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 幼児期に想像力を伸ばそう!遊びのアイデアや親の関わり方を紹介

幼児期に想像力を伸ばそう!遊びのアイデアや親の関わり方を紹介

子どもの想像力に驚かされたことがあるママも多いのではないでしょうか。小さな子どもが、普段の生活や遊びの中で自由に思い描いたイメージを膨らませる姿はなんとも微笑ましいですよね。今回は、幼児期の想像力の必要性や、想像力を伸ばすためのアイデアなどをご紹介しますね。

幼児期の想像力、どうして必要なの?

人の気持ちが分かるようになる

近年、テレビの報道などで取り上げられる問題で、子どもたちの「いじめ」に対するニュースを知ることが多くなり、とても悲しいですね。

一つの原因として「こんなことをしたら、友だちはどう思うだろう」「ひとりぼっちで過ごして、どんな気持ちでいるんだろう」というような、友だちに対しての思いやりや、立場に立って考えたり想像したりする力が欠けてきたことによるものだといわれています。

もちろん、友だちに対してだけではなく、パパやママ、兄弟姉妹、おじいちゃんやおばあちゃんに対しても同様のことがいえます。幼児期は、色々な遊びを楽しみながら友だちや家族と時間を過ごすことで、相手の気持ちを想像する力、相手を思いやる気持ちなどを育む大切な時期といえるでしょう。

これからの未来の仕事に必要な能力になる

これからの未来に必要な能力の一つに「想像力」が挙げられるそうです。

またたく間にロボットの開発やIT技術が進化し、今なお発展し続けていますね。ママ世代が幼かったころ、現代のようにインターネットが普及し、知りたいことをすぐに調べることができたり、オンラインショッピングができたりすることを想像していましたか。

このように便利な生活を過ごせるのは、技術の進歩と固定概念を超えた人の想像力がもたらしたものではないでしょうか。ロボットを創り出すのも、コンピューターをプログラミングするのも人の力が必要です。

幼児期の想像力と未来の仕事を結びつけて考えるのは難しいかもしれませんが、幼児期に自由な発想や想像力を育むことは、未来の仕事に必要な能力になるでしょう。

豊かな人生を送ることができる

子どもの想像力には驚かされることがたくさんあります。しかし裏を返せば、子どもに比べて大人の想像力が減退傾向にあるということではないでしょうか。

大人の想像力が乏しくなってきた理由は様々なことが関係しているといわれます。成長するにつれて、社会の中で協調性や調和を求められ、それに応えなければならないと感じている子どもや大人が増えていることが影響しているともいわれています。

お絵かきや色ぬり、積み木やブロックなど、子どもが自由に思い描いた世界を表現して遊ぶ姿に感心したことはありませんか。想像力を働かせて表現することは、心の豊かさにもつながり、豊かな人生を送ることができるといわれています。そんな子どもの姿を、ぜひ見守りたいですね。

どうしたら想像力は伸ばせるの?

好奇心を大切にして感受性を高めよう

子どもの想像力を伸ばしたいと考えても、どのようなサポートをすればよいのか悩むママもいるでしょう。子どもの好奇心を大切に育てて感受性を高めることで、想像力を伸ばすことができるそうです。

子どもは、好奇心旺盛で色々なことに興味を抱きますよね。新しいことを発見してはキラキラと目を輝かせたり、もっと知りたいと感じたりして好奇心が刺激されます。

好奇心が刺激された子どもは、ものごとに意欲的に取り組みます。考える力や五感で感じ取る力が身について感受性が豊かになります。

感受性の豊かさは、創造する力を伸ばすために大切なことの一つです。子どもの「なぜ、どうして?」という気持ちを見守ったり、ときには一緒に解決したりして感受性を高めましょう。

色々な経験をして世界観を広げよう

想像は、自分が今まで経験したことや知っていることを発展させて考えることがほとんどです。ですから、子どもが色々な経験をして世界観を広げることが大切ですよ。

たとえば、子どもに「海」を想像してもらうとします。海に行ったことがある子どもは、そのときの景色や感じた空気、遊んだ経験など具体的なことを想像するでしょう。反対に、海に行ったことがなければ「青い、広い」など、見たり聞いたりしたことでしか想像が膨らみません。

このように、実際に経験することで想像力の土台ができ、幅が広がるのです。

普段の生活でも、公園遊びやママのお手伝いなどで色々な経験をするとよいですよ。子どもが積極的に経験を積むことで自身の世界観が広がり、想像力を伸ばせるでしょう。

会話や遊びを通して想像力を掻き立てよう

子どもの想像力は、日々の何気ない会話や遊びから生まれる疑問や好奇心によって育まれます。ママは積極的に会話をしたり遊んだりして子どもの想像力を掻き立てましょう。

子どもと会話をするときは、子どもの意見を受け入れてからママの考えを伝えるとよいですよ。たとえば、雲や水たまりなどの不定形なものを見て何に見えるかを一緒に考えます。子どもが「〇〇に見える」といったら、ママは「そうだね。ママには〇〇にも見えるよ」などといって想像力を掻き立てたり、色々な見方があることを伝えましょう。

このことは、集団生活などで子ども同士で遊ぶときにも役立ちます。相手の立場に立って考えたり行動したりできるようになり、友だちとの信頼関係が深まりますよ。
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