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見立て遊びは6歳児の成長に重要!メリットと親として協力できること

見立て遊びは6歳児の成長に重要!メリットと親として協力できること

赤いボールをリンゴに見立てて遊ぶといった「見立て遊び」は、個人差はあるものの2歳ごろから始まるといわれています。大人にはそれほど複雑には見えない見立て遊びですが、実は子どもの成長に重要な役割を持っています。今回は、6歳児への見立て遊びの重要性やメリット、パパやママが協力できることを紹介します。

見立て遊びが6歳児の成長に重要な理由

観察力や想像力が育まれる

見立て遊びは一つのものを別のものに見立てる遊びですが、子どもの見立て方を見ると成長によって微妙に変化していることがわかります。

2歳ごろの見立て遊びは「赤いボール=リンゴ」「オレンジのボール=みかん」など見立て方がシンプルです。色や形を見て共通点を見つけるといった「観察力」を使っていることがわかります。

さらに年齢が進むと人形を「お医者さん」などに見立てて役割を演じさせるなど遊びの内容が複雑化していき、「ごっこ遊び」に発展します。見立てに「想像」が加わり「なんでそうなるの?」と思うようなシーンが登場することも。

見立て遊びをすると観察力や想像力が育まれます。6歳ごろになると身近な物を「空想の道具」に見立てるなど、より高度に発展するでしょう。

身体や言葉の発達に影響してくる

子どもの見立て遊びを見ていると「見立てられるならなんでもよい」というわけではなく、実物や想像により近い物を使って表現しようとしていることが感じられるのではないでしょうか。

例えば、人形を患者に見立てて医者になりきっているときは、「はい、口を大きく開けてください」「これは手術が必要ですね」と普段とは違う口調で話します。

また、ラップの芯を「魔法の杖」に見立てるときは、そのまま使うのではなく紙などを貼って自分のイメージを表現しようとします。

見立て遊びでは様々な言葉を使ったり、手指を動かして道具を作ったりすることに繋がります。観察力や想像力が育つだけではなく、身体や言葉の発達によい影響を与えてくれますよ。

協調性や社会のルールを身につける出発点に

例えば、赤いボールを使ってままごと遊びをするとき、遊びに参加している子どもがボールをそれぞれ「リンゴ」と「赤ちゃん」に見立てているとしたら遊びは成立しません。また、遊びの途中で見立てが突然変化すると遊びにくくなります。

複数で見立て遊びをするときは「何に見立てているか」を共有し、見立てを変更するときは「どう変更するか」を宣言しなくてはなりません。

これは協調性や社会のルールを身につける出発点といえます。

遊びのなかにルールが生まれると、「ルールを破ったときはどうなるか」を学ぶ機会が生まれます。「こうすると友だちが悲しむのではないか」「遊びに参加できなくなるのではないか」など、人を思いやる気持ちや結果を予想する力を育てることもできるでしょう。

見立て遊びを経験した6歳児の遊びの様子

高度なごっこ遊びへと発展

見立て遊びが始まる2歳ごろは、隣に友だちがいてもそれぞれ別の遊びをする「並行遊び」の時期です。一緒にままごとをしているように見えても、ただ並んで遊んでいるだけという状態です。

3歳を過ぎると並行遊びは少しずつ「集団遊び」に変わっていきます。「お塩ください」「はい、どうぞ」などのやり取りがある並行遊びから、「作る人」と「食べる人」に分かれて役を演じるようになるなどです。

このころになると、遊びは見立て遊びから「なりきり遊び」や「ごっこ遊び」に変化します。見立て遊びよりも想像の幅が広がったと感じるのではないでしょうか

6歳になると想像の世界はさらに広がり、オリジナルのストーリーや設定に沿って遊ぶなど高度なごっこ遊びへと発展します。

遊びを考える範囲が大きくなる

見立て遊びや初期のなりきり遊び、ごっこ遊びは、想像力を働かせてはいるものの基本的には「模倣遊び」です。例えば、ままごとでママの役になりきるときは「自分のママ」のまねをして演じます。

しかし、見立て遊びをたくさん経験した6歳児はごっこ遊びで演じる役割が複雑化し、話し方や行動も「想像上の人物」に変化するのが特徴です。「猫の姿をした魔法使いの女の子」などオリジナルキャラクターが登場することもありますよ。

また、見立て遊びで自分のイメージに近いものを作ることを繰り返していると、空き箱や木の棒を見て「何を作れるか」と考えるようになります。

想像力と創造力が身についていると遊びの幅が大きくなり、「おもちゃがないから遊べない」という状態になりません。

言葉や表情の表現力が豊かに

高度に発展したごっこ遊びでは見立て遊びよりもより高い「らしさ」が求められます。お姫様、ヒーロー、魔法使いなど、役割に応じた「らしさ」を表現することは想像の世界を共有するためのルールだからです。

世界観を壊さないよう遊ぶためには、自分なりに考えて演じる必要があります。絵本やテレビ、身近な大人から言葉や表情を学ぶために観察力を働かせ、観察したことを独自に考察し、表現するという経験は子どもの様々な能力を育んでくれるでしょう。

また、ごっこ遊びで役を演じることで「うまくできたこと・できなかったこと」を知ると、「次はもっと上手にやりたい」という気持ちが芽生えます。

見立て遊びやごっこ遊びをたくさん経験すると、言葉や表情などの表現力が豊かになりますよ。

パパやママが子どもの遊びに協力できること

体験や経験する機会をつくる

想像力豊かな子どもは「ただの空き箱」や「ただの砂場」から様々な情景を思い描いて遊びを展開させることができますが、何もない場所から世界を想像できる子どもはあまり多くありません。

子どもがスムーズに見立て遊びやごっこ遊びができないというときは、パパやママが体験や経験の機会を作ってみてはいかがでしょうか。

例えば、砂で大きな山を作って「ここに街を作ろう」と声をかけたり、ベンチをカウンターに見立てて「いらっしゃいませ」と声をかけて遊びに引き込んでみたりするとよいでしょう。

また、市販の衣装や道具を使って演出したり、職業体験ができる施設やイベントを利用したりするのもおすすめです。「きっかけ」を作って子どもの想像力を伸ばしてくださいね。
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teniteo WEB編集部

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