母乳育児中でもココアが飲みたい!ママはカフェインや糖分に注意を
ママが母乳育児中にココアを楽しむには?
ココアを飲む量は1日3杯程度にしておく
カフェインを多く含むコーヒーは1日3~4杯までと摂取基準が設けられています。そのため、微量のカフェインを含むココアも1日3杯程度であれば問題ないでしょう。あくまでも、ココアを飲むことがいけないわけではなく、過剰に摂取することがよくないということです。
また、調整ココア1杯当たりお茶碗1杯分のごはんと同じくらいの糖質が含まれているといわれています。糖質の面からも、ココアは1日3杯までに抑えた方がよいといえます。糖質が気になる場合は、授乳中は純ココアにするなど、ココア選びにも気を使うとよいでしょう。
授乳をした直後に飲むようにする
ママの摂取したカフェインは約30分~1時間で母乳に移行し、母乳中のカフェイン濃度がピークを迎えるといわれています。したがって、ココアなどのカフェインを含む飲み物を飲んだ直後に授乳した方が、赤ちゃんへの影響が出やすくなります。
一方、授乳した直後にココアを飲めば、母乳内のカフェイン濃度がピーク時に赤ちゃんが母乳を飲むという状況を避けることができます。また、大人は個人差があるものの、5時間ほどで血中のカフェイン濃度が半減します。ココアを飲んだ後は授乳する間隔を空けるようにすると、赤ちゃんへの影響を軽減することができますよ。
飲み過ぎた次の日は飲まないようにする
また、カフェインはココアに限らず、コーヒーや緑茶、紅茶にも含まれます。ココアを飲む量を3杯程度に抑えていても、カフェインを含むほかの飲み物と合わせて飲んでいると、カフェインを過剰に摂取している可能性もあります。
授乳中のママの食生活は母乳の質に反映され、赤ちゃんにも影響を与えることがあります。過剰摂取にならないよう、カフェインを含むものを口にしないという日を作ることも検討してくださいね。
まとめ
さらに、調整ココアのように砂糖や牛乳があらかじめ配合されているものは、糖分も多く含みます。甘いココアはおいしいですが、糖分をたくさんとった後の母乳は赤ちゃんの負担になることもあります。
ですが、飲み過ぎなければ、カフェインや糖質などの心配もほとんどありません。飲み方に注意して、授乳中でもココアを楽しんでくださいね。