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保育園の面談で栄養士に伝えることは?アレルギーや食の上手な伝え方

保育園の面談で栄養士に伝えることは?アレルギーや食の上手な伝え方

ママが仕事で育児ができない間、ママに代わって保育をしてくれる保育園。子どもを安全に預けるためには、ママが詳しく子どもについての情報を保育園に伝える必要があります。とくにアレルギーや食に関して気になることがある場合は、保育園入園前に栄養士と面談しておきましょう。

入園前の保育園面談の内容について知ろう

保育園での面談とはどんなもの?

初めて保育園に子どもを預ける場合、保育園内定後に保育園の園長や保育士との面談があります。園生活が始まっても年に1回~2回個人面談がありますが、内定後の面談はとくに緊張しますね。

初めての面談では子どもの愛称や性格、毎日の生活サイクル、好きな遊びや泣いた場合の対処方法など子どもについてだけでなく、就業時間や会社の場所などママの仕事についての質問もあります。保育園とママが情報を共有することで、円滑に保育ができることを目指しています。

入園後の面談も、園での子どもの様子などを聞ける貴重な時間です。ママからの質問や要望にも応えてくれますので、保育園との信頼関係を築くためにも面談の時間を有意義に過ごしましょう。

保育士や栄養士に子どものことを詳しく話す

保育園側が面談でとくに知りたいのは、子どもの健康状態や身体について注意することがあるかないかではないでしょうか。食物アレルギーなどが珍しくなくなっている今、給食やおやつを提供する保育園では慎重にならざるを得ません。

ママはどんなことを聞かれてもよいようにしっかり準備しておきましょう。予防接種の履歴や体質、発達の状況なども聞かれますので、母子手帳は必ず持参したいですね。

「準備といってもなにをすればよいの?」と思ったママは、子どもの一日のスケジュールがきちんと説明できるか想像してみてください。何時に起きて、何時に食事をするのか、うんちやおしっこの回数、トイトレの状況などスッと答えられるように把握しておきましょう。

園の知りたい情報を事前に用意しておく

母子手帳や一日のスケジュールを把握することで、保育園の知りたい情報がすべてまかなえたかといえばそうではありません。そうであれば、紙に書いて提出するだけでも問題ないことになりますね。

園長や保育士は、子どものことを話すママの様子や人柄もチェックしています。本当に育児をしているママだから答えられる質問をぶつけてきますので、焦らず答えられるように面談で聞かれるであろう質問を想定して、子どもの様子を詳しく観察しておくようにしましょう。

たとえば、食事のことだけでも「座って食べられるか」「フォークやスプーンは使えるか」「どのくらいの量食べるか」「食べられないものはあるか」「コップでこぼさず飲めるか」などたくさんありますよ。

アレルギーや食生活をきちんと伝えよう

子どもの手指の発達を把握して伝える

物をつかみ始めた赤ちゃんは、そのままなんでも口に入れてしまう時期がしばらく続きます。小さなものをつまんで誤飲事故になることも多いので、子どもをたくさん預かる保育園ではどの子どもがなにをできて、なにができないのかを把握することが大事になります。

保育園では日中多くの時間を過ごすため、食事や離乳食も数回、おやつを食べることもありますね。乳児から幼児までいる保育園では、食事内容も月齢や手指の発達を見ながら変えていく必要があります。

つまむ、握る、スプーンやフォークを使うなど徐々にできることが増える子どもたち。発達の状態を見ながら、そのときどきに合わせて最適な食事を用意するのも家庭や保育園の大切な役割です。

アレルギーの場合は詳細な内容を伝える

食物アレルギーがある子どもの場合、自分でアレルギーの原因である食べ物を避けて食事をすることが難しいですね。アレルギーの発症を防ぐためには、アレルギー物質を除去した特別な給食を用意することが必要ですし、ほかの園児の食べこぼしを間違って口に入れないように気を配ったり、専用の食器を使ったりなどにも配慮しなくてはいけません。

ママは、子どもがアレルギーを引き起こす原因となる食べ物がなにかということだけでなく、以前アレルギー症状が出たときはどんな症状が出たか、それがどれくらい続いたか、そのときの対処方法など詳しく伝える必要があります。万が一アレルギーが出たときのためにも、かかりつけの医師の連絡先や薬があれば伝えましょう。

対応策もちゃんと伝えておくとスムーズ

アレルギーにも程度があり、出てくる症状の強さもそのときどきで変わることがあります。重度のものになると、アレルギーとなる食べ物と同じ鍋のお湯で茹でた別の食べ物を食べただけでもアレルギー症状がでてしまうことがあるのです。

アナフィラキシー型のアレルギーは命の危険があり、「間違えた」「知らなかった」では済まされない重大な事故につながる危険性もはらんでいます。保育園は保育のプロではありますが、アレルギー対応のプロではありません。

その点、ママは子どものアレルギー症状や、アレルギーを起こさないための対応策、対応食作りにも慣れています。子どものために学んだことを、保育園にも惜しみなく伝えて事故を未然に防ぎましょう。
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