母乳育児支援は受けられる！わが子との授乳タイムを楽しめる社会へ

2019,2,10 更新

母乳育児の集いを利用しよう

NPO法人「ラ・レーチェ・リーグ日本」という母乳育児の集いを知っているでしょうか？初めてのママにとって、母乳に関する悩みは赤ちゃんがおっぱいを卒業するまで続きますよね。そのようなときに、ほかのママたちと話をしたり、スタッフに悩みを相談できたりすることで、ママは心に余裕をもって育児に向き合えるでしょう。

集いは全国各地にあり、ママだけでなく妊娠中の方も気軽に参加することができます。もし、近くにない場合には、インターネット上でも参加することができるので便利ですね。

産後は赤ちゃんと向き合うことに必死で、気づいたら今日は誰とも話していないということもありますよね。この集いの存在を知っておけば、いざというときにママの支えになるでしょう。

JALCの活動を学ぼう

JALCとは、「日本ラクテーション・コンサルタント協会」の略で、母乳育児支援の専門家が集まるNPO法人です。ここでは、母乳育児支援を行うための知識や技術を持ったヘルスケア提供者を育成するための研修や、講演活動を行っています。

また、JALC主催の母乳育児支援学習会なども定期的に開催されており、母乳育児で悩むママをサポートするために、たくさんの専門家が勉強しています。

産院や病院向けには、「母乳育児がうまくいくための10のステップ」というものがあります。最近ではJALCの支援により、母乳育児を推進する病院が増えてきました。母子同室や初乳の授乳など、出産する病院で初めての授乳をサポートしてもらえるとママも安心ですよね。

まとめ

初めての母乳育児は、うまくいかないことやわからないことが多く、1人で抱えてしまうとママもつらいですよね。母乳で育てたいのに、母乳の出が悪いということもあると思います。ここでは母乳育児について見てきましたが、ミルクのみで育てても、卒乳まで母乳とミルク併用であっても、赤ちゃんはママにお腹も心も満たしてもらっていることに変わりはなく、すべて立派な授乳です。

また母乳で育てたいママにとって、身近に母乳育児支援のネットワークがあることは大きな安心となります。ぜひ、利用してみたいですね。