男の子のいるシングルマザーの悩み!子育ての悩みと解決のヒント
男の子の子育てに奮闘しているシングルマザーはたくさんいます。男の子はどのように育てたらよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。遊び方や体の変化など、異性のママには分からないこともたくさんですね。今回は、男の子のいるシングルマザーによくある悩みや解決方法などをご紹介していきます。
男の子を育てるシングルマザーの悩みとは
再婚してパパのいる環境にした方がよいの?
体を使った遊びやビシッと叱らなくてはいけないときなど、パパの存在が必要なのではと悩むことが多いようです。また、男の子にとってパパというロールモデルがないことに、不安なママもいます。
パパがいる環境の方がよいのではと、再婚を考えるママもいるでしょう。しかし、パパができることが嬉しい反面、複雑な気持ちになってしまう子もいますよ。
シングルマザーの家庭は、ママと子どもの絆が深くなります。2人の生活に新しいパパが入ることを望んでいるのか、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。
性差やトイレ、お風呂はどうする?
ママが体について教える場合は、トイレトレーニングがよいタイミングといわれています。トイレでおしっこをするときに、おちんちんについて自然に話ができますね。
ほかにも、絵本で一緒に勉強することができます。今は、性的なことを教える絵本がたくさんあるのでおすすめですよ。
お風呂は個人差がありますが、子どもが恥ずかしがるようになったら一緒に入るのは卒業といえそうです。おちんちんの洗い方は早い時期から教えましょう。性教育は抵抗感や恥ずかしさが低い幼児期から始め、親子で話しやすい環境が作れるとよいですね。
男の子の運動にはどうやって付き合う?
仕事と育児の両立に忙しいママですが、週末は子どもと公園に行き体を動かして遊びましょう。遊具を登ったり降りたり、走り回ったりするだけでもよい運動になります。
また、幼児期の子ども相手にボールを投げたり蹴ったりするくらいなら、ママにもできるのではないでしょうか。親子で体を動かせば、気分もすっきりしますよ。
ママが辛いと感じたら、ひとりで頑張る必要はありません。幼児期でも、体操やスイミングなど、体を動かす習いごとはたくさんあります。動くことが大好きな子どもは運動系の習いごとをさせてもよいでしょう。
シングルマザーの男の子育児のお悩み解決法
ママでもパパ役はできる!
パパになったつもりで低い声でしっかり叱る、日頃から体力をつけて運動や遊びに付き合うなど、様々な工夫をしているママもいますよ。
パパ役を意識し過ぎると、必要以上に厳しくしてしまうことがあります。パパがいない分、厳しくしつけなくてはと思うママもいますが、子どもが委縮してしまう恐れがありますよ。
パパ役をすることも大切ですが、頑張り過ぎはママも疲れてしまいます。できることをしようという心の余裕が持てるとよいですね。
周囲にいる男性の力を借りよう!
近くに祖父や親戚がいれば、相談してみましょう。身内の男性なら、子どもにとっても安心できる存在です。思いっきり遊んでもらったり、男同士の話をしたりしてもらえれば、ママにとっても心強いですね。
身内が無理なら、体のことは小児科の先生に話してもらう、ママがひとりで連れて行けないような場所にはお友だち家族に一緒に行ってもらうことができます。習いごとの先生や、近所づきあいのある男性など、周りを見渡すと力になってくれる男性がいるはずですよ。
クラブなどを利用すれば運動問題も解決
幼児期の子どもが対象の、サッカーや野球などのクラブチームもあります。基礎をしっかり教えてくれるので、初めて習う子どもにおすすめですよ。
しかし家庭や地域の環境によっては、すべてのシングルマザーがやらせてあげられるわけではありません。もし希望する場合は、住んでいる地域の自治体や子ども会に運動やスポーツのクラブがないか問い合わせてみましょう。
地域のパパたちがボランティアでコーチや手伝いに入っていることが多いので、金銭的な負担が少ない場合がほとんどです。子どもが地域のパパたちと接するよい機会にもなりますね。
男の子の育て方で気をつけたいこと
子どもが彼氏にならないように子離れしよう
ママは子どもに愛情のすべてを注ぎ、小さな彼氏のような存在にしてしまう場合があります。ママは過保護になり、子どもはママにべったりになることも。
子どもは本来、成長とともに世界が広がり、いずれママから離れて行くものです。それが寂しく、心が不安定になってしまうママもいます。
普段から、守りすぎない、干渉しすぎない、頼りすぎないように心がけることが大切です。将来子どもが自立できるよう、子離れの時期がきたら一歩引いて見守ってあげられるとよいですね。