赤ちゃんの生活リズムを整えよう!始める時期とリズムを整えるコツ
赤ちゃんのときから生活リズムを整えたくても、どうしたらよいのかわからない、というママもいると思います。 生活リズムは生後何カ月から整えるのがよくて、生活リズムを付けるとどうなるのでしょうか?この記事では生活リズムを整える時期や 生活リズムを付けるメリット、定着させるためのコツを紹介していきます。
赤ちゃんの生活リズムはいつから整える?
生後3カ月頃から生活リズムを意識して
赤ちゃんが寝ている間は、なるべくママも体を回復させるために、お昼寝した方がよいでしょう。ママ自身が規則正しい生活を送ることができない時期は、赤ちゃんの生活リズムを整えるのも難しいといえます。
赤ちゃんの成長は早く、日が経つごとに授乳の間隔が広くなってきます。そのため生後3カ月頃になると、夜ぐっすりと寝てくれる赤ちゃんが増えてくると思います。
生活リズムを付けるなら、赤ちゃんの寝る時間が長くなったときがよいタイミングといえますよ。生後3カ月頃から、少しずつ早寝早起きなどの生活リズムを意識して過ごしてみましょう。
4カ月頃はリズムを整えるための大切な時期
睡眠と授乳の時間を中心に、お昼寝、入浴などのスケジュールを決めましょう。 短時間に多くのことを済ませようとすると、実行するのが大変なので気を付けてくださいね。
スケジュールを決めるときは、パパやママのストレスが溜まらない時間設定にしておくことが、生活リズムを定着させるコツですよ。また、多少の時間のズレは気にしないようにしましょう。
離乳食が始まる前に生活リズムが整っていれば、後の子育てがスムーズになるでしょう。成長してお昼寝の回数が減ったときでも、基本のリズムを元に、1日がうまく回っていくはずです。
生活リズムが定着するのは9カ月頃から
赤ちゃんは体力がないため、疲れるとお昼寝の時間ではないのに寝てしまうこともあります。生活リズムが崩れてしまったら、少しずつ元に戻していきましょう。
おすわりやハイハイを始める時期は、行動範囲が広がり体力もついてきます。 お昼寝の時間が決まってくるので、少しずつ生活リズムが整ってくるでしょう。
昼間によく遊ぶと夜はぐっすり眠るようになってきます。そのため生活リズムが定着してくるのは 、ハイハイが上手になる9カ月頃からが一般的といえます。
なぜ生活リズムを整える必要があるの?
リズムが整うと赤ちゃんはご機嫌
赤ちゃんの機嫌が悪いときは、食事や睡眠時間を変えてみると解決するかもしれません。逆にいうと赤ちゃんは、生理的要求が満たされていれば、ご機嫌になることが多いということです。
生活リズムを整えることで、赤ちゃんが眠たいと感じる時間や、お腹が空いたと感じる時間が定まり、ママも授乳や離乳食をあげやすくなります。それは赤ちゃんにとって、まさにかゆいところに手が届く状態といえるでしょう。
そのため生活リズムが整うと、赤ちゃんは要求が満たされてご機嫌に過ごせるというわけです。赤ちゃんがご機嫌なら、ママのストレスも少なくなって嬉しいですね。
早起き、早寝は健やかな成長の基本
ぐっすりと眠っているノンレム睡眠のときに、たくさんの成長ホルモンが分泌されるといわれています。よい睡眠は体の成長だけでなく、神経や脳にも大切なのですね。
十分な睡眠をとると免疫力が高まるので、病気にかかりにくいというメリットもあります。睡眠不足で体が疲れていると、大人も病気になりやすくなります。
早起きをすると夜早い時間に眠たくなります。また、 早寝をすれば朝早く起きることができるものです。早寝早起きの習慣が、よい生活リズムを作ってくれているといえるでしょう。
いつもの状態を知ると異常に気づきやすい
たとえば、いつも朝ごはんをしっかり食べる赤ちゃんの食欲がなかったら、おかしいと感じますよね。 お昼寝は午後1回だけと決まっている赤ちゃんが、朝からぐったりして遊ばなかったら体調が悪いのかなと心配になるものです。
生活リズムが付いていない場合は、お昼寝の回数が違っても違和感を感じないかもしれません。離乳食を食べなくても「お腹が空いていないだけ」と思い込んでしまうかもしれませんね。
ママに余裕があれば、睡眠時間やミルクの量を記録しておきましょう。そうすることで、少しの異変にも気づきやすくなるでしょう。
赤ちゃんの生活リズムを整えるコツ
朝は太陽の光を入れて、夜は部屋を暗くする
朝はカーテンを開け、赤ちゃんがリラックスできる音楽をかけると心地よく目覚めてくれるでしょう。夜は、入眠儀式に絵本の読み聞かせをするのがおすすめですよ。
電気のついた部屋では、まぶしくてなかなか寝付けないものです。読み聞かせが終わったら、部屋を暗くし、静かにして「寝る時間」という雰囲気作りをしましょう。
明るくなったら起きて、暗くなったら寝るという、基本的な感覚を赤ちゃんに伝えることが大切です。生活リズムは繰り返しで自然と身についていきます。無理のない程度に、毎日続けましょう。