6歳児のコミュニケーションの特徴。能力を伸ばすための親の心がけ
絵本の登場人物で疑似体験を
主人公の心の変化が揺れ動く本や、友だち同士が関わる絵本に接すると、相手への接し方や思いやりの気持ちが芽生え、疑似体験が積み重なっていきます。
絵本の挿絵を見せながら「この子、どんな気持ちだろう?」「どうしてそんな気持ちなのかな?」と問いかけるのも、相手の気持ちを考えるきっかけになりますね。
絵本を通して問題をどうしたら解決することができるか、自分と相手について学ぶことができるでしょう。
家庭でも意識的に会話を楽しむ
大人が持っている情報や経験は、子どもにとってよい刺激になります。その情報が多ければ多いほど、会話の引き出しが増え、会話の質や量が変わってきます。情報量が多いと、言葉の表現力も豊かになってくるでしょう。
大切なのは、子どもが浴びる言葉の数ではなく、会話の応答数です。テレビをつけておくことで「言葉のシャワー」を浴びるのではなく、言葉のやりとりをすることです。大人と子どもがそれぞれ話しかけ、話しかけられて会話をする往復がコミュニケーション能力を高めます。
スマートフォンに夢中で子どもからの呼びかけを無視してしまうと、子どもの将来の芽を摘んでしまうことになりかねませんよ。
まとめ
コミュニケーション能力を向上させていくには、親が見守り、導いてあげることも大切です。
パパとママが子どもとたくさんコミュニケーションをとることが、コミュニケーション能力の向上には一番なのかもしれませんね。子どもと色々なことを話して、聞いて、楽しくコミュニケーション能力を伸ばしていけるとよいですね。