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温室で家庭菜園を楽しみ、食育も!自分にぴったりの方法を見つけよう

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庭やベランダの温室家庭菜園に必要な設備

冬を乗り切るためのヒーター選び

大切に育てた植物が、冬の夜の寒さで枯れてしまっては悲しいですね。ほどんどの植物は、ある程度の温度を必要とします。

寒い冬を乗り切るために、やはりヒーターは欠かせません。ミニガラス温室はヒーター内蔵のものも販売されていますが、後づけでヒーターを購入するためのポイントを二つご紹介します。

まず電力です。温室のサイズでおすすめの電力が違います。参考にしてください。
~0.3・150
~0.6・200
~0.8・250
~1.0・300
~1.4・400
~1.8・500
(単位:立方メートル・W)

また、いくらヒーターをつけて温度をあげても、暑くなりすぎると植物はかえって弱ります。二つ目のポイントは、サーモスタット機能がついたものを選ぶことです。

内張りと最高最低温度計

温室の壁がガラスでもビニールでも、それ1枚だけでは外気の寒さや暑さから室内の植物を守れません。そこでおすすめしたいのが内張りです。

内張りはすでにある温室の中にもう一つ温室を作って二重にすることです。外張りと内張りの間には熱を伝えにくい空気の層ができます。それにより保温効果が期待できるのです。

空気の層は厚いほど保温効果が高くなります。ヒーターを使用するときにも、外気の温度の影響を少なくすることができますね。

また温室内の室温管理には、最低温度と最高温度を知ることができる「最高最低温度計」があると便利です。自分が見ていないとき、温度がどのくらい上がったり下がったりしたか知ることで、温度調整に活用することができますよ。

ベランダでも温室で家庭菜園を楽しもう

マンションなどのベランダで家庭菜園を楽しむご家庭が増えていますね。その需要に応えてか、ホームセンターなどでもベランダに適したサイズの温室が増えています。

ベランダなら子どもと手軽に植物に触れることができます。自分で育てた野菜であれば「おいしい」といって、もぐもぐ食べてくれそうですね。

温室の種類は、ベランダをおしゃれにコーディネートしたいならガラス製がおすすめです。お金をかけずに楽しみたいなら、やはりビニールハウスですね。

注意点は害虫です。ベランダでも条件により虫は発生しますが、温室だと空間を閉じるため殺虫剤が効きすぎる可能性があります。でんぷんを使用した殺虫剤など、人にも植物にも優しいものを選んでください。

まとめ

温室を利用した家庭菜園は、庭のないお宅でも気軽に取り組むことができます。ガラス製やビニール製で家庭菜園に適したサイズがたくさん販売されていますので、実際にホームセンターなどで確認して気に入ったものを選んでください。

温度管理など多少の勉強は必要になりますが、植物が大きくなる姿を子どもと楽しむ時間はとても貴重です。

野菜を育てる体験を通して、食べ物に対する「ありがとう」の気持ちも自然と生まれてくると思います。庭やベランダの空いているスペースを利用して、ぜひ家族で挑戦してください。
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