子どもと一緒に三輪車を楽しもう!選び方や上手に乗るポイントも
幼い子どもが自分の力でこぎ遊べる乗り物として三輪車を思い浮かべるママやパパは多いと思います。ひとえに三輪車といっても種類が豊富なため、いつくらいから楽しめるのだろう、またわが子に合った三輪車はどれだろう、と悩むポイントがありますよね。三輪車の選び方や安全に遊ぶための注意点をご紹介します。
目次
- 三輪車が楽しめる年齢はいつからいつまで?
- 三輪車デビューは1歳半ごろが平均的
- 2歳から3歳ごろが一番楽しめる時期
- 4歳を過ぎると三輪から二輪に移行する子も
- 三輪車の種類を知って最適なものを選ぼう
- 手押し棒や日よけがついたベビーカー型
- シンプルな三輪車でこぐ力をつけよう
- 1台で二輪移行ができるタイプも人気
- 三輪車を上手に乗るためにはどう教える?
- 三輪車を乗ることは想像以上に難しい
- まずはこぐ前に足で地面を蹴って進もう
- コツをつかむために緩やかな坂を使う方法も
- 三輪車を使う上での注意点を知ろう
- 乗ってもよい場所をきちんとお約束
- 保管も大切!雨風を避けて劣化を防止しよう
- ママやパパの目の届く範囲で楽しく遊ぼう
- 三輪車から自転車に移行するタイミングは?
- 自転車は14インチからのサイズ展開
- 三輪車を使わず二輪から始める子も
- こぐ力が強くなったら自転車も検討を
- まとめ
三輪車が楽しめる年齢はいつからいつまで?
三輪車デビューは1歳半ごろが平均的
最初は三輪車にまたがりサドルに座り続けることも大変です。おすわりができるだけではなく、体幹を安定できなければならず、ハンドルを握り体を支えなければならないため、腕の力も必要です。小さなペダルに足を置きつづけることも、1歳ごろの子どもには難しいでしょう。さらにペダルをこぎだすためには強い脚力が必要となってきます。
子どもの成長や発達は個人差が大きいので一概には言えませんが、三輪車にまたがり安定して座り、地面を蹴って遊べるようになるのは1歳半ごろが平均的だといわれていますよ。
2歳から3歳ごろが一番楽しめる時期
三輪車には色々なタイプがありますが、対象年齢が1歳から3歳となっているものが多いようです。ただ、1歳ごろはペダルをこいで進むのではなく、地面を蹴って進むことがメインです。ペダルがこげる脚力がつくのは2歳ごろで、さらに自在に操れるようになるのは3歳前後です。
一般的なサイズの三輪車であれば、体格のよい子どもの場合だと3歳ごろには窮屈に感じることがあります。4歳をすぎると三輪車に乗らなくなる子どもが増えますが、幼稚園や保育園では大きいサイズの三輪車があり、年長さんが楽しむ様子が見られます。
4歳を過ぎると三輪から二輪に移行する子も
三輪車はサドルの高さの調整ができないものも多いので、身長が高くなるとペダルがこぎづらくなってきます。また、体重が増えるとバランスが悪くなり転倒リスクが増え怪我につながる心配もでてきます。
身長100cmを超えてくるのは4歳ごろです。このころには三輪車から二輪車に移行してくる子どもが増えてきますよ。補助輪つきの自転車を4歳のお誕生日プレゼントにしてもよいですね。
三輪車の種類を知って最適なものを選ぼう
手押し棒や日よけがついたベビーカー型
一般的には1歳半ごろから利用できるものが多くみられますが、肩ベルトタイプのシートベルトやフットレストがついたものなら、9カ月ごろから利用できるものがあります。リクライニング機能がないベビーカーのようにも見えますよ。
三輪車の後ろにはバスケットがついたものが多く、少量の荷物を入れられるため、公園へ遊びに行くときに便利に使っているというママが多いようです。
シンプルな三輪車でこぐ力をつけよう
余計なものがついていない分車体が軽いため、シンプルな三輪車は1歳半くらいからこげる子どももいます。装飾に気が取られることがないため、三輪車をこぐことに集中できる点もよいですね。
シンプルな分キャラクターが描かれたものに比べると飽きずに長く使い続けられ、性別が違う兄弟姉妹がいる場合にお下がりとして下の子が使いやすいメリットもありますよ。多機能な三輪車に比べると、価格の面でもお手ごろなものが多い点もママやパパにとっては嬉しいポイントといえますね。
1台で二輪移行ができるタイプも人気
ペダルがない二輪車は足で地面を蹴って進みます。バランス感覚を養い、自転車への移行がスムーズに行えるといったメリットがあります。三輪車に比べるとスピードが出て自由度が高まる遊びができますよ。
三輪車と自転車とではバランスのとり方に違いがあるため、自転車に移行する前にペダルがない二輪車の購入を検討するママやパパは多いようです。三輪車から二輪移行できるタイプなら、改めて買い足しの必要がないため経済的です。子どもに物を大切にすることの必要性を伝えるのにも役立ちますね。
三輪車を上手に乗るためにはどう教える?
三輪車を乗ることは想像以上に難しい
三輪車の多くは、ペダルが前輪に直接取りつけられており、足を前に蹴り出す動きが必要です。そのため、体重を乗せてペダルをこぐことができません。また普段使うことがない腸腰筋という体幹の筋肉を使わなければなりません。
自転車のようなチェーンがないため、三輪車は後ろにも進めます。足の力が弱い子どもの場合前に蹴り出す力が弱いため、後ろに戻ってしまい一進一退を繰り返してしまうのです。
なかなか前に進むことができず親はハラハラ、子どもはイライラとしてしまうことがありますよ。