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料理のシェアが苦手なママは意外に多い!苦手な理由や上手な断り方

料理のシェアが苦手なママは意外に多い!苦手な理由や上手な断り方

おしゃれなカフェやレストランで、ときどき見かける「シェアセット」は、2人でいろいろな料理を少しずつ食べられることから人気があるメニューです。しかし、料理のシェアが苦手なママも意外と多いようです。今回は料理のシェアが苦手な理由と、シェアを上手に断る方法を紹介します。

ママによくある料理のシェアに関する悩み

「一口ちょうだい」というパパにイライラ

一般的に、料理をシェアしたがるのは女性が多いようですが、男性にも「シェア好き」な人はいます。

インターネットの相談サイトなどでは、「一口ちょうだい」というパパにイライラするという相談を見かけることがあります。外食のとき、自分が食べたくて選んだ料理を「ちょうだい」といわれるとストレスですよね。

また、料理のシェアが好きなパパのなかには「半分あげる」が好きなタイプもいます。例えば、回転寿司で取ったお皿にお寿司が2貫乗っていると、そのうち1貫をママにあげるというタイプです。

パパにとって、「半分あげる」は好意や親密さの表れなのかもしれません。しかし、ママにとっては「欲しくない物を押し付けられる」ことになるため、ストレスになってしまいます。

ママ友とランチのシェアが嫌だけど断れない

料理のシェアが苦手なママにとって、ママ友とのランチはストレスになることがあります。

シェア好きなママ友が多いと、ママ友とのランチは「一口ちょうだい」合戦が始まります。シェアが嫌だと思っていても、「ケチ」だと思われたくないから我慢しているというママも多いようです。

また、ラーメンなどの麺類は、1人1人に回してシェアしていると時間が経って味が落ちてしまいます。「できたての美味しいときに食べたい」というママにとって、これ以上の苦痛はありませんね。

シェア好きなママ友に囲まれていると、「私がおかしいのかな?」と感じることもあります。楽しいはずのランチがストレスの原因になると、ママ友づきあい自体がつらくなるのではないでしょうか。

シェアを断ったら人間関係が気まずくなった

動物の世界では、「親子」や「群の仲間」など、親しい関係の間だけで食べ物のシェアが行われます。

人間にとっても「料理をシェアする」というのは、親しさの表し方の一つです。好意を持っている異性から、「一つ食べる?」と聞かれたり、「一口ちょうだい」と甘えられたりしてドキッとする人も多いようです。

料理のシェアが好きな人の多くは、「仲がよいからおねだりができるし、受け入れてもらえる」と考えています。こういう人にとって、シェアを断られることは「好意を拒否される」という感覚に近いのではないでしょうか。

実際に、シェアを断ったら気まずくなったというママもいます。人間関係をよりよく保ちたいママにとって、「料理のシェア」は悩みの種になっているようですね。

料理のシェアが苦手なのはなぜだろう?

人が口にしたものには抵抗がある

「潔癖症」といわれる人はもちろん、潔癖症というほどではなくても「人が口にしたもの」に抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか。

使用済みの箸やスプーンには、使用した人の唾液が付着しています。唾液のなかには虫歯や風邪などの原因菌が含まれていることがあるため、料理をシェアすることで病気に感染するかもしれないという不安がありまね。

また、喫煙の習慣がある人や、口臭が気になる人とのシェアは「生理的に受け付けない」というママも多いようです。「食べ方が汚い」人とのシェアも避けたいものですね。

程度の差はあれ、「人が口にしたものに手をつけるのは汚い」という感覚を持っている人はたくさんいます。衛生的、生理的なものですので、変えることは難しいかもしれません。

他人のものまで食べたいという行為は卑しい

衛生的・生理的な嫌悪感のほかに、「他人のものまで食べたいという行為は卑しい」という感覚も、料理のシェアが苦手な理由の一つです。

基本的に、他人の持ち物を欲しがることは「卑しい行為」として認識されています。子どもがお友だちから「欲しい!ちょうだい!」といっておもちゃを取ろうとしていたら、ママは子どもをたしなめますよね。

シェアが苦手な人にとって、取り分けを前提に注文した料理以外は「注文した人のもの」です。料理のシェアを「卑しい行為」と感じるのも自然なことではないでしょうか。

しかし、料理をシェアしたがるからといって性格が「卑しい」とは限りません。「価値観が違うだけ」と考えると、嫌悪感を減らすことができるかもしれませんね。

ママの育った環境が関係している

料理をシェアすることに抵抗がないという人は、どのような人が多いのでしょうか。

兄弟姉妹が多く大家族で育った人は、料理をシェアすることに抵抗を感じない人が多いようです。これは、人数が多い家庭では大皿で料理を出すことが多く、みんなで皿をつつくスタイルが一般的だからではないでしょうか。

また、仲のよい姉妹がいる、女子高などの女性が多い環境で育った人も、シェアに抵抗がない人が多いようです。物の貸し借りや食べ物のシェアが日常的に行われる環境で育つと、「シェア=親しい間柄」という感覚を持ちやすくなります。

一方、個別のお皿で料理が出る家庭や、シェアする機会が少ない環境で育つと、食べ物のシェアに抵抗を感じることが多いようです。

料理をシェアしたくないときの対応のコツ

「潔癖症」であることをあらかじめ伝える

料理をシェアしたくないとき、シンプルに「嫌だ」というと相手が気を悪くしてしまうことがあります。できるだけ角を立てず、上手に断りたいですよね。

断り方の一つとしては、「潔癖症」であることをあらかじめ伝えておくという方法があります。潔癖症は世間的な認知度も高く、「ケチ」などの性格的な問題でもありません。

実際に潔癖症で料理のシェアができないという人もいれば、潔癖症というほどではないものの「潔癖症気質」な人もいます。まるっきり嘘というわけでもありませんので、罪悪感もありませんね。

ただし、潔癖症であることを伝えるときは、「潔癖症だから」だけだと冷たい印象を与えてしまいます。「潔癖症なんだ、ごめんね」など、申し訳ないという雰囲気で伝えるとよいですね。
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