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スプーンを投げる我が家の2歳児!投げる原因からしつけの注意点まで

スプーンを投げる我が家の2歳児!投げる原因からしつけの注意点まで

スプーン投げへの対処法を行うときの注意点

大変でもスプーンは出しておこう

2歳ではまだスプーンがうまく使えない子どももいます。スプーンを持ちながら手づかみ食べをしたりスプーンで遊んでしまったりすることもありますね。

ママはそんな姿を見ると「まだスプーンは早い!?」「食事のときにスプーンがなければ投げずにすむのでは?」と思うかもしれません。しかし食卓にスプーンがあること自体が、今後きちんとスプーンを使った食事をするきっかけになるのです。

今は手づかみ食べをしていても、手指の動かし方が上手になると、食卓に準備されたスプーンに興味を持って使いたがるようになります。上手に使えるようになるには時間がかかるかもしれませんが、少しずつスプーンを使う経験を通して上手に食べられるようになっていきますよ。

子どもに注意するときは表現に気をつけよう

スプーンを投げる子どもに対して注意をするとき、子どもを否定するような言い方は控えましょう。否定されると子どもはかえってイライラが募り、暴れたり別のものを投げたりするかもしれません。

「人格」を否定する表現には特に注意が必要です。具体的には、子どもがスプーンを投げたときに「お行儀の悪い子ね!」のような言葉を使うと、子どもの人格を「悪い子」と否定する表現になってしまうので避けるようにしてください。

心がけたい表現が、行動の改善を促す言い方です。スプーンを投げたときはそのたびに「スプーンは投げるものではなく、ご飯を食べるものよ」と冷静に伝えることで、子どもは「スプーンは投げてはいけない」と徐々に理解します。

ママががんばりすぎないことも大切

多くのママは子どもの健やかな成長を願って、毎日がんばって食事を作ります。ただ、ママがしなくてはならないのは食事の支度だけではありませんね。がんばりすぎると疲れて笑顔を忘れてしまいがちです。

子どもが「食事は楽しい!おいしい!」と感じるには、ママの笑顔が大切です。笑顔は心に余裕がないと生まれません。心に余裕を持つためにも、ママはがんばりすぎず、ときには手を抜いてリラックスしてください。

がんばりすぎるママの特徴として自己肯定感が低いことが指摘されます。自己肯定感を上げるにはママ自身が普段のがんばりを自分で褒めたり、リラックスする自分を「余裕がある」と認めたりして自分を肯定的に受け止める考え方が大切です。

まとめ

2歳児がスプーンを投げる行為には特有の理由があるようです。やめさせるには子どもの気持ちを受け止めてあげ、ただ「ダメでしょ!」と叱るだけでなく、よく観察して理由を見つけてください。

子どもの気持ちを受け止めながら、根気よく冷静に「いけないこと」と伝えるうち、子どもは「スプーンを投げてはいけない」と理解することができますよ。

一方で、ママは子どものお世話にがんばりすぎるあまり、つい笑顔を忘れがちです。ママの笑顔は食事がおいしくなる大切な要素なので、心に余裕をもって子どもに接してください。
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