奈良へ夫婦2人で小旅行へ行こう。両親に子どもを預ける際のポイント
日本を代表する古都の一つ「奈良県」は、奥深い歴史と豊かな自然が楽しめる日本有数の観光地です。仕事や育児で忙しい日々をリフレッシュするためにも、夫婦でゆっくり奈良旅行を楽しんでみませんか?今回はパパやママの両親に子どもを預ける際のポイントとあわせて、夫婦におすすめの観光スポットをご紹介します。
両親に子どもをお願いする際のポイント
短時間から徐々に慣らしていこう
まず、いきなり丸1日両親宅に預けるのではなく、半日だけ遊びに行くなど短時間から様子を見て慣らしていくことが大切です。慣らし期間があることで、両親も子どもの性格や行動パターンがつかめるようになってお世話がしやすくなりますよ。
また子どもにとっても両親宅での生活に慣れることができるので、いざ1日預けるといった場合でも安心して過ごせるでしょう。
持ち物の準備はぬかりなく
「持ち物」としては、
・調乳グッズ
・離乳食用ベビーフードやおやつ
・離乳食に必要な食器類
・おむつ、おしりふき、処理用ビニール袋
・着替え一式(寒さ対策に羽織やブランケットなども)
・お気に入りのおもちゃ
などがあります。
ミルクや離乳食、着替えやおむつなどは余分に準備しておきましょう。子どもの中には、普段と違う環境で食欲が落ちてしまう場合もあります。そのため、離乳食やおやつなどは普段からよく食べるものを用意してくださいね。また、両親の体力も考えて一人遊びができるおもちゃやお気に入りの絵本、子どもの好きなDVDなど家でゆっくり過ごせるアイテムも揃えておくと安心ですよ。
何よりも大切なのは「感謝の言葉」
普段から預かる頻度が高い場合などは、両親から「毎回お礼なんていいのよ」と言われることもあるかもしれません。しかし「親しき中にも礼儀あり」というように、仲がよい間柄でも感謝の気持ちを伝えることは大切です。
家庭によっては感謝の言葉とあわせて、数回に1回菓子折りなどのお礼の品を手渡す人もいます。また、気を使わない程度に礼金を包む家庭もあるようですので、参考にしてみてください。お礼をきちんとしていれば、きっと次回子どもを預ける際も心よく受け入れてくれることでしょう。
癒しの絶景を満喫できるスポット3選
夫婦の大国様を祀る「夫婦大国社」
一つ目は、春日大社境内にあり若宮十五社の一つである「夫婦大国社」です。良縁や縁結びの神様として知られる大国様が、日本で唯一夫婦で祀られており、恋愛のパワースポットとしてだけでなく「夫婦円満」「夫婦和合」「家内安全」にご利益があるとされていますよ。ここでは料理や洗濯が上手な女神にあやかり、願い事を絵馬の代わりにしゃもじに書くのが風習です。記念に奉納してみてはいかがでしょうか?
春日大社境内は古くから伐採が禁止されていたので大木が多く、表参道にある苔むした石灯籠が神秘的な世界に誘ってくれますよ。
エメラルドグリーンの清流「みたらい渓谷」
川沿いには天川川合の交差点から上流の洞川温泉まで続く長さ約7.4km、約2時間のハイキングコースが設けられていて、遊歩道は整備され休憩所などもあり初心者でもチャレンジしやすいですよ。
つり橋から眺める滝や、巨岩を流れる透き通った清流はまさに絶景です。また落差が15mある「光の滝」は、滝を真横から眺めることができてキラキラと光る水しぶきが綺麗ですよ。ハイキングコース終点にある日帰り温泉「洞川温泉センター」で、疲れを癒すのもよいですね。
みたらい渓谷 | 天川村公式サイト観光ページ
エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵。大小様々な滝と巨岩を縫い底まで透けて見える清流が流れるみたらい渓谷には、川沿いに遊歩道が整備され、つり橋からは滝を上から眺めることもでき、まさに絶景!
夜景観光にもおすすめ「猿沢池」
奈良八景の一つに数えられている猿沢池では、夜景をぜひ楽しんでみてください。奈良公園内は一年を通してライトアップが行われていて、日中とは違った景色を眺めることができます。
また、毎年夏に行われる「ライトアッププロムナード」の時期には、池のほとりに並ぶ柳や五重塔が美しくライトアップされ、水面に美しい光が反射します。8月には奈良公園一帯を2万本以上のロウソクで飾る「なら燈花会」の開催もあり、ロウソクとライトアップが織りなす夜景はため息の出る美しさです。
猿沢池|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|自然|観光
興福寺の放生池。わずか360mの周囲には柳が植えられており、大変風情がある。小さな池ではあるが、水面に興福寺五重塔の影が映る様子は、奈良公園には欠かせない景観の一つに挙げられる。