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赤ちゃんがママに怒る理由とは?自我の芽生えの時期の上手な対処法

赤ちゃんがママに怒る理由とは?自我の芽生えの時期の上手な対処法

怒る赤ちゃんへの上手な対応の仕方

赤ちゃんの気持ちを受け入れて抱きしめる

赤ちゃんがかんしゃくを起こしたら、優しく抱きしめてあげましょう。思いどおりにならないことや、自分の気持ちをうまく伝えられないことからイライラしていることが多いので、しっかりと抱きしめてあげることで、感情の爆発が少しずつ治まります。

それでもかんしゃくが治まらない場合は、しばらくのあいだ抱きしめながら、背中をそっとさすってあげる、頭を優しくなでてあげるといった方法も取り入れてみましょう。スキンシップは、赤ちゃんにとってなによりの特効薬です。

落ち着いてきたら、「痛かったの?」「辛かったの?」「これが欲しかったの?」などと声をかけてあげましょう。そうすることで、赤ちゃんは、自分が思っていたことをどう伝えればよいのかを、少しずつ学んでいきます。

危険なことは「してはいけない」と伝える

かんしゃくを起こしたときに、危険だったり、してはいけないことだったら、「ダメだよ」と赤ちゃんに伝えるようにした方がよいかもしれません。いくら赤ちゃんが怒っても「ダメなことはダメ」ということを、赤ちゃんのうちから覚えていってもらいましょう。

ハサミなどの危険なものを欲しがったり、それを取り上げられたりしてかんしゃくを起こす赤ちゃんもいます。なぜ取り上げられたのか、なにが危険なのかということを、赤ちゃんに伝えましょう。繰り返し優しく話してあげると、やがて赤ちゃんも理解してくれるようになります。

怒ると叩く赤ちゃんには、「悲しい」「痛い」など、叩かれてママがどう感じたかを言葉や表情で伝えるようにしましょう。顔をしかめてみせるのもよいですね。

自我の芽生えの時期と考えてそばで見守る

かんしゃくを起こしている赤ちゃんを抱きしめようとしても、逆に嫌がることがあります。そんなときには、そっと赤ちゃんのそばに寄り、赤ちゃんが落ち着くのを見守ってあげましょう。無視ではなく、見守るということが重要です。

「どうしたの?」「なにか気に入らないことがあったんだね」「嫌だったんだね」「辛かったんだね」などと声をかけながら見守ってあげることも大切です。優しく見守りながら声をかけることで、感情がある程度は落ち着き、かんしゃくの回数も減っていきます。

かんしゃくは、子どもが意思を持ちはじめた証です。感情表現の方法であり、思いどおりにならないときのイライラを発散する手段でもあります。かんしゃくを抑えるのではなく、上手に対応していきたいものですね。

まとめ

赤ちゃんがイライラして怒っていると、ママにもストレスですよね。しかしそれは、自分の意思を持ち始めた証でもありますし、赤ちゃんの感情表現の一つです。そばにいてほしいというサインであったり、体調不良を訴えたりしているのかもしれません。

まずは、赤ちゃんの気持ちを受け入れて、しっかり抱きしめてあげましょう。抱きしめられるのを嫌がっていても、そばで優しく声をかけながら、見守ってあげることが大切です。

しかし、危険なことはちゃんと「ダメ」と伝えましょう。「何度も繰り返し伝える」ということがポイントですよ。
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