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保育園の選び方。失敗しない選び方のポイントや確認すること

保育園の選び方。失敗しない選び方のポイントや確認すること

赤ちゃんとの生活にも慣れてきて、そろそろ職場復帰を考えるにあたり一番の問題は保育園選び。生まれてから大切に育ててきた子どもを他人に預けるのは不安ですよね。だからこそ少しでもコンディションの良い保育園を選びたいというママのために、今回は保育園選びのお話をしたいと思います。

保育園を選ぶときのポイントは?

自宅や職場からの距離  

保育園を選ぶとき、まず気になるのが自宅や職場からの距離です。保育園送迎は毎日のことになるのでよく考慮しましょう。

【自宅に近い場合】
自宅から送迎しやすく、保育園を通じて自宅近所に子どもが友達を作りやすいといった利点があります。欠点としては、職場から距離がある場合、お迎えの時間に焦ってしまうかもしれません。

【職場に近い場合】
仕事中に保育園から何か緊急の呼び出しがあった場合、すぐに駆け付けられるので安心です。しかし仕事が休みの日に園行事がある場合、休みにも関わらず職場そばまでいかなくてはなりません。

自宅から保育園、そして保育園から職場までの移動時間を実際にシミュレーションして考えてみるのもよいでしょう。

保育時間や延長保育があるか

仕事を再開するにあたり、子どもをできるだけ長く預かってくれる保育園の方がママにはありがたいですよね。保育時間は朝の何時から午後の何時までか、確認するのも大切です。

ママの就労時間とうまく調整できるか考えてみましょう。もしお迎え時間に間に合わない場合、延長保育があれば規定の時間よりも長く預かってもらえ、ママも焦らずに済みます。

また、突発的な残業がある職種の場合、突然の延長保育にも対応してもらえるのか、保育園の柔軟性も事前に調べることが必要です。送迎時間はママとパパでうまく分担し調整するのが理想ですが、パパに頼れない場合、できるだけママが無理なく送迎できる時間の保育園を見つけるようにしましょう。

保育園の規模や教育方針

保育園の距離や時間などの物理的条件も大切ですが、保育園によってその規模や教育方針も違うので、可能な限り子どもに合ったところを選びたいですよね。といっても、都心部ではいわゆる「待機児童問題」もあるため、あまり選べる状態ではないママも多いかと思います。

しかし、乳児幼児期の子どもは色々なことが急速にできるようになり、成長も著しい時期です。やはりどこでも入れるところに入園させるのではなく、許されるならできるだけ子どもの個性にあった保育園を選ぶようにしましょう。

認可保育園では、1クラス当たり20人程度で同年齢の子どもたちでクラス構成することが多いようです。認可外保育園では、規模の大きさも様々なので保育園に直接確認することを忘れずに。

保育園を選ぶ前に必要なことは?

事前に見学をさせてもらう

保育園のサイトや口コミだけを判断基準にせず、やはり1度は見学するようにしましょう。「百聞は一見にしかず」というように、実際に見てみないと自分の子どもに合った雰囲気かどうかはわかりません。

その際、以下のポイントをチェックしてみてください。

・園児たちの様子。楽しそうに伸び伸び笑顔で遊んでいるかどうか。子どもは心から楽しいときは声を出しているので、声のボリュームも参考になります。

・保育園内の設備や装飾。子ども目線から見て、楽しい気持ちになるかどうか。

・保育士たちの様子。同僚と私語ばかりしていないか、きちんと子どもたちの様子に目を配っているかなど。また険しい顔ではなく、柔らかい表情で接しているかどうかも観察するようにしましょう。

保育体制や保育の様子を確認する

保育士1人当たりに何人の子どもがつくのか、また早朝や延長保育時には何人保育士がいるのかなど、チェックするようにしましょう。子どもはちょっと目を離したすきにケガやトラブルに巻き込まれることが多いので、担当の保育士のトイレ休憩や休憩時には誰が代わりに見ているのかなども聞いておくと安心です。

また、若い保育士はフットワークが軽く子どもたちも楽しく相手をしてもらえると思いますが、ほかにベテラン保育士はいるのかどうかもチェックポイントです。何かあったとき、経験豊富な保育士もいると安心です。

可能なら、実際の保育の様子を見学させてもらうようにしましょう。子どもの表情を見ていれば、普段どのように保育士が接しているのかも想像しやすいです。

施設環境も見せてもらう

見学の際、保育園の設備もきちんとチェックしておきたいですね。インターネットのサイトには綺麗な写真ばかり載っていても、実際に見てみると違った印象を受けるかもしれません。

近代的でモダンな設備の保育園には心が惹かれるかもしれませんが、例え古めの設備であっても、きちんとメンテナンスがされ掃除がされていればポイントが高いです。特にトイレなどの水回りはチェックを忘れずに。

不衛生さを感じないかどうか、確認するようにしましょう。また、園庭の遊具や室内の棚や設備など、子どもたちの安全を考えた対策をとっているかどうかも大切です。防犯面はもちろん、ケガや事故が起こりにくいように配慮しているかチェックしましょう。

家族みんなが最適な保育園を選ぼう

金銭面や距離だけを重要視しない

保育園を選ぶ際、送迎や金銭面の負担も考慮することは大切です。認可の保育園の場合、保育料は国の定めた上限と各世帯の前年度の収入によって保育料が決まるので、私立でも公立でも同じ金額になります。

ちなみに無認可の保育園は認可のものより保育料は高めになるものの、夜遅い時間までの延長保育や保育のカリキュラムが園のオリジナルなど、魅力的な部分もあります。しかしこれら利便性はあくまでも「大人の事情」です。

実際に保育園で一日を過ごすのは、子ども自身であることを忘れないようにしましょう。金銭面や距離などの面だけを重要視するのではなく、子どもと保育園の相性や保育園のカリキュラム、園全体の雰囲気なども考慮したいですね。
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