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育児と介護をこなすシングルマザー。ダブルケアの悩みと負担の軽減策

育児と介護をこなすシングルマザー。ダブルケアの悩みと負担の軽減策

地域に当事者が気軽に話し合える場所がある

地域によっては、ダブルケアの当事者同士が気軽に話し合える場所がありますよ。たとえば横浜市ではダブルケアの当事者であった女性が、月1度ダブルケアをしている人たちの座談会を開いています。

そこでは介護についてのコツやアイデアを教えてもらえます。介護情報はウェブサイトでも得られますが、本当に使える情報は当事者からの方が得られやすいのです。

ダブルケアの大変さを吐き出すこともできますよ。同じ境遇の人たちとコミュニケーションすることで疲れていた心身が元気になるかもしれませんよね。

最近では自治体でダブルケアの人たちの交流の場を設けることもあります。お近くに「ダブルケアカフェ」などが開催されていないか調べてみるとよいかもしれませんね。

シングルマザーと介護にプラスとなる仕事も

シングルマザーと介護の両方にプラスになる仕事の一つには介護があります。介護業界は人手不足が深刻化しており、働く時間に制限があっても採用されやすい傾向にあります。雇用形態も正社員からパートまでさまざまで、子どもが小さな時期はパート、大きくなったら正社員という働き方も可能です。

会社に入ってから資格を取ることもできるので、すぐに働けるところもメリットですよ。高齢化社会であるため将来的にも安定した仕事ともいえるでしょう。

介護の仕事でスキルを身につけ資格を取って知識を増やせば、家での介護にも役立ちますよ。お願いしているヘルパーやケアマネージャーにより具体的に要望を伝えたり、介護のシステムに詳しくなり効率よく介護と育児を両立できたりするかもしれませんよね。

まとめ

ダブルケアをするシングルマザーの悩みは収入が低い傾向にあること、子どもとの時間が取れないこと、介護の悩みが相談できないことなどがあります。しかし介護認定を受けると介護サービスなどが1割の自己負担で済み、雇用保険に入っていれば介護休業したいとき介護給付金が受けられます。

行政では育児と介護のサービスを紹介してくれます。ママが大変になり過ぎないように窓口で相談して適切なサービスを受けましょうね。ダブルケアをする人たちの集まりがお近くであれば参加すると、悩みを相談しリフレッシュできるかもしれません。
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