対応する?上手にフォローして見守ろう

仲直りのためにできることを一緒に考えよう

ケンカで感じたお互いの気持ちを知ることができたら、仲直りのためになにができるかを考えてみましょう。ママが一緒に考えることでさらに子どもの気持ちの整理につながるとよいですね。

ケンカをしたときに自分や相手がどう感じたのかをもう少し詳しく問いかけてみることも一つの方法です。例えば、遊具を友だちに貸すのを嫌がった子どもには「この遊具が好きなんだよね。でもお友だちも遊びたいって言ってるね。どうしてお友だちに貸すのは嫌なのかな」などと問いかけてみましょう。

さらにケンカをして相手がどう感じたかや、今自分がどうしたいかなどの気持ちを引き出すとよいですよ。「謝りたい」「また一緒に遊びたい」などどんな答えでも子どもの気持ちを尊重しましょう。

仲直りできたら褒めることが大切

子どもがお互いを受け入れて仲直りができたら、存分に褒めることが大切です。ママのフォローを受けながら少しずつ自分を理解したり、相手の立場にたって気持ちを考えたりすることは幼児期の子どもにとって大きな成長です。

仲直りは「ごめんね」「いいよ」などの言葉で表されます。素直に謝ることと相手を許すことで子どもはお互いに思いやりを感じたり、心の成長につなげたりしています。

また仲直りができたときに褒められることで、ケンカをしても仲直りをすることが大切だということに気づくでしょう。ママのフォローがなくても自然と仲直りすることができるようになりますよ。

仲直りをすることで気持ちを譲り合ったり、認め合ったりしてさらに絆が深まるとよいですね。

まとめ

子どものケンカに慌てて仲裁に入ったり、ケンカをやめるように促したりするママは多いですよね。しかし幼児期のケンカは子どもの社会性を育むために必要だという考え方があります。

子どもの集団生活では順番を守るなどの基本的な社会性を学びます。なかには、順番を守ることができずに友だちとケンカをしてしまう子どもがいますが、社会のルールを知るよい機会なのです。

またケンカによって育まれる「思いやり」の心は大人になっても大切にしたいですね。ママは必要であればフォローできるように子どものケンカを見守りましょう。
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