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幼児期の子どもが真似する理由は?対処法と気をつけたいこと

幼児期の子どもが真似する理由は?対処法と気をつけたいこと

すぐ真似する幼児期の育児で気をつけること

ママやパパの無意識な悪い言葉、態度

子どもは家庭での影響を受けて育ちます。

「やばい」という言葉の意味をアンケートで問うと「あやしい」「びっくりしている」「おもしろい」「楽しい」「おいしい」「感動している」「緊張している」「意味がわからない」など、たくさんの回答があったそうです。親がこれらの言葉を「やばい」で済ませると、子どもはすべて「やばい」と表現し、言葉を覚える機会をなくしてしまいます。

子どもを褒めるときに人と比べるのもよくありません。これを真似すると、自分よりできないと思う子をばかにするようになってしまいます。また、親が公共マナーを守らないと、子どもは親の態度が普通だと認識します。

親の無意識なよくない行動も、子どもは真似して身につけてしまうので気をつけましょう。

真似による誤飲や転倒転落などの事故

1~4歳児の一番多い死因は不慮の事故で、中でも分別のつかない1歳児の事故は一番多いのだそうです。

子どもは、大好きな家族が毎日やっていることを真似します。料理をするママの真似をしようと思って、包丁を手にして怪我をしてしまったり、パパがたばこを口に入れて吸っている姿を真似して、灰皿の吸い殻を食べてしまうことがあります。危ないものは子どもの手の届かないところに置きましょう。

また、中国では、アニメのシーンを真似した転落事故が立て続けに起こりました。人気アニメで傘を持って飛ぶシーンを真似してマンションの高層階から飛び降りてしまったのです。

このように、大人は絶対にやらないようなことでも、子どもは真似をする可能性があることを頭に入れておきましょう。

真似されたくないママの「マイナス思考」

乳幼児期の子どもは、ママが話すことから発想のしかたを学びます。ですから、ママの考え方がプラス思考かマイナス思考かによって子どもの思考も変わってきます。

問題にぶつかったとき、マイナス思考は「難題」、プラス思考は「チャレンジ」と捉えるため、問題への意識が変わってきます。子どもが「一緒にご飯作りたい」といったときに「まだ難しいから無理だよ」ではなく「これ混ぜてみる?」と簡単なことを一つでもよいのでお願いしてみましょう。うまくできなくても感謝の気持ちを伝えたり褒めたりすると、子どもは意欲的に新しいことにチャレンジすることを覚えます。

ママがプラス思考でいることを意識すれば、子どももプラス思考になり前向きな気持ちで生活できますよ。

まとめ

子どもが人の真似をする理由と、その対処法や気をつけることについて紹介しました。

子どもの成長は真似をすることから始まります。まずは子どもがいろいろ真似することをママが受け入れることが大切です。

また、子どもは本当に小さなことでも見て真似をします。子どもと長時間一緒にいるママはこのことを意識して、よくないと思う行動は普段からしないように気をつけて生活しましょう。

子どもの「真似する」という特徴を生かして、上手に子育てしていきましょうね。
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