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子どもの傘はいつからが良い?使用する時期や選び方と使用時のマナー

子どもの傘はいつからが良い?使用する時期や選び方と使用時のマナー

子どもが傘デビューをする際には、傘を持つときのマナーも一緒に教えましょう。まずは「傘で遊んだり、人に向けたりしない」ということです。

子どもはよく大人が思いもつかない方法で、傘を遊びに使います。傘を棒のように振り回したり、チャンバラを始めたり、引きずって歩いてみたり。怪我をする危険があるということを、しっかりと伝えましょう。

「傘を振り回して人の車に当ててしまい、修理代が発生した」、「友達の目に当たってしまった」、「引きずっていた傘につまずいて転んでしまった」という事案が実際にあります。傘は使い方を間違えると、自分だけでなく周りにも迷惑や危害を加えてしまう可能性のあるものです。くり返し根気よく、マナーを教えるようにしましょう。

周りに人がいるところで開かない

次に、「傘は周りに人がいるところでは開かない」ということです。傘をいきなり上に持ち上げて、開くことありませんか?これは目の高さで傘が開き、露先が目に当たったり、傘に残ったしずくが顔にかかったりとタブーの開き方です。

正しくは、まず先端を下向きに持ち少し開きます。前や隣に人がいないことを確認して、ゆっくりを傘を開きながら上に持ち上げていきます。そしてちょうど頭の真上に来たときに、しっかりと開き切るという流れです。

傘のタイプには、手で傘を広げる「手開き式」と、ボタン一つで傘が開く「ワンプッシュ式」があります。特にワンプッシュ式は勢いよく開きますので、注意が必要です。また傘を開くときだけではなく、閉じるときの練習もしておきましょう。

傘は後ろに傾けて使う

最後に、子どもの場合は「傘は後ろに傾けて使う」ということです。一般的に大人の場合は、カバンが濡れてしまったり、後ろを歩いている人の視界を妨げてしまったりするので、体の中心で傘を持つことが基本といわれています。

しかし子どもは手や腕の力があまりないので、傘がフラフラと不安定になることがあります。そのため、前方の視界が悪くならないよう、小さいうちは傘を後ろに傾けて使うようにしましょう。そしてしっかりと手で支えられるようになってから、体の中心で持つように変えていくとよいですよ。

傘のマナーはこれ以外にも、閉じた後は必ず傘についているベルトで束ねることや、傘の水滴の切り方など様々なものがありますので、合わせて伝えたいですね。

まとめ

子どもが傘をさす姿は、とても可愛らしいものですよね。傘デビューした子どもは、ちょっと大人になった気分がしてきっと喜ぶことでしょう。お気に入りの傘を用意したら、雨の日が待ち遠しくなるかもしれません。

しかし傘は上手に使えないと、子ども自身を危険にさらしてしまうだけではなく、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。子どもの成長にあった傘を選び、使い方のマナーをしっかりと伝えましょう。お家の中で傘の使い方を練習してから使い始めると安心ですよ。ジメジメした梅雨を楽しい気分で乗り切れるよう、素敵な傘が見つかるとよいですね。
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