2人目が男の子の育て方。上の子との接し方や育児を乗り越える方法
上の子の生活に合わせた育て方を心がけよう
2人目よりも上の子の気持ちを優先しよう
赤ちゃん返りしている上の子に「お兄ちゃんなんだから」や「お姉ちゃんなんだから」と言ってしまい、上の子を傷つけてしまうのです。下の子はまだ赤ちゃんなので、状況はわかりません。そのため、上の子の気持ちを優先させ寄り添って共感できるとよいですね。
上の子が赤ちゃん返りしたときは、赤ちゃんのお世話は2番目に考え「上の子優先」、まずは上の子と向きあうように心がけましょう。
2人目をお世話するときは上の子に声かけ
下の子をみるときは、上の子に「おなかペコペコみたいだから、ミルクをあげるね」と一言声をかけるようにしましょう。また、上の子に「一緒にミルクをあげてくれる?」とお願いするのもよいでしょう。ママに頼られているとわかると、赤ちゃん返りもしなくなるかもしれませんね。
上の子がお兄ちゃんやお姉ちゃんになったことに気づくような声かけをするように心がけましょう。
上の子と2人で過ごす時間を作ろう
大人には、赤ちゃんが生まれたから仕方ないとわかっても、子どもには言い聞かせても状況がわかりにくいものです。上の子の心が不安定にならないように、ママと2人だけの時間を作ることをおすすめします。
弟がいると、上の子はどうしてもおもいっきりママに甘えられないでしょう。ママを独占して甘えられる時間があれば、上の子の気持ちも落ちつき安定するものです。弟をパパに預けて、上の子と公園へ出かけるのもよいですね。
2人目育児のコツや乗り超える方法
家事も育児も完璧じゃなく手を抜こう
洗濯、たたみが追いつかず、洗濯の山ができてしまったり、疲れて部屋の片づけをせずに寝てしまったりしても、「家族が健康ならそれで十分」と思うくらいのおおらかな気持ちを持つことが大切です。
上の子の気持ちを考えていると、2人目の離乳食は1人目のように本を見ながら作る余裕はないかもしれません。そんなときは、味つけ前の大人の食事を取り分ける方法もよいでしょう。ストレスをためないように手を抜きながら子どもたちとの時間を楽しみましょう。
生活リズムは上の子にあわせよう
上の子は生まれたときから添い寝をしていても、下の子はベビーベッドで寝かせるように習慣づけるのもよいですね。赤ちゃんを早く寝かしつけ、上の子が寝る時間に絵本の読み聞かせをするのもよいでしょう。寝る前にママと2人で過ごす時間があれば、弟が生まれても上の子の心が落ち着きます。
上の子の用事に下の子を連れていけないときは、用事をキャンセルするのではなく、下の子をパパやファミリーサポートに預かってもらいましょう。
1人で無理せず誰かに助けてもらおう
完璧にはできないとわかっていても、思うようにできないとストレスがたまってしまうものです。イライラして、小さい子どもにきつく当たりそうになったら気分転換が必要です。パパや地域のボランティアに頼む方法や、幼稚園や保育園の一時保育を利用してリフレッシュするように心がけましょう。
ママのイライラは子育てによい影響を与えません。1人で無理せず周りの人に助けてもらうようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんがいると、ついつい下の子中心の生活になりがちですが、上の子の生活リズムを崩さないように気をつけることも大切です。毎日、2人の子どもをママ1人で見るのは大変ですよね。ストレスをためないように、周りの人に助けてもらいながら子育てを乗り切りましょう。