酸素系漂白剤と重曹の併用の効果は?ママに役立つ洗濯やお掃除方法
デリケートな素材には使えない
例えばウール素材やカシミア素材、シルク素材などの、動物性由来の素材です。酸素系漂白剤はタンパク質を溶かす性質があるため、動物性由来のたんぱく質繊維であるこれらの素材に使用すると生地を傷める恐れがあります。重曹も、重曹の粒子が素材の繊維の間に入り込んでしまうため、同じく生地を傷める可能性があります。
また草木染めや生成りといった色落ちしやすい布製品への使用も避けましょう。とくに草木染めに触媒として鉄や銅が使われている場合、酸素系漂白剤が金属と反応する可能性があります。反応すると繊維が劣化したり変色したりするので注意が必要です。
効果が薄くなるので作り置きはしない
粉末の酸素系漂白剤に漂白力が生まれるのは、水分と反応したときです。つまりペースト状の漂白剤などを作った時点から、漂白効果が現れます。
水分といっても、湿気程度の水分では漂白力を発揮しません。保管場所の湿気が高めでも漂白力は生まれないので安心してください。
液体の酸素系漂白剤は、アルカリに反応して漂白効果が高まります。重曹はアルカリ性なので、併用して使うことで反応が始まるのです。
漂白力は発生すると半日程度でその効力が失われます。漂白力が弱るので作り置きはせず、その都度作って使ってくださいね。
まとめ
洗濯以外でも、キッチン用品やお風呂など、赤ちゃんが使う場所や物にも使えます。幅広く活用して、清潔に保ちたいですね。
使い方も簡単で、ペーストを作ったりつけ置きしたりして効果的にきれいにすることができます。気軽に試せるので、ぜひ挑戦してくださいね。