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スプーンを投げる我が家の2歳児!投げる原因からしつけの注意点まで

スプーンを投げる我が家の2歳児!投げる原因からしつけの注意点まで

2歳になると自分でできることが増え、また自分でやりたがることも増えますね。食事中もスプーンやフォークを使って自分で食べようとしますが、食べている途中でなぜかスプーンを投げてママを困らせてしまう子どもは少なくないようです。そこで今回は2歳児がスプーンを投げてしまう理由やその対処法をご紹介します。

2歳児はなぜ食事中にスプーンを投げるのか

ママに注目してほしいから

2歳児がスプーンを投げるにはいくつか理由があります。その一つが「ママに注目してほしいから」です。

多くのママは子どもがスプーンを使って食べるようになると、はじめのうちは「上手に食べるね」と褒めます。子どもはママに褒められたことがうれしくて、まだ下手ながらも喜んでスプーンを使って食べようとがんばります。

ところがスプーンを使うことが「普通」になってくると、子どもにかまわなくなるママもいますね。すると子どもはさみしくなってママに注目されたいあまり、スプーンを投げたり落としたりするようです。

スプーンを投げたとき、ママが「ダメよ」と言っても逆にうれしそうな顔をすることもあります。子どもなりの一つの表現方法かもしれません。

フラストレーションが原因の場合も

人間は成長する中で、自我や自立心が芽生えます。また記憶力や表現力、コミュニケーション能力も、複雑に絡み合いながら成長とともに発展するのだそうです。

2歳児はまだ記憶力や表現力が未熟です。コミュニケーション能力も未発達で、自分の気持ちや欲求を言葉で表すことがうまくできません。

一方で2歳ごろになると、自我が少しずつ芽生え始めます。そのためしたいことがうまくできないときや相手に伝えられないとき、フラストレーションがたまってしまうようです。

子どもがうまくスプーンを使えずにイライラするのも、やりたいのにできないためです。「スプーンを投げる」行為は、イライラの気持ちをうまく表現できない子どもの、フラストレーションのはけ口なのです。

子どもをよく観察して理由を見つけよう

子どもによってスプーンを投げるタイミングは違うようで、よく観察することで理由が見えてきます。

ママが子どもを見ていないときにスプーンを投げて、ママが拾うと嬉しそうにするなら、子どもはママにかまってほしくて投げていると考えられます。

怒ったように投げているなら、何か気に入らないことが起きたのかもしれません。うまくスプーンが使えないのか、好きでない食べ物が皿に入っていたのか、ほかのことがしたいのかなど、観察してみてください。

このほかに「スプーンを投げたらどうなるか」という好奇心や、食事に飽きて退屈をしているなど様々な理由が考えられます。「ダメよ!」と怒る前にまずは子どもを観察して、理由を探って対応を考えましょう。

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今日からできるスプーン投げへの対処法とは

まずは子どもの気持ちを受け止めよう

スプーンを投げる様子を観察して理由が見つかったら、まずはママやパパが、理由から考えられる子どもの気持ちを受け止めることが大切です。

ママが見てくれていないさみしさで投げてしまったのであれば「さみしかったね」「ごめんね」、うまく使えずに癇癪を起こしてしまったなら「これがうまく食べられなかったんだね」「がんばって食べようとしてえらいね!」などと、子どもの気持ちを代弁するような声掛けをしてください。

声掛けをしながら、抱きしめたり抱っこしたりしてスキンシップをすると、子どもは落ち着いて話を聞いてくれます。落ち着いたら「一緒に食べようか」「大丈夫、上手にスプーンを使えるようになるよ!」と、子どもを前向きに応援する言葉を伝えましょう。

食器類を投げた際はご飯を片づけよう

子どもによってはスプーン投げがエスカレートして、おかずが残っている食器を投げることもあるようです。そんなときはけじめをつけて食事を終わりにしましょう。

片付けるときには子どもの顔を見て「食べているときに遊んだからもうおしまいね」と伝えて「ごちそうさま」を促します。「食べているときに遊んではいけない」と理解するまで続けるようにしましょう。

「途中で終わらせると、子どもが十分に食事ができていないのでは?」と思うママもいるかもしれませんが、遊び始めたときは、空腹が満たされて満足していることがほとんどです。

食べたくなくてスプーンを投げてしまうこともあるようなので、けじめをつけるためにも食事を終わらせるとよいですよ。

冷静に根気よく伝えよう

子どもがスプーンを投げると、ママはつい「ダメ!危ないでしょ」と怒ってしまいがちです。しかし怖い顔でどなっても、子どもの記憶には「怒られた」ことだけが残ってしまい、何に対して怒られたのかが理解できません。

2歳になるとある程度の会話もできるので、なぜダメなのか、どうすればよいのかを淡々と根気よく伝えるようにしましょう。

例えばスプーンを投げたとき、まずは「これは食べるときに使うものよ」「使わないときはここに置こうね」とスプーンの用途を伝えます。その上で「スプーンは投げるものではないよ」とやってはいけないことを伝えてください。

ただ、2歳児が理解するには時間がかかります。根気よく冷静に、何度も伝えることが大切です。
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