幼児期に想像力を伸ばそう!遊びのアイデアや親の関わり方を紹介
想像力を伸ばすことができる遊びのアイデア
五感を刺激する外遊び、砂場遊びをしよう
砂場遊びには、公園の遊具のように年齢制限がありませんので、幼い子どもと一緒にママも楽しめますよね。砂場遊びを初めてするような年齢の子どもは、砂をスコップですくってバケツに入れたり、もう少し大きくなると砂で山を作ってみたりするなど、年齢が大きくなるにつれて楽しみ方が変化しますよ。自分で作ったという達成感や自信にもつながるでしょう。
また、友だちと砂場遊びをすることで、道具の貸し借りで相手を気遣ったり、一緒に創り上げる喜びを感じたりしてコミュニケーション力が高まるといわれていますよ。
絵本の読み聞かせをしよう
赤ちゃんにはママが読み聞かせをするでしょう。繰り返し読み聞かせていると、赤ちゃんは次第に内容を理解できるようになり、ママの読み聞かせの内容から絵本の色々な場面を想像するそうです。読み聞かせる本の数だけ、たくさんの想像をするので想像力が豊かになるといわれていますよ。
子どもと意思疎通ができるようになると、子どもが絵本のストーリーを理解するようです。そうすると絵本の登場人物の気持ちになって考えたり、自分が登場人物になりきって遊んだりして想像力を伸ばすことができるでしょう。
積み木やブロックで自由に遊ぼう
赤ちゃんには、その手の動きや力に合った大きさ、形状などから、積み木遊びがよいのではないでしょうか。初めは、積み木を置いてその上に積んでいくという遊び方が多く見られますが、積み方にも面を変えたり、向きを変えたりするなど方法はたくさんあり、赤ちゃんの想像力を伸ばすことにつながりますよ。
もう少し年齢が大きくなったら、積み木より少しサイズが小さいブロックで遊ぶのもよいですよ。ブロックは、より細かく想像したことを創り上げることができます。想像力が育まれ、さらに集中力を身につけることができるでしょう。
想像力を伸ばすために親ができること
リラックスして、一緒に楽しく過ごそう
残念ながら、そのストレスは子どもにも伝わってしまいます。ストレスを感じていると自由に想像する力が萎縮してしまうといわれています。子どもは笑顔のママが大好きです。笑顔でいることで、ママの感じていたストレスも和らぐのではないでしょうか。
そして、子どもの想像力に寄り添いながらママも思いっきり楽しむことも大切です。楽しいと感じているときは自由な発想が自然に湧き出てくることが多いのです。ママの知識と子どもの想像力が合わさって、たくさんのアイデアが生まれることでしょう。
子どものイメージの世界に入り込もう
たくさん想像したり、想像力を膨らませたりすることは、創造性や社会性のベースになると考えられています。自分でイメージを持てるようになると、それを絵に描いたり誰かに伝えようとしたりするでしょう。集団生活をするようになると、友だちとイメージを共有して社会性が生まれます。
ごっこ遊びの世界で一緒に楽しんでみたり、絵本を読んで好きな場面について話してみたりするのとよいでしょう。ぜひ、子どものイメージの世界に入り込んで一緒に遊びを楽しんでくださいね。
子どもが思いっきり遊べる場所を作ろう
その気持ち、少し我慢してみませんか。子どもは狭いスペースでも想像力を働かせて遊ぶことができます。ですので、部屋の一部を思いっきり遊んでよいスペースとして作ってみましょう。
また「おもちゃは一種類ずつ出して遊ぶ」ということを教えている幼稚園や保育園もあるでしょう。しかし、おうち遊びでは色々なおもちゃを組み合わせて遊ぶことを楽しみましょう。おもちゃの使い方も同様です。おままごとでは、自由におもちゃを組み合わせて料理に見立てて遊ぶなど、子どもは想像力を発揮できて楽しいと感じるでしょう。
まとめ
成長するにつれて、さらに様々なことを想像するようになりますが、幼児期の想像力は大人になっても影響するので大切に育みましょう。
幼児期の多くを一緒に過ごすママは、子どものイメージの世界を制限しないように心掛けて、想像力を伸ばしてあげたいですね。